Windows 10で「静かな時間(Quiet Hours)」を設定・構成する方法

Windows 10では、Microsoftが通知システムを統一し、各アプリがバラバラの方法で通知を表示する代わりに、アクションセンターを通じて通知を一元的に管理できるようになりました。たとえば、Windows Updateの適用、週次ウイルススキャンの結果、SkypeやWhatsAppのメッセージ受信などがあった際には、画面右下から小さな四角形のポップアップが数秒間スライドインで現れ、その後アクションセンターに格納されます。この形式の通知は一般的に「トースト通知」と呼ばれています。通知センターからは、確認し終えた通知をまとめて簡単に消去することもできます。
とても便利な機能ですが、仕事中など、スライドアニメーションや通知音に邪魔されたくない場面もあるでしょう。そこで役立つのが、Windows 10に搭載された「静かな時間(Quiet Hours)」という機能です。これを有効にすると、すべての通知が一時的にオフになります。本記事では、その有効化の手順と、通知を完全に無効化する方法を解説します。
Windows 10で「静かな時間」を有効にする
「静かな時間」の有効化は、ボタンを1回クリックするだけで完了するほど簡単です。まず、タスクバーの右端にある通知アイコンをクリックしましょう。

するとアクションセンターが開きます。クイックアクションが折りたたまれている場合は、「展開」リンクをクリックしてください。

「静かな時間」ボタンをクリックします。

機能が有効になると、タスクバーの通知アイコンに小さな三日月マークが表示されます。これが「静かな時間」が作動中であることを示す目印です。

解除したいときは、クイックアクションの「静かな時間」ボタンをもう一度クリックするだけでオフになります。

ただし残念ながら、Windows 8とは異なり、勤務時間帯など特定の時間に自動的にオン/オフを切り替えるスケジュール設定は初期のWindows 10には用意されていませんでした。そのため、必要なタイミングごとに手動で切り替える必要があります。
なお、Windows 10 April 2018 Update以降では、この機能は「集中モード(Focus Assist)」へと名称変更され、指定した時間帯に自動的に有効化するルール設定も可能になりました。お使いのバージョンによって名称や操作が異なる点に注意してください。
アプリからの通知を完全にオフにする
「静かな時間」ではなく、アプリからの通知自体を完全に無効にしたい場合は、以下の手順で設定できます。
まず、スタートボタンを押し、スタートメニュー左側に並ぶ歯車型の「設定」アイコンをクリックします。キーボードショートカット「Win + I」でも設定アプリを開けます。

設定画面で「システム」をクリックします。

続いて、ウィンドウ左側のメニューから「通知とアクション」を選択します。

「アプリやその他の送信者からの通知を取得する」のトグルスイッチを「オフ」に切り替えれば、すべてのアプリ通知が停止します。

一方、特定のアプリだけ通知を止めたい場合は、同じ画面を下にスクロールして「これらの送信者からの通知を取得する」という項目を探してください。ここには通知を表示できる全アプリが一覧表示されています。無効にしたいアプリの横にあるトグルをオフにするだけで、そのアプリからの通知のみが届かなくなります。筆者の場合は、ゲーム「Asphalt 8: Airborne」の通知をオフにしてみました。

作業に集中したいときこそ便利な「静かな時間」。ぜひ活用してみてください。また、実際に使ってみた感想や工夫しているポイントがあれば、ぜひコメントで共有してください。
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