Windows 10でフォントを変更する方法|レジストリ編集による手順を解説
Windows 10には、システム全体のフォントを変更できる設定項目が用意されていません。しかし、Windowsレジストリを編集することで、既定のフォントを好みのものに変更することが可能です。この記事では、標準搭載のメモ帳アプリを使って、短時間でフォントを変更する方法をわかりやすく解説します。
Windowsレジストリを編集してフォントを変更する手順
以下の手順に従って、Windows 10のフォントを変更しましょう。
Windowsの検索機能で「フォント設定」と検索して開きます。インストール済みのフォント一覧が表示されます。
既定として使用したいフォント名を、正確にメモしておきます。
ここで重要なのは正確さです。フォント名が「フォント設定」画面の表記(スペースや大文字・小文字の違いも含む)と1文字でも異なると、レジストリの編集が正常に機能しないことがあります。
メモ帳アプリを開きます。
以下のコードをコピーして、メモ帳に貼り付けます。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts]
"Segoe UI (TrueType)"=""
"Segoe UI Bold (TrueType)"=""
"Segoe UI Bold Italic (TrueType)"=""
"Segoe UI Italic (TrueType)"=""
"Segoe UI Light (TrueType)"=""
"Segoe UI Semibold (TrueType)"=""
"Segoe UI Symbol (TrueType)"=""
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontSubstitutes]
"Segoe UI"="新しいフォント名"レジストリの編集は、Windowsの動作が不安定になる原因となる場合があります。作業の前に、必ず最新のバックアップを作成しておくことをおすすめします。
貼り付けたコードの最終行にある「新しいフォント名」の部分を、実際に使用したいフォント名に書き換えます。前後の引用符はそのまま残してください。下のスクリーンショットでは「Californian FB」に変更しています。
「ファイル」>「名前を付けて保存」をクリックします。ファイルを保存するためのエクスプローラーウィンドウが開きます。
「ファイルの種類」の横にあるドロップダウンを開き、「テキスト文書 (*.txt)」から「すべてのファイル」に変更します。
「ファイル名」欄に任意の名前を入力します。ファイル名自体は自由ですが、必ず拡張子「.reg」で終わる必要があります。例として、スクリーンショットでは「californian-fb-font-change.reg」という名前を付けています。
「保存」をクリックします。
エクスプローラーを開き、先ほど保存した.regファイルがある場所へ移動します。
.regファイルをダブルクリックします。
レジストリの編集によってエラーが発生する可能性がある旨の警告が表示されるので、「はい」をクリックします。
完了の確認メッセージが表示されたら、「OK」をクリックします。
パソコンを再起動します。
Windowsの再起動後、フォントの変更が反映されます。
Windows 10のフォント変更における制限
この方法でWindows 10のほとんどのフォントは変更できますが、すべてが対象になるわけではありません。スタートメニューなど、一部のインターフェース要素はフォントが変化しないことがあります。こうしたフォントは、このバージョンのWindowsでは変更できません。
また、変更後にテキストの表示に不具合が生じるケースもあります。幸い、こうした不具合はそれほど頻繁に起こるものではありませんが、残念ながら修正は難しいのが実情です。
Windows 10のフォントをデフォルトに戻す方法
フォントを初期状態に戻したい場合も、同じくレジストリ編集で対応できます。上記の手順3から操作をやり直し、手順4で貼り付けるコードの代わりに、以下のテキストを使用してください。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Fonts]
"Segoe UI (TrueType)"="segoeui.ttf"
"Segoe UI Black (TrueType)"="seguibl.ttf"
"Segoe UI Black Italic (TrueType)"="seguibli.ttf"
"Segoe UI Bold (TrueType)"="segoeuib.ttf"
"Segoe UI Bold Italic (TrueType)"="segoeuiz.ttf"
"Segoe UI Emoji (TrueType)"="seguiemj.ttf"
"Segoe UI Historic (TrueType)"="seguihis.ttf"
"Segoe UI Italic (TrueType)"="segoeuii.ttf"
"Segoe UI Light (TrueType)"="segoeuil.ttf"
"Segoe UI Light Italic (TrueType)"="seguili.ttf"
"Segoe UI Semibold (TrueType)"="seguisb.ttf"
"Segoe UI Semibold Italic (TrueType)"="seguisbi.ttf"
"Segoe UI Semilight (TrueType)"="segoeuisl.ttf"
"Segoe UI Semilight Italic (TrueType)"="seguisli.ttf"
"Segoe UI Symbol (TrueType)"="seguisym.ttf"
"Segoe MDL2 Assets (TrueType)"="segmdl2.ttf"
"Segoe Print (TrueType)"="segoepr.ttf"
"Segoe Print Bold (TrueType)"="segoeprb.ttf"
"Segoe Script (TrueType)"="segoesc.ttf"
"Segoe Script Bold (TrueType)"="segoescb.ttf"
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontSubstitutes]
"Segoe UI"=-
このコードを実行すれば、Windows 10全体で既定の「Segoe UI」フォントが復元されます。
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