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Windows PCでNode.js開発環境を構築する方法|初心者向けセットアップガイド

近年注目度No.1の技術と言われる「Node.js」を学ぼうと決めたものの、お使いのPCがWindowsという方も多いのではないでしょうか。Node.js開発の現場ではMacやLinuxユーザーが目立ちますし、プログラミング講座の講師がそうしているケースも少なくありません。しかし、わざわざプラットフォームを乗り換える必要はありません。Windowsでも十分に開発をスタートできます。この記事では、Windowsマシン上に快適なNode.js開発環境を構築する手順を詳しく解説します。

WindowsでNode.js開発環境をセットアップする

この記事のゴールは、すぐにコーディングを始められる状態までPCを整えることです。インストールするのは以下の4つです。

  • Node.js本体
  • Git(バージョン管理ツール)
  • モダンなコードエディター
  • MongoDB(任意)

それでは、順番に見ていきましょう。

1. Node.jsのインストール

まずNode.jsについて簡単に紹介します。Node.jsは、Google ChromeのV8 JavaScriptエンジンを基盤とした、クロスプラットフォーム対応のオープンソースJavaScript実行環境です。JavaScriptで記述したアプリケーションをサーバーサイド(バックエンド)で動かせるのが最大の特徴です。「クロスプラットフォーム」という言葉通り、Windowsへのインストールも、そこで作ったアプリのデプロイも問題なく行えます。

Node.jsは公式サイトからダウンロードしましょう。学習を始めたばかりの方には、安定性が高く長期サポートが提供されるLTS(Long Term Support)版を選ぶのがおすすめです。最新のLTSバージョン番号は公式サイトで確認してください。

ダウンロードしたらインストーラーを実行します。基本的には初期設定のまま「次へ」を押して進めて問題ありません。Node.jsのセットアップにはNPM(Node Package Manager)が同梱されており、サードパーティ製モジュールの導入に欠かせないツールです。NPMは開発中に頻繁に使うため、この設定は変更しないようにしましょう。また、セットアップ時にPATH変数が自動的に更新され、コマンドプロンプトからnpmコマンドを実行できるようになります。これらを細かく制御したい場合のみ「Custom Setup」を選び、そうでなければ標準インストールでOKです。

インストールが完了したら、スタートメニューで「Node.js command prompt」を検索して起動します。このウィンドウは、あなたのNode.js開発における最強の相棒になります。Node.jsとNPMが使える状態で初期化されているため、ここからすべてのコマンドを実行できます。「npm -v」を実行してバージョンが表示されれば、正しくインストールできています。他のチュートリアルで学習する際も、その中のコマンドはすべてこのウィンドウから実行可能です。

2. Gitのインストール

Gitは、業界で最も広く使われているバージョン管理システムです。バージョン管理をまだ知らない方も、学習を進めるうちに必ず出会うことになるでしょう。大規模プロジェクトのコード管理で大きな力を発揮しますし、学習コストも低く初心者に優しいツールです。Git for Windowsは公式サイトからダウンロードできます。オンラインには短時間で学べるチャレンジ形式の入門ガイドも多数公開されています。

インストーラーを進めると、判断に迷う画面がいくつか登場します。中でも重要なのが「Adjusting your PATH environment(PATH環境変数の調整)」というステップです。ここでは、PC上でGitをどのように使うかを選択します。

おすすめは2番目の選択肢「Use Git from Command Prompt」です。これを選ぶと、Node.js command promptからもGit BashからもGitコマンドが使えるようになります。Git BashはGitに同梱されたもう一つのコマンドラインツールで、こちらを開発に使っても良いですし、従来のコマンドプロンプトを使い続けても問題ありません。残りのステップは迷うポイントがないため、そのまま「次へ」で進めてください。各項目の詳細はこの記事の範囲外ですが、「Git インストール 手順」などで検索すると詳しい解説が見つかります。

インストール完了後、コマンドプロンプトで「git --version」を実行し、バージョン情報が表示されれば成功です。

3. コードエディターの選択

選択肢が多いだけに、エディター選びは悩ましい課題です。WebStormのような本格的なIDEからBracketsのような軽量エディターまで、幅広い候補があります。代表的な3つをご紹介します。

  • WebStorm: プロフェッショナルも愛用する最高峰のJavaScript IDEです。有料ツールのため、まずは無料のエディターで学習を始め、キャリアが進んだ段階で投資するのがおすすめです。
  • Visual Studio Code: Microsoftが提供する無料のオープンソースエディターです。デバッガー内蔵や多言語対応のシンタックスハイライトが魅力で、Node.js以外の言語にも幅広く活用できます。
  • Brackets: 全プラットフォーム対応の強力なオープンソースエディターです。多数の言語に対応したハイライト機能に加え、拡張機能マネージャーで自由に機能を追加できます。筆者も愛用しており、ページの自動リロードやショートカットキー、右クリックメニューからプロジェクトフォルダーを直接開ける点がお気に入りです。

これらはあくまで一例であり、好きなIDEやエディターを選んで問題ありません。腕に自信があるなら、メモ帳で書くのも自由です。

4. MongoDBのインストール(任意)

このステップは任意です。MongoDBはクロスプラットフォーム対応のドキュメント指向データベースです。Node.jsのCRUDアプリケーションでは、従来のSQLの代わりにMongoDBが定番として広く採用されています。SQLを使うことも可能ですが、Node.jsとの相性の良さからMongoDBが人気です。

MongoDB Community Serverを公式サイトからダウンロードし、必要に応じてGUIでデータベースを閲覧できる「MongoDB Compass」もインストールしておきましょう。インストール後、MongoDBのインストールフォルダー内にあるbinフォルダーへ移動します。パスは以下の形式です。

C:\Program Files\MongoDB\Server\<バージョン>\bin

「mongod.exe」を実行するとMongoDBサーバーが起動し、「mongo.exe」でコマンドラインから操作できます。Compassを使えばGUIでの操作も可能です。さらに、このbinフォルダーへのパスをシステム環境変数のPATHに追加すれば、どの場所からでもmongodやmongoコマンドを直接実行できるようになり、作業効率が大きく向上します。

以上で環境構築は完了です!必要なツールがすべて揃ったので、さっそく最初のNode.jsアプリケーションの開発に取り掛かりましょう。

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