Windows 10でデータを失わずに未割り当てハードディスクを修復する方法
未割り当てハードディスクとは?
「未割り当て(Unallocated)」のディスクやドライブとは、ドライブ文字(ドライブレター)が割り当てられていない状態のストレージを指します。新品のハードディスクにOSをインストールする場合は、まずパーティションを作成する必要があります。未割り当てのままではデータを書き込めないためです。
既存のハードディスク上に未割り当て領域が表示されることもあります。これは、その領域がどのパーティションにも属していないため、データを書き込めない状態です。この問題を解決するには、新しいパーティションを作成するか、既存のパーティションを拡張します。その前に、未割り当てディスクを右クリックして「ドライブ文字とパスの変更」が実行できるかどうかを確認してみてください。
まれに、正常に動作していたハードディスク全体が突然未割り当てになってしまうケースもあります。この場合、保存されていたファイルやフォルダに一切アクセスできなくなります。本記事では、この問題の主な原因と具体的な対処法をご紹介します。
ドライブが未割り当てになる主な原因
ハードディスクが未割り当てになる原因はさまざまですが、代表的なものは以下の通りです。
- ファイルシステムのエラー、または破損・損傷したファイルシステム
- 内部的なエラーの発生
- ハードディスク自体のハードウェア故障
- 古いまま更新されていないハードディスクドライバー
- ウイルスやマルウェアへの感染
- 前回の取り外し時に安全な取り外しが行われなかった
- 不適切な方法によるパーティションの作成・変更
- 外付けハードディスクの物理的な損傷
- 誤った操作
その他にも多数の要因が考えられますが、上記が最も一般的な原因といえます。
データを失わずに未割り当てハードディスクを修復する3つの方法
このエラーは主に3つの方法で修復できます。ただし、作業を始める前に、まずは信頼性の高いデータ復旧ツールを使ってデータの復元を試みることをおすすめします。データ復旧が困難な場合は、以下の方法でドライブの修復を行いましょう。
- CHKDSKコマンドで修復する
- ハードディスクドライバーを更新する
- コマンドプロンプトで新しいボリュームを作成する
1. CHKDSKコマンドで修復する
CHKDSKコマンドは、コマンドプロンプトから実行できます。管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押してください。
chkdsk x: /f /r /x
注意:コマンド内のxは、実際に未割り当てとなっているハードディスクのドライブ文字に置き換えてください。
各オプションの意味は以下の通りです。
- x = 未割り当てのハードディスク(事前にドライブ文字を確認)
- /f = ドライブのエラーを修復する
- /r = 不良セクタ内のデータを回復する
- /x = 処理を開始する前にドライブをマウント解除する
2. ハードディスクドライバーを更新する
ドライバーの更新によっても、この問題を解決できる可能性があります。デバイスマネージャーを開き、「ディスクドライブ」セクションにある対象のハードディスクを右クリックします。
右クリックメニューから「プロパティ」→「ドライバー」タブ→「ドライバーの更新」の順に選択します。画面の指示に従って更新を完了させたら、PCを再起動してください。
3. DISKPARTツールで新しいボリュームを作成する
コマンドプロンプトから新しいボリュームを作成することも可能です。コマンドプロンプトを開いて「diskpart」と入力し、Enterキーを押します。続けて「list volume」と入力してEnterキーを押しましょう。
次のコマンドで未割り当てドライブを選択します:select volume x(xは該当ドライブの番号に置き換えます)。
さらに「delete volume」「list volume」と順に入力します。この時点でDiskpartが新しいボリュームを作成するはずです。
Diskpartで新しいボリュームを作成できない場合は、手動での操作が必要になります。以下の手順を慎重に実行してください。
- コマンドプロンプトで以下のコマンドを1つずつ入力し、それぞれEnterキーを押します。
select volume x
(xを未割り当てドライブの番号に置き換える)delete volume
delete volume override
続いて、Windowsのスタートメニューから「ディスクの管理」を検索し、結果の中から「ハードディスクのパーティション作成とフォーマット」を選択します。
- 未割り当てのハードディスクを右クリックし、「新規シンプルボリューム」→「次へ」を選択します。
- 新しいシンプルボリュームのサイズをMB単位で指定して「次へ」をクリックします。
- 「次の設定を使用してこのボリュームをフォーマットする」を選択します。
- ファイルシステムは「NTFS」、アロケーションユニットサイズは「既定値」に設定し、ボリュームラベルを入力します。
- 「クイックフォーマットを実行する」にチェックを入れ、「次へ」→「完了」をクリックします。
新しいボリュームを作成する際は、各設定内容を必ず慎重に確認しながら進めてください。
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