ポータブル版Windowsを実行するには?持ち運べるWindows環境の作り方を徹底解説
ノートパソコンを持ち歩かずに、自分のWindows環境をどこにでも持っていけたら便利だと思ったことはありませんか?実はそれ、可能なんです。HDMIデバイスやUSBドライブといったフラッシュ技術のおかげで、Windowsをポケットに入れて、どこへ行っても使うことができます。この記事では、Windowsを持ち運ぶためのさまざまな方法をご紹介します。
まずは、なぜポータブルWindowsが必要なのかを知りましょう
名前の通り「ポータブル(携帯用)」であることから、どこにでも簡単に持ち運べます。特に飛行機での移動では、荷物の重量が追加料金につながることもあります。Windows環境を持っていれば、画面・キーボード・マウスさえあれば生産性を維持できます。
ここからは、ポータブル版Windowsを実行するための具体的な方法をいくつかご紹介します。
方法1: Windows To Go機能

Windows To Go機能を使えば、WindowsのコピーをUSBメモリに書き込むことができます。その後、そのUSBドライブを任意のパソコンに挿入し、プライマリ起動デバイスとして使用できます。Windows To Goの最大の利点の一つは、Windowsの現在の状態を保存できることです。作業中の内容があれば、中断したところから再開できます。
この機能はWindows 10 EducationおよびWindows 10 Enterpriseで利用可能です。ただし、Windows 10 ProまたはHomeをお使いの場合は、この機能を使用できない点に注意しましょう。
方法2: Windows 10 Mobile向けContinuum

Windows 10 Mobileデバイスから切り替えたいけれど、OSをUSBフラッシュドライブにインストールしたくない場合は、Continuum機能が役立ちます。Nokia Lumia 950にはContinuum機能が搭載されており、Windows 10 PCとして動作させることができます。
Continuumは、接続先のデバイスに応じてスマートフォンのディスプレイ出力を切り替えるシステムです。選択肢は2つあり、スマートフォンとして使うか、ディスプレイとして使うかを選べます。Bluetoothでキーボードとマウスを接続し、ワイヤレスHDMIデバイスにスマートフォンをつなぎます。
接続すると、Windows PhoneがPCに早変わりします。Windowsデスクトップの標準画面が表示され、すべてのアプリとデータにアクセス可能です。さらに嬉しいことに、スマートフォンとして電話を受けることもできます。
方法3: EaseUS Todo Backup

Windows 10 ProまたはWindows 10 Homeをお使いの場合、Windowsをポータブル化するには、EaseUSのようなバックアップユーティリティが必要です。これはWindows To Go機能の代替として活躍します。
EaseUS Todo Backupはバックアップソフトウェアですが、USB上に起動可能なOSを作成する機能も備えています。現在のWindows環境のクローンを作成でき、必要なのは十分な容量のあるUSBデバイスだけです。
このツールはWindows 10、7、8など、すべてのバージョンのWindowsで動作します。無料版でもポータブルWindowsドライブを作成できます。ポータブルデバイスを作成する手順は以下の通りです。
- USBドライブをパソコンに接続します。
- EaseUS Todo Backupを起動します。
- 「システムクローン」を選択し、WindowsをインストールしたいUSBデバイスを指定します。事前に十分な空き容量があることを確認してください。
- 「詳細オプション」をクリックし、「ポータブルWindows USBドライブの作成」にチェックを入れます。
- 「OK」をクリックします。
クローンが作成され、USBドライブに書き込まれます。処理が完了したら、ドライブを安全に取り外せば完成です!
方法4: Intel Compute Stickとその類似製品

USBドライブ上にポータブルPCを自作する代わりに、既製品を購入するという選択肢もあります。Intelは2015年以降、Compute Stickを製造しています。Google ChromecastやAmazon Fire Stickと同じような小型スティック型デバイスですが、Windowsフルバージョンがプリインストールされているのが特徴です。
スティックを使用するには、ディスプレイのHDMIポートに差し込み、Bluetoothキーボードとマウスを接続するだけで準備完了です。
Intel Compute StickはUSBドライブとしても使用できるため、作成したデータを保存したり、後からアクセスしたりすることも可能です。同様の用途で使える他社製品も市場に多数登場しています。
まとめ
いつでもどこでも手軽に自分のコンピュータ環境にアクセスできれば、生産性の向上につながります。しかし、常にハードウェア一式を持ち歩くのは現実的ではありません。ポケットの中のWindows 10があれば、中断したところからすぐに作業を再開できます。上記のいずれかの方法を活用して、仕事終わりに全部荷造りする手間から解放されましょう。
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