Windows 11/10で特定のアプリのみ実行を許可する方法【グループポリシー設定】
家族や同僚など、他のユーザーにパソコンを貸す際、「許可したプログラム以外は一切起動できないようにしたい」と考えることはありませんか。Windows 11やWindows 10では、グループポリシーエディター(Pro以上のエディションで利用可能)を使えば、このような制限を簡単に実現できます。
「指定されたWindowsアプリケーションのみ実行する」を有効にする手順
1. グループポリシーエディターを開く
スタートボタンをクリックし、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。
2. 対象のポリシーへ移動する
左側のペインから、以下の階層へ移動します。
ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > システム
3. ポリシーを有効化して許可リストを登録する
「指定されたWindowsアプリケーションのみ実行する(Run only specified Windows Applications)」をダブルクリックします。

設定画面で「有効」を選択し、「オプション」欄にある「表示」ボタンをクリックします。

値の一覧にあるアスタリスク(*)の横をクリックし、実行を許可したいアプリケーションのファイル名を入力します。例えば、Firefoxの起動を許可したい場合は「firefox.exe」と入力します。

設定の効果
この設定を有効にすると、ユーザーは「許可されたアプリケーションの一覧」に追加されたプログラムしか実行できなくなります。「OK」をクリックすれば設定は完了です。以降、そのユーザーが起動できるのは、ここで指定したプログラムだけになります。
関連記事:グループポリシーを使ってEXEファイルの実行をブロックする方法
注意点:この設定の限界
便利な機能ですが、いくつか留意すべき点があります。
- この設定でブロックできるのは、エクスプローラー(Windows Explorer)経由で起動されるプログラムのみです。
- タスクマネージャーのように、システムプロセスやその他のプロセスから起動されるプログラムは制限できません。
- コマンドプロンプト(Cmd.exe)へのアクセスを許している場合、コマンドウィンドウからは許可外のプログラムも起動できてしまいます。
より厳格に制御したい場合は、無料のアプリケーションブロックソフト「Windows Program Blocker」を活用し、Windows 10/8/7上でのソフトウェア起動をブロックするのも有効な手段です。
ユーザーによるプログラムのインストールを防止する方法や、Metroアプリ(UWPアプリ)のアンインストールを防ぐ方法も、合わせてチェックしてみてください。
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