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Windows 11/10でDNSキャッシュの内容を表示・管理する方法

この記事では、Windows 11/10でDNSキャッシュの内容を表示する方法を詳しく解説します。DNSキャッシュとは、過去のDNSルックアップ(名前解決)の情報を、OSやWebブラウザ上に一時的に保存しておく仕組みのことです。

DNSキャッシュの内容を表示する方法

Windows 11/10でDNSキャッシュの内容を表示・管理する方法

DNSキャッシュには、リモートサーバーの名前と、それに対応するIPアドレス(存在する場合)のリストが格納されています。これらのエントリは、WebサイトへのアクセスやFTPサーバーなどのリモートホストへの接続時に実行されるDNSルックアップによって生成されます。Windowsはこのキャッシュを活用することで、Webベースアプリケーションのパフォーマンスを向上させています。

コマンドプロンプトを使用する方法

DNSキャッシュの内容を確認するには、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

ipconfig /displaydns

実行すると結果が表示されます。各項目の意味は以下のとおりです。

  • レコード名(Record Name):DNSに問い合わせた名前で、その名前に属するレコードを示します。
  • レコードタイプ(Record Type):レコードの種類です。DNSプロトコルでは各タイプに番号が割り当てられており、番号または名前で表示されます。
  • TTL(Time To Live):キャッシュエントリが失効するまでの残り時間(秒)です。
  • データ長(Data Length):データのバイト数です。例えばIPv4アドレスは4バイト、IPv6は16バイトになります。
  • セクション(Section):DNS応答のうち、クエリに対する実際の回答部分です。
  • 追加情報(Additional):実際の回答を特定するために必要となる可能性のある補足情報です。
  • CNAME:正規の名前(カノニカルネーム)を示します。

結果をファイルとして保存したい場合は、次のコマンドを使うことで、出力をテキストファイル「dnscachecontents.txt」に書き出せます。

ipconfig /displaydns > dnscachecontents.txt

PowerShellを使用する方法

Windows 11/10でDNSキャッシュの内容を表示・管理する方法

DNSレコードオブジェクトのコレクションとして同じ情報を取得し、エクスポートやデータベースへの保存を容易に行いたい場合は、PowerShellで以下のコマンドレットを実行します。

Get-DnsClientCache

また、以下のコマンドでヘルプ情報を一覧表示できます。

Help Get-DnsClientCache -full

DNSキャッシュをクリアする方法

コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行すると、DNSキャッシュをフラッシュ(消去)できます。

ipconfig /flushdns

DNSキャッシュのオン/オフを切り替える方法

現在のセッションのみDNSキャッシュを停止したい場合は、コマンドプロンプトで以下を入力してEnterキーを押します。

net stop dnscache

再度有効化するには、以下のコマンドを実行します。

net start dnscache

なお、PCを再起動すれば、いずれの場合でもDNSキャッシュは自動的に有効になります。

DNSキャッシュを無効化する方法

何らかの理由でDNSキャッシュ機能自体を無効にしたい場合は、スタートメニューの検索ボックスに「services」と入力してEnterキーを押し、サービス管理画面を開きます。一覧から「DNS Client(dnscache)」サービスを探してください。

DNS Clientサービス(dnscache)は、ドメインネームシステム(DNS)の名前をキャッシュし、このコンピューターの完全なコンピューター名を登録します。このサービスを停止してもDNS名の解決は引き続き行われますが、DNS名前クエリの結果はキャッシュされず、コンピューター名も登録されません。サービスが無効化されている場合、明示的に依存しているすべてのサービスは起動できなくなります。

該当サービスをダブルクリックしてプロパティ画面を開き、スタートアップの種類を「手動」から「無効」に変更します。ただし、DNS Clientサービスを無効にすると、DNSルックアップに通常より時間がかかる可能性がある点に注意してください。

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