Windows 11/10でWi-Fiを5GHz帯に強制接続する方法
Windows 11/10でWi-Fiを5GHz帯に強制的に接続する方法を理解するには、まず2.4GHzと5GHzのWi-Fiの違いを知っておく必要があります。その違いが明確になったところで、具体的な設定方法を見ていきましょう。
2.4GHzと5GHzのWi-Fiの違いは何ですか?
Wi-Fiルーターは電波(無線周波数)を使って、ノートパソコン、スマートフォン、タブレットなどのデバイスにインターネットを届けています。2.4GHzと5GHzのWi-Fiの主な違いは、通信範囲と帯域幅(速度)です。インターネットの速度は契約しているプランにも依存しますが、ルーター自体の性能にも大きく左右されます。
- 2.4GHz: 2.4GHzのWi-Fiは、5GHzよりも広い範囲をカバーでき、壁などの障害物も比較的容易に貫通します。最大速度は150Mbps、信号の最大到達距離は約125m(410フィート)です。ただし、帯域幅(速度)が低いという欠点があります。また、この周波数帯を使用する機器が非常に多いため、電子レンジやBluetooth機器などからの干渉・ノイズを受けやすい点も弱点です。
- 5GHz: 5GHzのWi-Fiルーターは、2.4GHzよりも多くのメリットがあります。まずデータ転送速度が高速であること、そしてこの周波数を使用するデバイスが少ないため干渉を受けにくいことが挙げられます。家庭用Wi-Fiルーターとしては十分すぎるほどの快適な速度を実現できます。一方で、2.4GHzと比べると通信範囲が狭く、障害物を貫通する能力にも劣ります。
関連記事: Windowsノートパソコンが2.4GHz/5GHzどちらのWi-Fiに対応しているか確認する方法
Windows 11/10でWi-Fiを5GHz帯に強制接続する手順
Wi-Fiの動作が遅い、インターネット速度が期待通りに出ないと感じたら、2.4GHz帯に接続していることが原因かもしれません。ワイヤレスカードが今後接続する帯域は変更可能で、デバイスマネージャーのドライバー詳細設定から行えます。
デバイスを2.4GHz帯に接続されたくない場合は、該当する帯域を無効化することも可能です。
- 「Win + X」キーでパワーメニューを開き、「デバイス マネージャー」を選択します。
- Wi-Fiアダプターを選択して右クリックし、「プロパティ」を開きます。
- 「詳細設定」タブに切り替え、プロパティの一覧から「優先バンド(Preferred Band)」を探します。
- 横にある値のドロップダウンから「5GHz帯を優先する(Prefer 5.2GHz band)」を選択します。

なお、ワイヤレスルーターのメーカーによっては、アダプターを制御する専用ユーティリティ(サプリカント)が提供されている場合があります。ただし注意したいのは、Windows標準のサプリカントは将来の接続を拒否しないという点です。つまり、5GHzを優先するよう設定しても、電波状況が悪化した場合には接続を維持するために自動的に2.4GHzへ切り替わることがあります。
デバイスを5GHz Wi-Fiルーターに接続できないのはなぜ?
多くの場合、デバイス側のハードウェアが原因です。5GHz帯に非対応の端末では、5GHzのWi-Fiネットワークに接続できません。逆に、Wi-Fiルーター側が5GHz帯に対応していないケースもあります。その他の原因としては、デバイスとルーターの設定ミスや、誤ったドライバー・古いドライバーをインストールしていることも考えられます。
対処法: Windowsで5GHz Wi-Fiが表示されないときの解決策
2.4GHzから5GHzへ変更するにはどうすればいい?
ルーターでWi-Fiを設定する際に、バンド(帯域)の選択肢を探してください。すでに設定済みの場合は、接続設定を編集して変更します。操作方法はメーカー(OEM)によって異なりますが、通常はWi-Fi設定の編集画面から変更できます。
以上で、WindowsでWi-Fiを5GHz帯に強制接続する方法を解説しました。ぜひお使いのデバイスで試してみて、うまくいった方法があればコメントでお知らせください。
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