Windows 10でWi-Fiネットワークをフィルターに追加・削除する方法|netshコマンド完全解説
Windows 10では、近隣にあるすべてのWi-Fiネットワークが自動的に表示されます。ただし、実際に接続できるのはパスワードを知っているネットワークだけです。周辺に多数のワイヤレスネットワークが存在する場合、一覧に不要なSSIDまでずらりと並んでしまい、見づらくなることがあります。
そこで便利なのが「フィルター機能」です。特定のWi-Fiネットワークをブロックリスト(拒否リスト)に登録すれば、表示されるネットワークのリストをすっきり整理でき、許可リスト(ホワイトリスト)に登録したネットワークだけを表示させることも可能です。この記事では、Windows 10のコマンドプロンプトを使って、Wi-Fiネットワークをフィルターに追加・削除する具体的な手順を詳しく解説します。
Windows 10でWi-Fiネットワークをフィルターに追加・削除する3つの方法
1. 特定のWi-Fiネットワークをブロックリストに追加する
不要なWi-Fiネットワークを個別に非表示にしたい場合は、そのネットワーク名(SSID)をフィルターリストに登録します。以下の手順に従ってください。
- スタートボタン付近のCortana検索ボックスに「CMD」と入力します。
- 検索結果の「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

- ユーザーアカウント制御(UAC)の画面が表示されたら、「はい」をクリックします。
- コマンドプロンプトのウィンドウに、次のコマンドを入力します。
netsh wlan add filter permission=block ssid="WLAN名" networktype=infrastructure

ポイント:「WLAN名」の部分には、ブロックしたいWi-Fiネットワークの名前(SSID)を入力してください。
- キーボードのEnterキーを押してコマンドを実行します。
- 正常に完了すると、下のスクリーンショットのようなメッセージが表示されます。

2. フィルターからWi-Fiネットワークを削除する
後からブロック設定を解除したい場合は、以下の手順でフィルターからネットワークを削除できます。
- Cortana検索ボックスに「CMD」と入力します。
- 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。

- ユーザーアカウント制御の画面で「はい」をクリックします。
- コマンドプロンプトに、次のコマンドを入力します。
netsh wlan delete filter permission=block ssid="WLAN名" networktype=infrastructure

ポイント:ここでも「WLAN名」には、ブロックを解除したいWi-Fiネットワーク名を指定します。
- Enterキーを押して実行します。
- 処理が完了すると、下の画像のような確認メッセージが表示されます。

3. 自分のWi-Fi以外のすべてのネットワークをブロックする
見知らぬWi-Fiネットワークを1つずつブロックするのは手間がかかります。そんなときは、自分が使うWi-Fiネットワークだけを許可リスト(ホワイトリスト)に登録し、それ以外のすべてのネットワークをまとめて拒否する方法がおすすめです。この設定を行うと、自分のWi-Fiのみ使用可能になり、その他のネットワークは自動的にブロックされます。
まず、自分のWi-Fiネットワークを許可リストに追加しましょう。以下の手順を実行します。
- Cortana検索ボックスに「CMD」と入力します。
- 「コマンドプロンプト」を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- ユーザーアカウント制御の画面で「はい」をクリックします。
- コマンドプロンプトに、次のコマンドを入力します。
netsh wlan add filter permission=allow ssid="WLAN名" networktype=infrastructure

ssid=" "の部分に、必ずご自身の「WLAN名(SSID)」を正確に入力してください。複数のWi-Fiネットワークを許可したい場合は、同じ手順を繰り返して追加していきます。
必要なネットワークをすべて許可リストに登録したら、次はそれ以外の見知らぬWi-Fiネットワークを一括でブロックします。コマンドプロンプトに以下のコマンドを入力してください。
netsh wlan add filter permission=denyall networktype=infrastructure
入力後、Enterキーを押して実行します。

後ですべてのブロックを解除したくなった場合は、次のコマンドを実行するだけでOKです。
netsh wlan delete filter permission=denyall networktype=infrastructure
注意:見知らぬWi-Fiネットワークをすべてブロックしている間は、カフェや駅などの公衆無線LAN(フリーWi-Fi)にも接続できなくなりますのでご注意ください。
また、現在登録されているフィルターの一覧を確認したいときは、以下のコマンドを使用します。
netsh wlan show filters
コマンドを実行すると、Windows 10に登録済みの許可リスト・ブロックリストに含まれるすべてのWi-Fiネットワークが表示されます。

まとめ:Windows 10のWi-Fiフィルター機能を活用しよう
以上、Windows 10でnetshコマンドを使ってWi-Fiネットワークをフィルターに追加・削除する方法をご紹介しました。不要なネットワークをブロックリストに入れたり、自宅のWi-Fiだけを許可リストに登録したりすることで、接続先リストを常に整然とした状態に保てます。ぜひ本記事の手順を参考に、快適なWi-Fi環境を構築してみてください。この記事が役に立ったら、SNS(Facebook・Instagram・YouTube)でのシェアや、コメント欄でのフィードバックもお待ちしています。
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