Windows 11/10が起動時にWi-Fiへ自動接続しないときの対処法
Windows 11/10のノートパソコンやWi-Fiアダプター搭載のデスクトップPCで一度Wi-Fi接続を設定すれば、次回以降は自動的に接続されるのが普通です。しかし、起動してもWi-Fiに接続されず、毎回手動で接続しなければならないケースがあります。この記事では、起動時にWi-Fiへ自動接続させるための対処法を詳しく解説します。

起動時にWi-Fiへ自動接続しない原因と対策
この問題には複数の原因が考えられます。最近Wi-Fiの接続情報(パスワードなど)を変更していないのであれば、以下の4つの方法を順番に試してみてください。
- 「自動接続」オプションを有効にする
- Wi-Fiアダプターの省電力モードを無効にする
- Wi-Fiアダプターの電源管理設定を見直す
- Wlansvcのファイルを削除する
まず確認したいのは、電波強度です。信号が弱すぎるとPCがネットワークを検出できず、接続に失敗することがあります。ルーターから離れている場合は、できるだけ近づいて試してみてください。
1. 「自動接続」オプションを有効にする

Wi-Fiに接続する際には「範囲内に入ったときに自動的に接続する」というチェックボックスが表示されます。ここにチェックを入れておくと、次回以降そのネットワークが見つかったときに自動的に接続されます。うっかりチェックを入れ忘れていた可能性もあります。
- タスクバー(システムトレイ)のWi-Fiまたはインターネット接続アイコンをクリックします。
- 利用可能なネットワーク一覧が表示されるので、目的のネットワークを選択して接続します。
- 「プロパティ」のリンクをクリックして、ネットワークのプロパティ画面を開きます。
- ネットワークプロファイル画面で、「範囲内に入ったときに自動的に接続する」のスイッチをオンにします。
これで設定完了です。次回PCを起動したときに、自動的にWi-Fiへ接続されるようになります。
2. Wi-Fiアダプターの省電力モードを無効にする

ノートパソコンでは、バッテリー駆動時の省電力機能によって、Wi-Fiが使用されていないときやスリープ状態のときに無効化されることがあります。以下の手順で設定を変更しましょう。
- システムトレイのバッテリーアイコンをダブルクリックし、「バッテリー設定」のリンクをクリックします。
- バッテリーのセクションが開いたら、「電源とスリープの設定」をクリックします。
- 「電源とスリープ」画面の右側にある「追加の電源設定」リンクをクリックして、電源オプションを開きます。
- 現在選択中の電源プランの「プラン設定の変更」→「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
- 詳細な電源設定ウィンドウで「ワイヤレスアダプターの設定」を探します。
- 展開すると「バッテリー使用時」と「電源に接続」の2つの項目が表示されます。
初期設定は「中程度の省電力」になっています。これを「最大パフォーマンス」または「低い省電力」に変更してください。「電源に接続」側も同様に設定しておくと安心です。
設定後は、既存のネットワークへ自動的に接続できるようになるはずです。
3. Wi-Fiアダプターの電源管理設定を見直す

- 「Win + X + M」キーを押してデバイスマネージャーを開きます。
- 「ネットワークアダプター」の一覧を展開し、インストールされているネットワークアダプターを右クリックして「プロパティ」を選択します。
- 「電源の管理」タブを開き、「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外します。
原因が電源管理にある場合、この設定変更によりOSがWi-Fi接続を勝手に切断することはなくなります。なお、この現象は特にバッテリー残量が少ないときに発生しやすい傾向があります。
4. Wlansvcのファイルを削除する

WLANSVC(WLAN AutoConfigサービス)は、PCがワイヤレスネットワークを検出して接続するための重要なサービスです。保存済みネットワーク情報のファイルが破損していると、自動接続に失敗することがあります。以下の手順でリフレッシュしましょう。
- 「ファイル名を指定して実行」(Win + R)に「services.msc」と入力してEnterキーを押します。
- サービスの一覧から「WLAN AutoConfig」を探します。
- 右クリックして「停止」を選択し、サービスを停止します。
- エクスプローラーで「C:\ProgramData\Microsoft\Wlansvc\Profiles\Interfaces」フォルダーへ移動します。
- フォルダー内のすべてのサブフォルダーを削除します。
- 「WLAN AutoConfig」サービスを再起動し、再度ネットワークに接続します。
上記の方法でも改善しない場合は、以下の追加の対処法も試してみてください。
- ネットワークドライバーの更新または再インストール
- Windowsのネットワークトラブルシューティングツールの実行
- デバイスマネージャーからアダプターを削除して再検出させる
これらの方法で、Windows 11/10の起動時にWi-Fiへ自動接続しない問題が解決できれば幸いです。
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