Windows 11/10を常に快適な状態に保つためのメンテナンス術7選
Windowsパソコンを良好な動作状態で維持したいと思わない人はいないでしょう。最適化され、高速で滑らかなコンピューティング体験は、誰もが望むものです。Windows 11やWindows 10のパソコンなら、それを実現できます。
Windows 11/10を良好な状態に保つための定期メンテナンス
Windowsをチューンアップし、システムを常に良好な動作状態に保つために、定期的に行いたい作業を以下にまとめました。
- PCのジャンクファイルを削除する
- 不要なプログラムをアンインストールする
- スタートアッププログラムを管理する
- 不要ソフト(クレップウェア)を削除する
- デフラグを実行する
- ChkDskを時々実行する
- OSとソフトウェアを最新の状態に保つ
1. PCのジャンクファイルを削除する
ジャンクファイル(ごみファイル)のクリーンアップ時間をあらかじめ決めておきましょう。パソコンの使用頻度に応じて、週1回または月1回など、自分に合ったペースを設定するのがおすすめです。その日に、Windows標準のディスククリーンアップツールを使って不要ファイルを一掃します。
ジャンクファイルとは、タスクの実行後にパソコン上に残り続けるファイルのことです。Windowsや一部のプログラムは、処理の過程で一時ファイルを作成することがありますが、後から削除し忘れるケースが少なくありません。放置していると、一時ファイル、ログファイル、ダウンロードファイル、不要なWindowsレジストリエントリなどが蓄積され、ディスク容量を圧迫していきます。
標準のディスククリーンアップツールでも十分な効果が得られますが、より徹底的に掃除したい方は、CCleanerのような無料のサードパーティ製クリーナーを選択肢に入れてもよいでしょう。
もうひとつ気になるのがレジストリエントリの扱いです。「レジストリは触るな」という意見もあれば、実際にクリーニングしている人も多くいます。一般論として、MicrosoftはWindowsでのレジストリクリーナーの使用を推奨していません。ただし、プログラムのアンインストール時にレジストリへ孤立したエントリが残ることがあるのも事実であり、そのような場合にはCCleanerのような安全性の高い無料レジストリクリーナーが役立つことがあります。
なお、レジストリクリーナーやディスククリーナーを使ったからといって、パソコンが劇的に速くなるわけではありません。あくまで、日頃から続けたい「良いお掃除習慣」の一つと捉えましょう。
2. 不要なプログラムをアンインストールする
ときどきコントロールパネルを開き、「プログラムと機能」(プログラムのアンインストール)画面を確認しましょう。インストール済みのソフトウェアをすべてチェックし、「これは自分で入れたっけ?」と見覚えのない項目がないか確認します。怪しいものがあれば、名前をインターネットで検索してみてください。中には、ユーザーの知らない間に侵入した「潜在的に望ましくないプログラム(PUP)」の可能性もあります。不要なプログラムは迷わずアンインストールしましょう。
新しいソフトを試してみたい場合は、事前にシステムの復元ポイントを作成してからインストールするのが賢いやり方です。数日以内に使い勝手を判断し、不要と感じたらアンインストールしてから、作成しておいた復元ポイントへ戻せば、残留ゴミがシステムに残るのを防げます。
3. スタートアッププログラムを管理する
Windowsの起動時に自動的に立ち上がるよう設定されたプログラムも定期的に見直しましょう。スタートアップ登録は最小限に抑えるのが鉄則です。ほとんど使わないプログラムが毎回起動しても無駄なだけで、本当に必要なものは、アイコンをクリックすればいつでも手動で開始できます。筆者自身は、セキュリティソフト以外のスタートアップは一切登録しない主義です。どのアプリが常駐する価値があるのか、各自で判断しましょう。
管理にはmsconfigやタスクマネージャーを利用できます。さらに、スタートアップの起動を遅延させたり、読み込み順序を調整したりすることで、起動時間を短縮することも可能です。
4. 不要ソフト(クレップウェア)を削除する
新しいWindowsパソコンを購入したら、真っ先に取り組みたいのがクレップウェア(不要なプリインストールソフト)の排除です。残念ながら、OEMメーカーは少しでも収益を得るため、こうしたソフトを新製品に大量にインストールしています。
多くのユーザーはそれらをWindows OSの一部だと勘違いし、「OSが重くてイライラする」と文句を言ってしまうものです。初めてのパソコンであれば、電源を入れるたびにポップアップ広告が次々と表示され、快適なはずの新生活が台無しになります。動作が遅い、フリーズする、頻繁にクラッシュする――そんな不満の原因は、OSではなくクレップウェアにあることも多いのです。
新しいマシンを手に入れたら、まず無料のクレップウェア除去ツールを活用して、これらをきれいさっぱり削除してしまいましょう。
5. デフラグを実行する
かつてはパフォーマンスを改善するために、ディスクのデフラグメントを手動で実行する必要がありました。しかし現在では、その手間はほぼ不要になっています。ディスクの読み書き速度が大幅に向上し、CPUも高性能化したため、ファイルを物理的に並べ替える効果はごくわずかです。Windows 10以降には改良版のディスクデフラグツールが搭載され、これらの作業を自動で行ってくれます。
このツールは低優先度のバックグラウンドタスクとして動作するため、使用中のパフォーマンスに影響を与えません。マシンがアイドル状態のときにだけ実行され、タスクスケジューラによってハードディスクの最適化が自動的に維持されます。ただし、64MB未満のファイルのみが対象で、それより大きい断片化はパフォーマンスへの影響が無視できる程度だとされています。そのため、大容量ファイルを扱うゲーマーの方などは、サードパーティ製の無料デフラグソフトを検討してもよいでしょう。
6. ChkDskを時々実行する
Windows標準のCHKDSK(Check Disk)ツールでハードディスクのエラーを点検するのは、良い習慣です。Windows 10ではchkdskユーティリティが再設計され、自動メンテナンスの中でファイルシステムエラー、不良セクター、失われたクラスターなどが定期的にチェックされるようになりました。Windows 11/10を使用していれば、自ら実行する必要性はかなり低くなっています。
7. OSとソフトウェアを最新の状態に保つ
最後に、Windows本体、ウイルス対策ソフト、ブラウザ、その他インストール済みのアプリケーションを、常に最新バージョンに更新しておきましょう。セキュリティ面だけでなく、安定性やパフォーマンスの向上にもつながります。加えて、デバイス本体の外側を拭いて清潔に保ち、通気口にホコリが溜まらないよう注意することも、長持ちのためには大切です。
これらの習慣を続ければ、何年使っても新品同様の、滑らかで最適化されたWindows環境を維持できるはずです。
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