Windows 11/10の右クリックメニューに「更新プログラムのチェック」を追加する方法
Windowsはもはや単なる製品ではなく、サービスとして提供されるようになりました(WaaS:Windows as a Service)。この仕組みにより、Windows Updateの受信をオフにすることはできません。とはいえ、新しい更新プログラムをいち早く入手してインストールするのは、PC好きなユーザーにとってむしろ楽しみでもあります。Windows 11やWindows 10のPCでは、ほぼ毎日Windows Defenderの定義ファイル更新が配信され、毎月第2火曜日の「パッチチューズデー」には累積更新プログラムなどが提供されます。
通常、Windows 11/10はOSを自動的に最新の状態に保ってくれますが、手動で更新を確認したい場面もあるでしょう。しかし、そのたびに「設定」アプリを開いて「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」と操作を繰り返すのは、少し面倒です。そこで本記事では、デスクトップの右クリックコンテキストメニューからワンクリックで「更新プログラムのチェック」を実行できるようにする方法を解説します。

レジストリを編集してコンテキストメニューに追加する
事前準備:復元ポイントとレジストリのバックアップ
作業を始める前に、必ずシステムの復元ポイントを作成するか、レジストリのバックアップを取っておきましょう。万が一のトラブルに備えるための重要なステップです。
準備ができたら、regeditと入力してEnterキーを押し、UAC(ユーザーアカウント制御)の画面で「はい」をクリックして、レジストリエディターを起動します。
手順1:Shellキーまで移動する
レジストリエディターで、以下のキーへ移動します。
Computer\HKEY_CLASSES_ROOT\DesktopBackground\Shell

手順2:「Check for Updates」キーを作成する
Shellキーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択します。作成された新しいキーの名前をCheck for Updatesに変更してください。この名前がそのままコンテキストメニューに表示されるため、日本語で「更新プログラムのチェック」としても構いません。
手順3:「command」キーを作成する
次に、Check for Updatesキーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択して、新しいキーの名前をcommandに変更します。
手順4:DelegateExecute値を設定する
commandキーを右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択して、値の名前をDelegateExecuteに変更します。
DelegateExecuteをダブルクリックし、値のデータ欄に以下を入力します。
{556FF0D6-A1EE-49E5-9FA4-90AE116AD744}
手順5:SettingsURL値を設定する
続いてアイコンを追加していきます。Check for Updatesキーに戻り、右クリックして「新規」→「文字列値」を選択し、名前をSettingsURLに変更します。

SettingsURLをダブルクリックし、値のデータ欄に以下を入力します。
ms-settings:windowsupdate-action
手順6:Icon値を設定する
もう一度Check for Updatesキーを右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択して、名前をIconに変更します。
Iconをダブルクリックし、値のデータ欄に以下を入力します。
%SystemRoot%\System32\shell32.dll,-47
以上の作業が完了すると、レジストリの階層構造は次の画像のようになります。
Check for Updatesキーは次の通りです。

commandキーは次の通りです。

PCを再起動して変更を反映させる
最後にPCを再起動すれば、設定が反映されます。デスクトップを右クリックすると、コンテキストメニューに「Check for Updates(更新プログラムのチェック)」という項目が追加されているはずです。
Ultimate Windows Tweakerを使う簡単な方法

「手順が多くて難しそう」「時間がかかりそう」と感じた場合は、フリーツールのUltimate Windows Tweakerを使うのがおすすめです。専用のレジストリファイル(.reg)をダウンロードしてダブルクリックするだけで登録でき、PCやタブレットを再起動すれば、デスクトップのコンテキストメニューに新しい「更新プログラムのチェック」ボタンが表示されます。
Ultimate Windows Tweakerを使えば、「Windows Updateのチェック」以外にも、さまざまな便利な項目をコンテキストメニューに追加できます。レジストリの手動編集に不安がある方には、こちらの方が安全で簡単でしょう。

-
Windows 11でコンテキストメニューを透明化する方法
Windows 11といえば、デザインとユーザーインターフェースの大幅な進化がまず目につきます。数々の新機能の中でも、コンテキストメニューを透明にできる点は見逃せないポイントです。 本記事では、Windows 11でコンテキストメニューを透明化する具体的な手順を、ステップバイステップでわかりやすく解説します。 Windows 11でコンテキストメニューを透明にする方法 はじめに用語の確認です。Windowsにおける「コンテキストメニュー」とは、マウスを右クリックしたときに表示されるショートカットメニューのことです。右クリックメニューとも呼ばれます。 Windows 11では、スタートメニューや
-
Windows 11でコンテキストメニューを透明化する方法
Windows 11といえば、デザインやユーザーインターフェースの大幅な進化が何より目を引きます。数々の新機能の中でも、スタートメニューやタスクバーを半透明にできる「透明効果」は特に人気ですが、実はコンテキストメニューも透明化できることをご存じでしょうか。 この記事では、Windows 11のコンテキストメニューを透明化する方法を、初心者の方にもわかりやすくステップバイステップで解説していきます。 コンテキストメニューとは まず前提として、コンテキストメニューとは、グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)上でマウスを右クリックした際に表示されるショートカットメニューのことです。「右クリッ