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Windows 10でポート転送(ポートフォワーディング)を設定する方法

Windows 10には、ポート転送(ポートフォワーディング)機能が標準で搭載されています。ただし、この機能は「設定」アプリの画面には表示されておらず、コマンド操作でのみ利用可能です。ポート転送を活用すれば、ネットワーク上のリソースをまるでローカルマシン上で動作しているかのようにアクセスできるため、LAN(ローカルエリアネットワーク)環境での作業やWebサーバー開発の際に非常に便利です。

本記事では、実際にポート転送ルールを追加する手順を詳しく解説します。例として、「https://127.0.0.1:9000」へのアクセスを「https://192.168.0.10:80」へ転送するルールを作成します。設定後は、ブラウザで「https://127.0.0.1:9000」にアクセスするだけで、「https://192.168.0.10:80」に直接アクセスした場合と同じ内容を表示できるようになります。

Windows 10でポート転送(ポートフォワーディング)を設定する方法

管理者としてコマンドプロンプトを起動する

ポート転送ルールの追加にはコマンドプロンプトを使用します。管理者権限が必要なため、まずスタートメニューに「cmd」と入力してください。検索結果の最初の項目を「Ctrl」キーと「Shift」キーを押しながらクリックすると、コマンドプロンプトが管理者として起動します。

netshコマンドでポート転送ルールを追加する

次に、「netsh」コマンドを使ってポート転送ルールを設定します。コマンドはやや長くなりますが、以下のとおり正確に入力してください。

netsh interface portproxy add v4tov4 listenaddress=127.0.0.1 listenport=9000 connectaddress=192.168.0.10 connectport=80

Windows 10でポート転送(ポートフォワーディング)を設定する方法

「listenaddress」「listenport」「connectaddress」「connectport」に指定した値が、先ほど説明した内容と対応していることに注目してください。実際にルールを追加する際は、ご自身の環境に合わせてこれらの値を変更する必要があります。たとえば、IPアドレス「192.168.0.1」のデバイスのポート8888へ転送したい場合は、「connectaddress」に192.168.0.1を、「connectport」に8888をそれぞれ指定します。

Enterキーを押すと、ルールは即座に追加され、すぐに有効になります。ブラウザでリッスン側のアドレスとポートにアクセスし、接続先(connect)のアドレスとポートから配信されているコンテンツが表示されれば成功です。

ポート転送ルールを削除する方法

不要になったルールを削除する場合は、再び管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

Windows 10でポート転送(ポートフォワーディング)を設定する方法

netsh interface portproxy delete v4tov4 listenaddress=127.0.0.1 listenport=9000

ここでも、削除対象のリッスンアドレスとポート番号は、実際に使用している値に合わせて変更してください。コマンド実行後、ルールは即座に削除され、以降のネットワークリクエストには適用されなくなります。

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