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知られざるビットコインの驚きの事実9選|サトシ・ナカモトの謎からFBIの保有額まで

ネット上には、技術的な解説から面白い雑学まで、ビットコインに関する記事が数多く存在します。今回は、あまり知られていないビットコインの興味深い事実を9つ厳選してご紹介します。それでは早速、順番に見ていきましょう。

1. 本物のサトシ・ナカモトは誰なのか?

「サトシ・ナカモト」という名前には、今なお厚い秘密のベールがかけられています。このペンネームの裏にいる本当の人物が誰なのか、誰も確かなことを知りません。初期のホワイトペーパーが公開された時間帯、文章のスタイル、書かれたコードの特徴などを分析し、その出自の手がかりを探る調査が続けられてきました。ビットコイン、ひいてはそれを支えるブロックチェーン技術を生み出した伝説の人物だと名乗りを上げた者も少なくありません。

オーストラリアの実業家にして億万長者のクレイグ・ライト氏もその一人でした。しかし彼は、疑いを完全に払拭するための決定的な証明——本物のサトシが生成したジェネシスブロック(最初のブロック)への暗号署名——を行うことができませんでした。結局は詐欺師と呼ばれる羽目になりましたが、少なくともメディアの注目と書籍の出版契約という「お土産」は手に入れたのです。

2. ビットコイン界で最も影響力のある人物は?

すぐにサトシ・ナカモトの名前を思い浮かべた方もいるかもしれません。しかし答えは違います。それは「ビットコイン・サイン・ガイ(Bitcoin Sign Guy)」。ご存じない方のために紹介すると、彼はFRB(米連邦準備制度理事会)のジャネット・イエレン議長が全国テレビで中継される場に現れ、「Buy Bitcoin(ビットコインを買え)」と書かれたメモ帳を掲げて一躍有名になった人物です。

国家の枠組みにとらわれない通貨をあの場でアピールするには、並大抵の度胸では済みません。この勇敢な行動に対し、TwitterをはじめとするSNSでは支持の声が殺到しました。彼の友人がウォレットを作成して支援金を募ったところ、1万6,000ドル以上が集まっています。ビットコインコミュニティ全体が彼をヒーローとして讃えています。

3. ビットコインは禁止できない!

政府や中央銀行が何と言おうと、「ビットコインは禁止できません」。ビットコインへの敵意は、従来の銀行システムの管轄外で機能するからこそ生まれるものです。ビットコインは根本的な設計思想の上に成り立っており、時代や技術の進展に合わせて調整は可能でも、完全な禁止は不可能です。

インターネット接続とビットコインウォレットさえあれば、誰でも取引に参加できます。「禁止した」と主張する国々や対応を決めかねている国々が本当に恐れているのは、ビットコインが市民にもたらす金融上の独立性なのです。マイニングも取引も自由。その権利を奪うことは、誰にもできません。

4. ビットコインは追跡できる

多くの「専門家」がビットコインの匿名性を強調しますが、見落とされがちな重要な事実があります。それは、送金履歴をたどればウォレットまで特定できる可能性があるということです。ダークウェブ市場「シルクロード」事件では、捜査当局はブロックチェーンの記録を大きな味方としました。検察側はホワイトハットハッカー(倫理的ハッカー)を雇い、シルクロード関係者が使用していたウォレットまでビットコインの流れを追跡したのです。

あまり知られていませんが、すべてのビットコイン取引は公開のブロックチェーンに記録されており、研究者は任意の時点における各アカウントの保有量を容易に確認できます。次に「ビットコインなら怪しい取引もバレない」という人に出会ったら、悪名高いシルクロードがこの仕組みによって崩壊したことを思い出させてあげましょう。

5. 世界有数のビットコイン保有者はFBI!

