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【Windows】TaskListコマンドで全プロセス一覧をテキストファイルに保存する方法

多くの人はパソコンを最大限に活用しようとしますが、その過程でコンピューターに何らかの問題が発生することは珍しくありません。こうした問題は、パソコン全体のパフォーマンス低下につながったり、タスクの実行環境を不安定にしたりする原因となります。トラブルの原因を探るとき、多くのユーザーはまずタスクマネージャーのプロセス一覧を確認します。さらに上級者の中には、Process ExplorerTaskSchedulerView といったサードパーティ製ツールを活用する人もいます。これらは標準機能にはない追加機能を備えており、トラブルシューティングを効率的に行えるためです。

しかし、プロセスの一覧を他の人と共有して、不審な動作がないかチェックしてもらいたい場面では、意外と手こずることがあります。そこで役立つのが、MicrosoftがWindowsに標準搭載している TaskList コマンドです。このツールを使えば、実行中のプロセス一覧をテキストファイルに保存したり、コマンドプロンプト上で直接表示したりできます。

本記事では、基本的な使い方に加え、条件を指定してプロセスを絞り込むフィルタリング機能など、便利な応用テクニックも詳しく解説します。

TaskListでWindowsのプロセス一覧をテキストファイルに保存する手順

TaskListは、ローカルコンピューターまたはリモートコンピューター上で現在実行中のプロセスの一覧を表示できるコマンドラインツールです。

まず、コマンドプロンプトを開きましょう。スタートメニューの検索ボックスで「cmd」または「コマンドプロンプト」と入力して起動するか、WINKEY + X キーを押してメニューから「コマンドプロンプト」を選択します。なお、この操作に管理者権限は必要ありません。

続いて、tasklist と入力してEnterキーを押します。すると、実行中のすべてのタスクが、プロセス名、プロセスID(PID)、セッション名、セッション番号、メモリ使用量とともに一覧表示されます。

【Windows】TaskListコマンドで全プロセス一覧をテキストファイルに保存する方法

コマンドプロンプト内で縦方向にスクロールすれば、表示された全プロセスを確認できます。

次に、この一覧を他の人と共有したいときや、後日の参考のために記録しておきたいときの方法を紹介します。

その場合は、以下のコマンドを入力してください。

tasklist > D:\ListOfProcesses.txt

このコマンドは「tasklist > <保存先パス>」という構成になっています。

注意点として、管理者権限でコマンドプロンプトを実行していない場合、C:\ドライブ(OSがインストールされたシステムパーティション)にはファイルを保存できませんのでご留意ください。

【Windows】TaskListコマンドで全プロセス一覧をテキストファイルに保存する方法

保存形式はTXTだけでなく、複数のフォーマットに対応しています。たとえば tasklist /fo csv コマンドを使えば、プロセス一覧をカンマ区切り(CSV)形式で出力でき、Excelなどでの加工にも便利です。

フィルタリングオプションで必要なプロセスだけを抽出する

場合によっては、TXTファイルに保存する内容を絞り込みたいこともあるでしょう。「一定のメモリ使用量を超えるプロセスだけ見たい」「プロセスIDが500以上のものだけ確認したい」といったニーズにも、TaskListは柔軟に対応できます。

以下に、大量のタスク一覧から目的の情報を抽出するために使える代表的なコマンドを紹介します。

  • tasklist /fi "USERNAME eq Ayush": ユーザー名「Ayush」のもとで実行されているプロセスのみを抽出します。
  • tasklist /fi "USERNAME ne NT AUTHORITY\\SYSTEM" /fi "STATUS eq running": システムアカウント以外で現在実行中のプロセスを抽出します。
  • tasklist /fi "MODULES eq ac*": 「ac」で始まる名前のDLLを読み込んでいるプロセスを抽出します。
  • tasklist /fi "PID gt 500": プロセスIDが500より大きいプロセスを抽出します。
  • tasklist /fi "MEMUSAGE gt 2048": メモリ使用量が2MBを超えるプロセスを抽出します。

さらに、これらのフィルタリングコマンドは他のパラメータと組み合わせることで、より高度な絞り込みも可能です。たとえば、次のように使えます。

tasklist /s BasementComp /svc /fi "MEMUSAGE gt 2048

このコマンドを実行すると、リモートコンピューター「BasementComp」上で、2MBを超えるRAMを使用しているすべてのプロセスを一覧表示できます。また、どのフィルタリングコマンドでも、末尾に「> <保存先パス>」を付け加えるだけで、絞り込んだ結果をそのままTXTファイルに保存できます。

TaskListの詳細な仕様については、Microsoft公式ドキュメント(Microsoft Docs)で確認できます。

【Windows】TaskListコマンドで全プロセス一覧をテキストファイルに保存する方法
  1. Windows 10のPowerShellでファイルを圧縮・解凍する方法【コマンド実例付き】

    ZIP機能を使うと、ファイルとその関連設定を1つのファイルにまとめて、容量を小さく圧縮できます。こうして作成したZIPファイルは、メールやその他のファイル共有サービスを通じて、簡単に他の人へ送信できるのが大きなメリットです。 ZIP圧縮といえば、WinRARや7-Zipといった専用ソフトを使うのが一般的ですが、実はWindowsに標準搭載されているPowerShellでも、追加ソフトなしでファイルの圧縮・解凍が可能です。この記事では、その具体的な手順をわかりやすく解説します。 関連記事:WindowsとMacでファイルを圧縮する方法 PowerShellでファイルをZIP圧縮する方法 まずは、

  2. Windowsで実行中のプロセス一覧を保存する方法【コマンドプロンプト・PowerShell対応】

    Windowsのタスクマネージャーを開けば、PC上で現在動作しているすべてのタスクを確認できます。しかし、タスクマネージャーには、実行中のプロセス一覧をファイルとして保存する機能がありません。トラブルシューティングの資料として残したい場合や、後から比較・確認したい場合には不便です。幸い、コマンドプロンプトやPowerShellを使えば、誰でも簡単にプロセス一覧をテキストファイルとして書き出せます。 PCのプロセス一覧をエクスポートする最大の目的は、トラブルシューティングです。タスクマネージャーではリアルタイムでの監視しかできませんが、サポート担当者や第三者に状況を伝える際には、プロセスの一覧を