ワークグループ環境でWindowsのローカル管理者アカウントを有効化する手順
以前、ワークグループ(WorkGroup)モードのWindowsでユーザーの操作履歴を追跡する方法についてご紹介しました。今回は、ローカル管理者アカウントがデフォルトで無効になっているという点に注目します。これはワークグループモード特有の仕様です。ワークグループモードでの設定は、Active Directoryドメイン環境とは異なるため、Windows 11/10やWindows 8.1/8(Enterprise/Pro)でビルトイン管理者アカウントを有効にするには、別の手順が必要になります。
管理者アカウントは、システム上のすべての操作を管理するために最上位に位置する重要なアカウントです。しかし、ローカル管理者アカウントは初期状態で無効化されているため、有効にするには「Administrators」グループに所属するユーザーでログオンする必要があります。そのユーザーであれば、以下の手順に従って簡単にビルトイン管理者アカウントを有効化できます。
ワークグループモードでローカル管理者アカウントを有効にする方法
手順1:ローカルユーザーとグループを開く
Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、lusrmgr.msc と入力して Enter キーを押します。これにより「ローカル ユーザーとグループ」管理ツールが起動します。
手順2:Administratorアカウントのプロパティを開く
左側のペインから「ユーザー」を選択し、中央のペインに表示される「Administrator」を右クリックして「プロパティ」を選択します。
手順3:アカウント無効のチェックを外す
「Administrator のプロパティ」ウィンドウが表示されたら、「アカウントを無効にする」のチェックボックスをオフにします。その後、「適用」をクリックし、続けて「OK」をクリックして設定を保存します。
手順4:パスワードを設定する
再び「Administrator」を右クリックし、「パスワードの設定」を選択します。
警告画面が表示されたら、「続行」をクリックします。
手順5:強力なパスワードを入力する
最後に、推測されにくい強力なパスワードを入力して「OK」をクリックします。大文字・小文字・数字・記号を組み合わせた12文字以上のパスワードを設定することをおすすめします。
以上の手順で、ビルトイン管理者アカウントが有効になり、実際に使用できる状態になります。なお、システム構成に変更を加えた場合は、必ずシステム管理者にその旨を伝えておきましょう。セキュリティポリシーとの整合性を保つためにも、変更内容の共有は重要です。
この記事が皆さんのお役に立てば幸いです!
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