Windows 10のメンテナンス作業を自動化する3つの方法|ディスク整理・バックアップ・更新を効率化
新しいパソコンを使い始めた頃は、動作も軽快で熱くなることもなく、まさに快適そのものです。しかし、使い込んでいくうちにあちこちで動作がもたつくようになり、時間とともに全体的なパフォーマンスが低下していくことに気づきます。
パソコンがフリーズするようになるのは、メモリやストレージが不要なファイルで埋め尽くされていることが主な原因です。これらのファイルの多くは、二度と使うことのないものばかり。パソコンを最適な状態に保つためには、定期的なメンテナンス作業が欠かせません。
さらに、予期せぬトラブルで大切なデータを失ってしまうリスクもあります。日頃からのメンテナンスとバックアップがあれば、そんな事態も防げます。「バックアップや最適化を忘れてしまう」という方もご安心ください。実は、これらの作業を自動的に実行させる賢い方法があるのです。
Windows 10で自動化できるメンテナンスタスク
この記事では、Windows 10のパソコンで以下の作業を自動化する方法をご紹介します。
- システムドライブのクリーンアップを自動化する
- ファイルを自動的にバックアップする
- Windows、デバイスドライバー、アプリを最適なタイミングで更新する
それぞれの方法について、詳しく解説していきますので、最後までお読みください。
1. システムドライブのクリーンアップを自動化する
システムドライブ上の不要なファイルは、定期的に削除しましょう。特にストレージ容量が少ない環境では重要です。ドライブのクリーンアップにはいくつかの方法がありますが、すべて手動で行う必要はありません。ここでは、これらの作業を自動化して手間を減らす方法を紹介します。
ストレージセンサーでハードディスクの掃除を自動化

MicrosoftはWindows 10に「ストレージセンサー(Storage Sense)」機能を搭載しました。この機能は、一時ファイルやごみ箱内のファイルなどを自動的に削除してくれます。重要なファイルを勝手に削除することはないので、システムドライブの掃除はストレージセンサーに任せてしまうのがおすすめです。
設定するには、Windowsキー + Iキーを押して「設定」を開き、「システム > ストレージ」へ移動します。ここで「ストレージセンサー」のスイッチをオンにすれば、機能が有効になります。
「何を」「いつ」削除するかを細かく設定したい場合は、「空き領域を自動的に増やす方法を変更する」をクリックしてください。
ディスククリーンアップをタスクスケジューラで定期実行する

「ディスククリーンアップ」は、Windowsに古くから搭載されている定番ツールです。ダウンロードしたプログラムファイル、インターネット一時ファイル、縮小版(サムネイル)、ごみ箱の中身など、さまざまなジャンクファイルをワンクリックで削除できます。
このツールを手動で時々実行する代わりに、「タスクスケジューラ」を使えば、一定間隔で自動実行するよう設定できます。手順は以下の通りです。
Windowsキーを押して「タスクスケジューラ」と検索し、検索結果からタスクスケジューラを開きます。「操作」メニューから「基本タスクの作成」を選択してください。
新しいタスクに名前と説明を入力して「次へ」をクリックします。次の画面では、タスクを実行する間隔を指定します。毎日、毎週、毎月など自由に設定でき、パソコンの起動時やログオン時、特定のイベント発生時などをトリガーにすることも可能です。
続いて「操作」を選択します。今回はプログラムを実行したいので、「プログラムの開始」を選びましょう。「プログラム/スクリプト」欄に以下のパスを入力します。
C:\Windows\system32\cleanmgr.exe
最後に、新しいタスクの内容を確認して「完了」を押せば設定完了です。
関連記事: Windows 10を快適な状態に保つためのメンテナンスのコツ
2. ファイルを自動的にバックアップする
ドライブがクラッシュして大切なデータを失いたい人はいません。ファイルや設定を定期的にバックアップしておけば、データ消失の被害を最小限に抑えられます。しかし、多くの人にとってバックアップを習慣づけるのは難しいもの。だからこそ、バックアップの自動化が非常に重要なのです。
幸い、Windows 10には「ファイル履歴(File History)」という便利な機能が標準搭載されています。高機能ながら操作はとてもシンプルで、外部ハードディスクを接続して機能を有効にするだけで、Windowsが重要なファイルを自動的にバックアップしてくれます。
ファイル履歴を使ったバックアップと復元の具体的な手順については、別記事で詳しく解説していますので、そちらもぜひ参考にしてください。
3. Windows・ドライバー・アプリを最適なタイミングで更新する

ユーザーが直面するハードウェアトラブルの多くは、アプリケーションやドライバーが古いことが原因です。しかもWindowsは、ドライバーの更新版が利用可能になっても通知してくれません。以前のWindowsでは更新をブロックできましたが、現在は保留中の更新を延期できるだけになっています。
そこで役立つのが「アクティブ時間」の設定です。この機能を使えば、システムが不適切なタイミングで更新されるのを防ぎ、自分のパソコンの利用状況に合わせて更新を行う時間帯を指定できます。
設定方法は簡単です。Windowsキー + Iで「設定」を開き、「更新とセキュリティ」を選択します。次に「アクティブ時間の変更」をクリックし、「このデバイスの使用状況に基づいてアクティブ時間を自動的に調整する」に変更しましょう。
この記事がお役に立てば幸いです!
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