Windows 10でZIPフォルダー作成時に「ファイルが見つからない・読み取り権限がない」エラーが出る原因と対処法
Windows 10での圧縮(ZIP)フォルダーの基本
Windows 10では、ZIPフォルダーの作成がとても簡単になりました。以前のWindowsバージョンと異なり、圧縮したいファイルを右クリックして「送る」>「圧縮(zip形式)フォルダー」を選択するだけで、新しいZIPアーカイブを作成できます。

「ファイルが見つからないか、読み取りアクセス許可がありません」エラーとは
しかし、いざ圧縮しようとしたときに、ファイルが新しいZIPアーカイブへ追加されず、代わりに以下のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
ファイルが見つからないか、読み取りアクセス許可がありません
このエラーは、JScriptを使ってZIPフォルダーを作成しようとした場合にも発生することがあります。原因の詳細にかかわらず、根本的にはアクセス許可(権限)の問題であることを示しています。
一見厄介な状況に見えますが、このエラーは短時間で解消できます。この記事では、Windows 10でこの問題を解決するための4つの方法をわかりやすく解説します。
Windows 10で圧縮フォルダーのエラーを修正する4つの方法
このエラーは、ZIPフォルダーに追加しようとしているファイルやフォルダーに対して、ユーザーアカウントに十分なアクセス許可がない場合に表示されます。以下の対処法を順番に試してみてください。
- PCを再起動する
- 新しいユーザーアカウントを作成する
- ZIPの内容に対する特殊なアクセス許可を確認する
- サードパーティ製の圧縮ソフトを使用する
1. PCを再起動する
この問題は、圧縮対象のフォルダー内にあるファイルが別のプログラムで開かれている場合によく発生します。まずはPCを再起動し、その後もう一度ZIPフォルダーの作成を試みてください。
2. 新しいユーザーアカウントを作成する
スタートメニューのボタンをクリックし、歯車アイコンを選択して「設定」を開きます。キーボードの「Windowsキー + I」でも同じ画面を開けます。設定画面で「アカウント」を選択しましょう。

左側のパネルから「家族とその他のユーザー」を選択します。
次に、プラスボタンが付いた「このPCにほかの人を追加する」をクリックします。

Microsoftアカウントの入力を求められた場合は、「このユーザーのサインイン情報がありません」というリンクをクリックします。そこからMicrosoftアカウントを作成するか、ユーザー名とパスワードだけで使えるローカルアカウントを作成できます。
画面の指示に従って新しいユーザーアカウントの作成を完了させます。作成が終わったら「Ctrl + Alt + Delete」キーを同時に押し、「サインアウト」をクリックしてください。
最後に、新しく作成したユーザーアカウントにサインインし、再度ZIPフォルダーの作成を試みます。それでもエラーが続く場合は、次の解決策に進みましょう。
3. ZIPの内容に対する特殊なアクセス許可を確認する
もう一つの効果的な解決策は、ZIPに含まれるファイルに特殊なアクセス許可が設定されていないことを確認することです。これは特に、特別なコピー権限が必要な保護されたZIPアーカイブを含むフォルダーを扱う場合に重要です。
新しいZIPフォルダーに追加予定のファイルやフォルダーを確認しましょう。その中にZIPフォルダーがある場合は、右クリックして「プロパティ」を選択します。
プロパティウィンドウの「セキュリティ」タブを開き、「グループ名またはユーザー名」の一覧から自分のユーザーアカウントを選択します。そして「特殊なアクセス許可」に対して「許可」の権限が付与されているかを確認してください。

もし自分のアカウントに特殊なアクセス許可がない場合は、「編集」ボタンをクリックし、自分のユーザーアカウントを選択して必要な権限を割り当てます。最後に「適用」→「OK」を押して設定を保存し、ウィンドウを閉じましょう。
どうしても必要な権限を取得できない場合は、保護されたZIPフォルダーを除外し、残りのファイルだけを新しいZIPに追加するという選択肢もあります。
4. サードパーティ製の圧縮ソフトを使用する
上記のどの方法でも解決しない場合は、7-Zipなどの無料で使えるサードパーティ製圧縮ソフトの利用を検討してみてください。標準機能よりも柔軟に圧縮操作ができ、権限の問題を回避できるケースがあります。
ここまで紹介した解決策を実行すれば、エラーなく新しいZIPフォルダーを作成できるようになるはずです。なお、3番目の方法は保護されたZIPフォルダー以外にも有効です。ZIPアーカイブに追加したいすべての項目を見直し、画像・動画・ドキュメントなどでコピー権限を持っていないファイルには、事前に必要なアクセス許可を割り当てておきましょう。
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