Windows 10で「スライドしてシャットダウン」を使う方法|ショートカットキー設定手順を解説
Windows 10のタブレットやスマートフォンには、「スライドしてシャットダウン(Slide to shut down)」というインターフェースが搭載されています。電源ボタンを長押しすると自動的に表示されるこの画面では、オーバーレイを下にスワイプするだけで、素早くデバイスの電源を切ることができます。
ただし、タッチスクリーンと物理的な電源ボタンを備えたデバイスでなければ、この画面を目にする機会はほとんどありません。通常のWindowsの電源オプションには表示されず、有効化するための組み込み設定も存在しないためです。とはいえ、マウス操作でもこの機能は利用可能です。シャットダウンの選択肢をもうひとつ増やしたい方には便利な機能といえるでしょう。本記事では、ハードウェア要件を満たしているかどうかにかかわらず、あらゆるデバイスで「スライドしてシャットダウン」を使えるように、ショートカットキーを割り当てる方法をご紹介します。
「スライドしてシャットダウン」は専用プログラムで起動できる

実は、この画面は「SlideToShutDown.exe」という専用プログラムによって提供されています。つまり、このプログラムを起動するだけで、インターフェースを呼び出せるのです。ファイルはWindowsのSystem32フォルダ内にあるため、スタートメニューに「SlideToShutDown」と直接入力すれば、検索して実行できます。
しかし、頻繁に使うのであれば、毎回名前を入力するのは面倒です。そこでおすすめなのが、デスクトップにプログラムへのショートカットを作成し、キーボードショートカットを割り当てる方法です。これにより、Windows上のどこからでもこのインターフェースを呼び出せるようになります。
デスクトップにショートカットを作成する手順

1. System32フォルダを開く
まず、スタートメニューに「ファイル名を指定して実行」と入力してユーティリティを起動します。表示されたボックスに「system32」(引用符は不要)と入力し、Enterキーを押しましょう。エクスプローラーでSystem32フォルダが開きます。このディレクトリにはWindowsの重要なシステムファイルが数千個格納されているため、ファイルの移動や削除などは絶対に行わないよう注意してください。

2. ショートカットをデスクトップへ送る
フォルダ内をスクロールするか、検索機能を使って「SlideToShutDown.exe」を見つけます。次に、ファイルを右クリックし、「送る」>「デスクトップ(ショートカットを作成)」を選択してください。これで、新しいデスクトップショートカットから「スライドしてシャットダウン」画面を呼び出せるようになります。

キーボードショートカットを割り当てる
最後に、作成したショートカットにキーボードショートカットを割り当てます。デスクトップ上のショートカットを右クリックして「プロパティ」を選択し、「ショートカットキー」の入力欄で任意のキーの組み合わせを押してください。ここでは例として「Ctrl + Alt + S」を使用していますが、自分にとって使いやすいキーを自由に設定できます。入力したら「適用」をクリックし、「OK」でプロパティウィンドウを閉じましょう。
これで、いつでもショートカットキーを使って「スライドしてシャットダウン」画面を表示できるようになります。実際に「Ctrl + Alt + S」を押すと、Windows上のどの場面からでもオーバーレイが起動します。あとは画面をクリックまたはタップして下方向にドラッグすれば、Windows Phoneやタブレットと同じ感覚でデバイスの電源を切ることができます。
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