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Windows 11/10で発生するエラー2753「ファイルはインストール用にマークされていません」の対処法

Windows 11/10のパソコンでプログラムをインストールしようとした際、「エラー2753」が表示されることがあります。このエラーは、インストーラーパッケージが破損している、正しく動作していない、あるいはファイルやパスを作成できない場合などに発生します。その中でも厄介なのが「エラー2753: ファイルはインストール用にマークされていません(The file is not marked for installation)」というメッセージです。

Windows 11/10で発生するエラー2753「ファイルはインストール用にマークされていません」の対処法

このエラーは特定のファイルに限定されるものではありません。実行ファイル(.exe)であってもMSIファイルであっても、どのようなファイルでも発生する可能性があります。以下では、このエラーを解消するための具体的な方法を順番に紹介します。

エラー2753の主な対処法

このエラーが発生する原因はいくつか考えられるため、考えられるすべての対処法を網羅的にご紹介します。

  • セットアップファイルを再度ダウンロードする
  • ソフトウェアの旧バージョンをすべて削除する
  • 管理者権限でインストールする
  • 互換モードでアプリケーションを実行する
  • vbscript.dllファイルを再登録する

一部の操作には管理者権限が必要になりますので、あらかじめご注意ください。

1. セットアップファイルを再度ダウンロードする

まず、ソフトウェアの公式サイトにアクセスし、セットアップファイルを別の場所に新しくダウンロードしてください。その際、お使いのOSに合った正しいファイル(x64またはx86)を選択したことを必ず確認しましょう。パソコンを再起動して管理者アカウントでサインインし、セットアップファイルを右クリックして「管理者として実行」を選択します。

2. ソフトウェアの旧バージョンをすべて削除する

同じソフトウェアの古いバージョンが残っている場合は、先にアンインストールしておきましょう。CCleanerなどの無料のレジストリクリーナーを使えば、アンインストール後に残るレジストリのゴミデータを削除できます。また、Windowsの設定からジャンクファイルや一時ファイルも削除しておくと効果的です。

その後、パソコンを再起動してからアプリケーションを再インストールしてください。

3. 管理者として実行する

ファイルの実行に十分な権限がないケースもあります。開発者が意図したとおりにソフトウェアを動作させるため、より高い権限を与えてみましょう。

ファイルを右クリックし、「管理者として実行」をクリックします。

表示されたユーザーアカウント制御(UAC)のダイアログで「はい」を選択します。

その後、ファイルが正常に実行できるかどうかを確認してください。

それでも解決しない場合は、以下の方法を試してみてください。

  • アプリケーションのインストール先となるフォルダの所有権を取得する
  • Permissions Time Machineなどのツールを使って、インストール先フォルダのアクセス許可を変更する

4. 互換モードでアプリケーションを実行する

ファイルが、現在使用中のWindowsのバージョンに対応していない可能性もあります。互換モードで実行すれば、アプリケーションは対応済みの環境で動作していると認識するため、問題が解決することがあります。

設定手順としては、ファイルを右クリックして「プロパティ」を開き、「互換性」タブにある「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、ドロップダウンリストから以前のWindowsバージョンを選択して「OK」をクリックします。

5. vbscript.dllファイルを再登録する

WinXメニュー(Windowsキー + X)から「コマンドプロンプト(管理者)」を開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。

regsvr32.exe vbscript.dll

この操作により、Windows標準ツールのregsvr32.exeを使用して、該当するDLLファイルが再登録されます。Regsvr32は、Windows OSにおいてDLLやActiveX(OCX)コントロールといったOLEコントロールを登録・登録解除するためのコマンドラインユーティリティです。

コマンドが正常に実行されると、「vbscript.dll の DllRegisterServer は成功しました。」というメッセージが表示されます。

よくある質問

「ファイルはインストール用にマークされていません」とはどういう意味ですか?

これは、そのファイルがインストール処理を担当する対象ではないことを意味します。アプリケーションのインストールが開始されると、Windowsはインストールサービスと通信できるインストーラーファイルを探します。このサービスは、他のインストールによって処理が中断されるのを防ぎ、インストールを円滑に完了させる役割を担っています。そのため、本来インストールすべきでないプログラムがインストールを試みると、Windowsはこのエラーを返します。

インストーラーの前提条件とは何ですか?

インストーラープログラムは、単純な実行ファイルではありません。コマンドを順番に実行していく一連のプロセスで構成されています。イメージとしては、一連の命令を持つバッチファイルに近いですが、インストーラーにはユーザーインターフェースがあり、はるかに多くの処理を行える点が異なります。こうしたインストーラープログラムは、Visual Studioなどの専用ツールを使って構築されます。フリーウェアにもインストーラー作成ツールは存在しますが、小規模なインストールに向いています。

ダウンロードしたファイルが破損していないか確認するには?

データの整合性をチェックできるサードパーティ製ツールは多数ありますが、Windows Terminalで以下のPowerShellコマンドを使って確認することも可能です。

Get-Filehash -path c:\downloads\<programname.exe> -algorithm SHA256 | fl

取得したハッシュ値を、公式サイトなどで公開されているハッシュ値と照合すれば、ダウンロードしたファイルが破損していないかどうかを判断できます。

上記の対処法でエラー2753が解決したかどうか、ぜひフィードバックをお聞かせください。

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