Windowsが作成・保存するメモリダンプファイルの数を変更する方法
Windows 11/10 のパソコンがクラッシュ(ブルースクリーン)を起こすたびに、システムは自動的にメモリダンプファイルを作成します。これらのミニダンプファイルは、Windowsがクラッシュした瞬間のメモリ状態を記録したイメージであり、障害原因の調査に役立つ重要な情報源です。
このダンプファイルには、主に以下の情報が含まれています。
- ストップエラーのメッセージとそのパラメータなどのデータ
- 読み込まれていたドライバーの一覧
- 停止したプロセッサのプロセッサコンテキスト(PRCB)
- 停止したプロセスのプロセス情報とカーネルコンテキスト(EPROCESS)
- 停止したスレッドのプロセス情報とカーネルコンテキスト(ETHREAD)
- 停止したスレッドのカーネルモード呼び出しスタック
ダンプにはいくつかの種類があり、「カーネルメモリダンプ」「小さいメモリダンプ(ミニダンプ)」「完全メモリダンプ」などがあります。さらにWindows 8以降では「自動メモリダンプ」という新しいオプションも追加されました。
Windowsが作成するメモリダンプファイルの数を変更する方法
ダンプの設定は、コントロールパネル > すべてのコントロールパネル項目 > システム > システムの詳細設定 > 詳細設定タブ > 起動と回復 > 設定から確認・変更できます。
Windowsは既定で最大50個のミニダンプファイルを作成・保存します。これらのファイルは %SystemRoot%\Minidump フォルダに格納されています。
パソコンのクラッシュ原因を調査するためにダンプファイルを解析したい上級者にとっては、直近50個分のダンプファイルが残っていることは有益です。
関連記事:Windows 11/10でクラッシュダンプファイルを手動で作成する方法
一方、ダンプファイルを特に活用しない場合、これらのファイルは単にディスク容量を消費するだけになってしまいます。
そこで必要に応じて、Windowsが保存するダンプファイルの数を減らすことができます。
レジストリでMiniDumpsCountの値を変更する
手順は以下のとおりです。
- 「regedit」と入力してレジストリエディターを開きます。
- 次のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\CrashControl - MiniDumpsCount をダブルクリックし、値のデータを変更します。
Windowsの既定値は16進数で32(10進数で50)です。直近10個のミニダンプファイルだけを保存したい場合は、10進数で「10」に設定してください。
なお、レジストリを編集する際は、誤操作によるシステムへの影響を避けるため、事前にレジストリのバックアップや復元ポイントの作成を行っておくことをおすすめします。
本記事がお役に立てば幸いです。
関連記事:Windows 11/10のメモリダンプ設定について
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