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Windows 10で「Microsoftアカウントがローカルアカウントに変更されませんでした」エラー(0x80070057など)を解決する方法

Windows 10でMicrosoftアカウントからローカルアカウントへ切り替える際に、0x800700570x800040050x800700020x80070003といったエラーコードが表示される場合、この記事の対処法が役立ちます。

Microsoftアカウントとローカルアカウントの違い

Windows 10では、デバイスへのサインイン方法としてMicrosoftアカウントローカルアカウントの2つを選択できます。Microsoftアカウントは、MicrosoftのWebサイトや最新OSを搭載したデバイス、Microsoft製アプリケーションにログインできるシングルサインオン型のユーザーアカウントです。複数のデバイスで設定を同期でき、OneDriveやMicrosoft Storeなど各種サービスとも連携します。さらに、一部のMicrosoft以外の製品でも利用可能です。

一方、ローカルアカウントは特定の1台のデバイスに紐づくアカウントです。設定や環境設定はそのデバイス上でのみ有効となり、他のデバイスとの同期は行われません。システムリソースへのアクセス権限が与えられ、従来のデスクトップアプリのインストールや個人設定のカスタマイズも自由に行えます。ローカルアカウントは単一のシステムごとに作成されるため、複数のデバイスを使用している場合は、それぞれ別のローカルアカウントが必要になります。

「Microsoftアカウントがローカルアカウントに変更されませんでした」エラーの対処法

何らかの理由でMicrosoftアカウントからローカルアカウントへ変更したいケースは少なくありません。しかし切り替え操作を行うと、「申し訳ありませんが、問題が発生しました。お使いのMicrosoftアカウントはローカルアカウントに変更されませんでした」というエラーメッセージが表示されることがあります。この際、エラーコードとして0x800040050x800700020x800700570x80070003のいずれかが表示されます。このエラーに直面した場合は、以下の手順を順番に試してみてください。

1. 関連サービスの状態を確認する

サービスマネージャー(services.msc)を開き、以下の2つのサービスの設定を確認してください。

  • Microsoft Account Sign-in Assistant(Microsoftアカウントサインインアシスタント):スタートアップの種類を「手動(トリガー開始)」に設定する
  • User Profile Service(ユーザープロファイルサービス):スタートアップの種類を「自動」に設定し、サービスが「開始」状態になっていることを確認する

2. Microsoftアカウントのトラブルシューティングツールを実行する

Microsoftが公式に提供しているアカウント関連のトラブルシューティングツールを実行し、問題が自動的に検出・修復されるかどうかを確認しましょう。

3. クリーンブートを実行してから再度変更を試す

サードパーティ製ソフトウェアや常駐プログラムが干渉している可能性があります。クリーンブート状態でWindowsを起動し、そのうえでアカウントの切り替えを再度試みてください。

4. セキュリティポリシーの設定を確認する

グループポリシーの設定が原因でアカウントの変更がブロックされている場合があります。以下の手順で確認しましょう。

  1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、secpol.mscと入力してEnterキーを押します。セキュリティポリシーの管理スナップインが起動します。
  2. 左側のツリーから[セキュリティの設定] > [ローカルポリシー] > [セキュリティオプション]へ移動します。
  3. 右側のペインにある[アカウント: Microsoft アカウントをブロック]をダブルクリックします。
  4. ドロップダウンメニューから[このポリシーは無効]を選択します。
  5. セキュリティポリシーのスナップインを閉じ、ローカルアカウントへの切り替えを再度試みます。

Windows 10で「Microsoftアカウントがローカルアカウントに変更されませんでした」エラー(0x80070057など)を解決する方法

Windows 10で「Microsoftアカウントがローカルアカウントに変更されませんでした」エラー(0x80070057など)を解決する方法

Windows 10 Homeエディションの場合の注意点

Windows 10 Homeエディションをご利用の場合、上記のsecpol.mscによる方法は使用できません。グループポリシーエディター(gpedit.msc)と同様に、セキュリティポリシーエディターもHomeエディションには搭載されていないためです。その場合は、レジストリエディター(regedit)から該当するポリシー値を直接編集するか、Proエディションへのアップグレードを検討してください。レジストリを編集する際は、必ず事前にバックアップを作成しておくことをおすすめします。

ヒント: 逆に、ローカルアカウントからMicrosoftアカウントへの変更時に「アカウントがこのMicrosoftアカウントに変更されませんでした(エラーコード0x80070426)」という問題が発生した場合は、別途専用の対処記事をご参照ください。

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