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Windows 10のデフラグコマンド徹底解説!覚えておきたいオプションとコマンドラインスイッチ一覧

Windows 10/8/7に搭載されている「ディスク デフラグ ツール」は、Windows Vista以前のものと比べて多くの追加オプションが利用できるようになっています。特にコマンドライン版(defrag.exe)には便利なスイッチが数多く用意されており、GUIからは実行できない柔軟なデフラグやドライブの最適化が可能です。

デフラグのコマンドラインスイッチを確認する方法

まず、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。スタートメニューで「cmd」と検索し、「コマンド プロンプト」を右クリックして「管理者として実行」を選択してください。

次に、Defrag /? と入力してEnterキーを押しましょう。利用可能なすべてのデフラグオプションとコマンドラインスイッチの一覧が表示されます。

Windows 10のデフラグコマンド徹底解説!覚えておきたいオプションとコマンドラインスイッチ一覧

Defragコマンドの主なスイッチ一覧

スイッチ説明
/A指定したボリュームの分析を実行します。
/Cすべてのボリュームに対して操作を実行します。
/D従来型のデフラグを実行します(既定の動作)。
/E指定したボリュームを除くすべてのボリュームに対して操作を実行します。
/H通常の優先度で操作を実行します(既定は低優先度)。
/K指定したボリュームのスラブ統合(スラブ コンソリデーション)を実行します。
/L指定したボリュームの再トリム(Retrim)を実行します。
/M各ボリュームに対して、バックグラウンドで並列に操作を実行します。
/Oメディアの種類ごとに適切な最適化を実行します。
/T指定したボリューム上で進行中の操作を追跡します。
/U操作の進行状況を画面に出力します。
/V断片化の統計情報を含む詳細な出力を表示します。
/X指定したボリュームの空き領域の統合を実行します。

実行例:複数のスイッチを組み合わせる

これらのスイッチは組み合わせて使うことができます。たとえば、コマンドプロンプトで「defrag /C /H /M」と入力して実行すると、すべてのボリュームに対して、通常より高い優先度で、並列処理によるデフラグが実行されます。

また、「defrag C: /A /U /V」のように入力すれば、Cドライブの断片化状態を分析しながら、進行状況と詳細な統計情報を画面に表示できます。定期的なメンテナンスの前に、まず「/A」で分析を行い、断片化の程度を確認してから最適化を実行するのがおすすめです。

SSDを使用している場合の注意点

SSDでは従来型のデフラグは基本的に不要です。「/O」スイッチを使うと、メディアの種類に応じた適切な最適化が自動的に行われ、SSDであればTRIMコマンドの送信などの処理が選択されます。HDDにはデフラグ、SSDには再トリムといったように、ドライブごとに最適な処理が実行されるため、両者が混在する環境でも安心して利用できます。

Windows標準機能だけでも十分にディスクメンテナンスは可能ですが、さらに多機能な処理を求める場合は、無料で使えるサードパーティ製のデフラグソフトを検討してみるのもよいでしょう。

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