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Windows 10でパーティションを誤って削除してしまった!失われたパーティションの復元方法を徹底解説

どれほど慎重にパソコンを扱っていても、思わぬトラブルは起こるものです。大切なファイルやフォルダがいつもの場所に見当たらず、青ざめた経験は誰にでもあるでしょう。たとえば作業中にうっかりパーティションを削除してしまい、そこに保存していた大事なデータへアクセスできなくなった――そんなとき、どうすればよいのでしょうか。

パーティションとは?その役割について

まず基本からおさらいしましょう。パーティションとは、1台のハードディスク(ドライブ)を論理的に複数の領域に分割する仕組みのことです。分割した領域には、システムファイルや各種データをそれぞれ割り当てることができます。

一般的なPCでは、少なくとも2つのパーティションが存在します。1つはOS(オペレーティングシステム)用、もう1つは写真・動画・音楽・ドキュメントなどのデータ保存用です。用途に応じて、さらに多くのパーティションを作成することも可能です。

パーティションが削除・消失する主な原因

ハードディスクのパーティションが失われる原因はさまざまです。代表的なものを以下に挙げます。

  1. OSのインストール時: 既存のパーティションを保持するかどうかの確認ダイアログで、誤って「保持しない」を選択してしまった。
  2. 再パーティション作業中: 新しいボリュームを作成するために、既存のパーティションを削除してしまった。
  3. 停電・電源障害: 突然の電源断により、パーティション情報に不具合が生じることがある。
  4. バッドセクター(不良セクタ): 不良セクターによってパーティションが破損し、「未割り当て領域」として表示されることがある。
  5. 誤操作による削除: ほんのひとつの誤操作で、パーティション全体を消去してしまうことがある。
  6. データ破損: ウイルス感染やディスク操作の不具合によってパーティションテーブルが破損し、パーティションが認識されなくなることがある。

Windows 10で失われたパーティションは復元できるのか?

結論から言えば、復元は十分可能です。

「パーティションを削除してしまったら二度と戻らない」と考えているユーザーは少なくありません。しかし実際には、いくつかの簡単な方法でWindows 10上の削除済みパーティションを復元できます。以下で具体的な手順を紹介します。

失われたパーティションを復元する方法

方法1:コマンドプロンプト(diskpart)を使用する

ステップ1:ディスクの管理で失われたパーティションを確認する

「Windows + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、「diskmgmt.msc」と入力してディスクの管理を起動します。削除されたパーティションは「未割り当て」領域として表示されます。

ステップ2:管理者としてコマンドプロンプトを実行する

「ファイル名を指定して実行」に「cmd」と入力し、「Ctrl + Shift + Enter」を同時に押すと、管理者権限でコマンドプロンプトが起動します。

ステップ3:「diskpart」コマンドを実行する

以下のコマンドを順番に入力していきます(すべて半角英数で入力してください)。

  • diskpart と入力してEnterキーを押す。
  • list disk と入力してEnterキーを押す。

すると、PCに接続されているすべてのディスクの一覧が表示されます。

  • select disk * と入力してEnter(*は対象のハードディスク番号に置き換える)
  • list volume と入力してEnterキーを押す。
  • select volume * と入力してEnter(*は失われたパーティションの番号に置き換える)
  • assign letter=* と入力してEnter(*は未使用のドライブ文字に置き換える)

コマンドプロンプトを終了し、失われたパーティションにアクセスできるかどうか確認してみましょう。

方法2:パーティション復元ソフトを使用する

より確実に復元したい場合は、専用ソフトの活用がおすすめです。EaseUS Partition Masterは、Windows 10で失われた・削除されたパーティションの復元に対応した定番ツールです。削除・フォーマット済みのパーティションだけでなく、不良セクターを含むパーティションや、破損・RAW状態になったパーティションの復元にも対応しています。

以下、復元の手順を見ていきましょう。

ステップ1: Windows 10 PCにEaseUS Partition Masterをインストールして起動します。

ステップ2: メイン画面上部にある「パーティション復元(Partition Recovery)」ボタンをクリックします。

ステップ3: 削除・消失したパーティションを検索したいハードディスクを選択します。

ステップ4: 「スキャン」をクリックすると、ソフトが失われたパーティションとデータを自動的に探し出します。

スキャンモードは2種類あります。

  • クイックスキャン: 最近失われた・削除されたパーティションを素早く効率的に検出します。
  • ディープスキャン: より以前に削除されたパーティションを詳しく検索します。

ステップ5: 検出された削除済みパーティションが一覧表示されるので、ダブルクリックして中身を確認できます。

ステップ6: 復元したいパーティションを選択し、「続行(Proceed)」をクリックします。

ステップ7: 「実行(Execute Operation)」ボタンをクリックし、「適用(Apply)」で確定すれば、パーティションの復元は完了です。

なお、EaseUS Partition MasterはMBR/GPTディスクやパーティションエラーの修復、パーティションの複製作成などにも活用できる多機能ツールです。

復元の成功率を高めるための注意点

失われたパーティションの復元に挑む前に、以下のポイントを必ず守りましょう。

  1. ハードディスクへの余計な書き込み操作はしない
  2. ディスクのフォーマットはしない
  3. パーティションテーブルの再構築機能は使わない
  4. 安全性と有効性が確認できない手動の方法は試さない
  5. 現在のパーティションテーブルに変更を加えない
  6. 失われたパーティションがあった領域に新しいパーティションを作成しない
  7. 信頼できるパーティション復元ソフトを選ぶ

パーティションを誤って削除しても、正しい知識と手順さえあればデータを取り戻せる可能性は十分にあります。焦らず、上記の方法を順番に試してみてください。

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