Windows 11/10で誤って削除されたシステムファイルを復元する5つの方法
Windows 11/10でうっかりシステムファイルやフォルダーを削除してしまい、「設定」が開けなくなったり、パソコンが再起動できなくなったりしたことはありませんか?マルウェアやジャンクファイルだと思って削除したものが、実は重要なシステムファイルだったというケースは少なくありません。特に「Windows」フォルダー内、とりわけ「System32」や「SysWOW64」フォルダーのファイルを削除すると、システム全体に深刻な影響が及ぶ可能性があります。
本記事では、誤って削除したシステムファイルを復元するための方法を5つ紹介します。いずれもWindowsに標準搭載されているツールで、実行には管理者権限が必要です。
Windowsで削除されたシステムファイルを復元する方法
Windows リソース保護は、レジストリキーやフォルダー、重要なシステムファイルを保護する機能です。保護対象のシステムファイルに変更が検出されると、「Windows」フォルダー内に保存されたキャッシュコピーから自動的に修復されます。しかし、この仕組みでも復旧できない場合は、以下のツールを試してみましょう。コマンドラインで実行するものもあれば、高度なスタートアップからの起動が必要なものもあります。
1. システム ファイル チェッカー(SFC)を実行する
システム ファイル チェッカーを実行すると、破損または損傷したWindowsファイルを修復できます。ファイルが欠落していることが判明した場合は、自動的に正しいファイルへと置き換えられます。このコマンドは、管理者権限で昇格したコマンドプロンプトから実行してください。より確実な結果を得るには、セーフモードまたは起動時(ブートタイム)に実行することをおすすめします。
2. DISMツールを実行する
DISM(展開イメージのサービスと管理)コマンドを実行すると、破損している可能性のあるWindowsシステムイメージやコンポーネントストアを修復できます。システムの不整合や破損はすべて修正されるはずです。PowerShellまたはコマンドプロンプトのどちらからでも実行可能です。
また、フリーユーティリティ「FixWin」を利用すれば、SFCやDISMをワンクリックで簡単に実行することもできます。
3. システムの復元を実行する
システムの復元は、Windowsの代表的な機能の一つで、すべてが正常に動作していた過去の日時へシステムファイルを戻せます。ただし、あらかじめ復元ポイントが作成されている必要がある点に注意してください。まだ設定していない場合は、今すぐ有効化しておきましょう。システムの復元は、スタートアップ時の詳細オプションからも利用できます。
関連記事:MicrosoftからWindowsのexeやdllなどのOSファイルをダウンロードする方法
4. 自動修復(スタートアップ修復)を実行する
以前は「自動修復」と呼ばれていた高度なWindowsツール「スタートアップ修復」は、こうしたトラブルの診断に役立ちます。システムファイル、レジストリ設定、構成設定などをスキャンし、問題を自動的に検出・修復しようとします。
実行するには、高度なスタートアップオプションから起動し、「トラブルシューティング」>「詳細オプション」>「スタートアップ修復」と進みます。PCの起動に不可欠なシステムファイルを削除してしまった場合でも、これで修復できる可能性があります。
5. 「このPCを初期状態に戻す」を実行する
最後に紹介するのは、あくまでも最終手段として位置づけられる方法です。「このPCを初期状態に戻す」を使えば、Windows PCからすべてのデータを削除し、まっさらな状態でやり直すことができます。このオプションは「設定」>「更新とセキュリティ」>「回復」から利用できます。実行前には、大切なデータのバックアップを必ず取っておきましょう。
無事に復元できますように!
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