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Windows 10でブルースクリーン(BSoD)を意図的に発生させる2つの方法

ブルースクリーン・オブ・デス(BSoD)、いわゆる「ストップエラー」は、Windows 10 PCがシステムクラッシュを起こした際に表示されるエラー画面です。なお、Windows Insiderプログラムに参加してプレビュービルドを使用している場合は、緑色の画面「グリーン スクリーン オブ デス(GSoD)」が表示されます。BSoDは基本的に良い知らせではないため、誰も見たくない画面ですが、あえて発生させたいケースもあります。例えば、BSoD発生後にPCがどのように復旧するかを確認したい場合や、開発者がアプリケーションがシステムクラッシュ時にどう動作するかをテストしたい場合などです。

意外に思われるかもしれませんが、実はMicrosoft自身が、キーボードショートカットでBSoDを強制的に発生させるためのレジストリ設定手順を公開しています。この記事では、Windows 10でBSoDをオンデマンドで発生させる方法を詳しく解説します。

Windows 10でブルースクリーン(BSoD)を意図的に発生させる2つの方法

作業前の注意点

作業を始める前に、重要な警告をお伝えします。レジストリの編集を誤ると、Windows 10 PCに修復不可能な深刻なエラーが発生する可能性があります。以下の手順を実行する前に、必ずPCのバックアップを作成してください。

また、この方法はScroll Lockキーを搭載したPS/2またはUSBキーボードを使用しているWindows 10 PCでのみ機能します。ノートパソコンなどScroll Lockキーがない環境では、後述のコマンドプロンプトを使う方法をご利用ください。

方法1:レジストリを編集してキーボードショートカットを有効化する

以下の10ステップに従って設定を行います。

  1. Windows 10の検索バーに「Regedit」と入力します。
  2. 「レジストリ エディター」が表示されたら、「管理者として実行」をクリックします。
  3. 次のパスへ移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\kbdhid\Parameters
  4. 右側のパネルで右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択します。Windows 10でブルースクリーン(BSoD)を意図的に発生させる2つの方法
  5. 新しいDWORD値の名前を「CrashOnCtrlScroll」に変更し、Enterキーを押します。
  6. CrashOnCtrlScroll」をダブルクリックし、値のデータを16進数で「0」から「1」に変更します。Windows 10でブルースクリーン(BSoD)を意図的に発生させる2つの方法
  7. 「OK」をクリックして変更を確定します。
  8. 次に、以下のパスへ移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\i8042prt\Parameters
  9. 手順4〜7と同じ操作を繰り返します。
  10. 新しいレジストリ設定を適用するために、PCを再起動します。

ショートカットを無効化するには

BSoDを発生させるキーボードショートカットを削除したい場合は、手順3と手順8のパスに再度移動し、両方の場所から「CrashOnCtrlScroll」のDWORD値を削除するだけです。なお、同じ手順はWindows 7やWindows 8.1でも利用可能です。

BSoDの発生方法

設定が完了したら、右側のCtrlキーを押しながらScroll Lockキーを2回押すことで、意図的にBSoDを発生させられます。このキー操作により、Windows 10はKeBugCheckを強制実行し、0xE2エラーを生成してBSoD画面を表示します。画面には「MANUALLY_INITIATED_CRASH」(手動で開始されたクラッシュ)というメッセージが表示されます。同時にクラッシュダンプファイルも作成・保存されるため、後からデバッグに活用することも可能です。

方法2:コマンドプロンプトでBSoDを発生させる

レジストリを編集したくない方には、コマンドプロンプトを使うより手軽な方法があります。こちらは設定不要で、短時間で実行できます。手順は以下の3ステップです。

  1. コマンドプロンプトを開き、「管理者として実行」を選択します。
  2. 次のコマンドを入力します:TASKKILL /IM svchost.exe /F
  3. Enterキーを押します。

Enterキーを押すと、すぐにBSoD(またはGSoD)のエラー画面が表示されます。これは、入力したコマンドがWindows 10の正常な動作に不可欠な重要プロセス「svchost.exe」を強制終了させるためです。

注意点として、TASKKILLコマンドはWindows 10 Homeエディションでは使用できません。Home版の場合は、代わりにTSKILLコマンドを使用してください。

わざわざBSoDを発生させる理由とは?

「わざわざPCをクラッシュさせる必要があるのか」と疑問に思う方も多いでしょう。しかし、実際にはいくつかの実用的な用途があります。

まず、自作PCなどカスタムハードウェア構成のWindows 10 PCで問題が発生した際、開発者がその根本原因を調査するためにBSoDを利用することがあります。また、アプリケーションが予期しない再起動後にどれほど耐性を持つかをテストする目的で、意図的にBSoDを発生させるケースもあります。もちろん、友人や家族へのいたずらとして使うのも一つの楽しみ方かもしれません。

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