2009年に約100万BTCを採掘したと噂されるサトシ本人に次いで、押収分としてはFBI(米連邦捜査局)が合計17万4000BTCという膨大な量のビットコインを保有しています。これはシルクロードの麻薬取引組織を摘発した際のもので、14万4000BTCが入ったウォレット1つと、さらに3万BTCが入った別のウォレットから押収されました。公開時点でこの記録的な量のビットコインは約24億ドルの価値に相当していました。

6. 放棄されたビットコインたち

ビットコインには発行上限があることも見逃せません。ビットコインブームに乗る人が増える一方で、秘密鍵を紛失したり、バックアップなしにウォレットから締め出されたりする人も急増しています。その結果、すでに採掘されたビットコインの実に45%がどこかのブロックチェーン上で放置され、誰もアクセスできない状態にあると言われています。これこそがブロックチェーン技術の美しさであり、同時に弱点でもあります。

亡くなった方が、家族にビットコインを引き継ぐことなく逝ってしまったケースもあります。法制度がどれだけ遺族に寄り添おうとも、ウォレットを解錠できる技術やスーパーコンピュータは存在しないため、遺族はどうすることもできません。

7. ビットコイン鬱:現実に存在する心理的負担

ビットコインのように変動の激しい資産を保有することは、メンタルヘルスに深刻な影響を及ぼしかねません。「ビットコイン後悔(Bitcoin Regret)」は、ひとつの心理状態として研究対象になるほどです。「今頃ビットコインで億り人になっていたはずなのに」という思いに苦しむ状態で、その原因はさまざまです。

  • 売るのが早すぎた
  • 買うのが遅すぎた
  • 友人のアドバイスを無視した
  • ウォレットが入ったハードディスクを失くした
  • フェザーコイン(Feathercoin:ビットコインの代替として登場した暗号資産)に全額をつぎ込んだ
  • ウォレットの鍵を忘れてしまった

ようこそ、同じ悩みを持つ仲間へ。あなたは決して一人ではありません。何らかの形で「ビットコイン後悔」を抱える人は急増しており、深刻な鬱状態に陥ったトレーダーの悲しい報告例すらあります。24時間休みなく動くオンラインマーケットは、「乗り遅れるかもしれない」という恐怖(FOMO)から5分おきにスマホを確認してしまう投資家の不安をさらに煽ります。心配事が頭から離れないと感じたら、ためらわず専門家の助けを求めてください。

8. ビットコインあるある:独自スラングの世界

ビットコインコミュニティは、独自の言語文化を発達させてきました。プログラミング言語ではなく、スラングです。代表的なものをご紹介します。

  1. Hodl(ホドル)=「Hold On for Dear Life(死守する)」の意。長期間売らずに持ち続けること
  2. FOMO=「Fear Of Missing Out(取り残される恐怖)」。最新情報や価格変動を逃すことを常に恐れる不安状態
  3. Moon / To the Moon=価格が月まで届くほど高騰すること。コミュニティの楽観ムードを象徴する言葉
  4. Rekt(レクト)=「wrecked(破壊された)」の短縮形。価格暴落で投資家が大損を被る様子を表す表現

これらのスラングを覚えてしまえば、あなたも立派なコミュニティの一員です。

9. ビットコインは環境に優しいのか?

ビットコインは意外にも「グリーン(環境配慮型)な通貨」と語られることがあります。マイニング用コンピュータが莫大な電力を消費するという話題は頻繁に取り上げられますが、法定通貨の発行・管理・輸送にかかるエネルギーと比較すれば、規模はずっと小さいという指摘もあります。ただし、単純に「環境に優しい通貨」と断言するのは言い過ぎかもしれません。

暗号資産を取り巻く技術が進歩すれば、マイニングの消費電力も今後下がっていくと期待されます。将来的には、世界的規模で最も効率的な取引手段のひとつになる可能性を秘めているのです。

以上、ビットコインに関する9つの興味深い事実でした。気になった項目はありましたか?ご意見があれば、ぜひコメント欄でお聞かせください。

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