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Windows 11/10で「絶対音量」を有効・無効にする方法【レジストリ&コマンドプロンプト】

Bluetoothヘッドホンはワイヤレスで接続できるため、コードに邪魔されずに通話や音楽鑑賞を楽しめます。機種によっては、左と右のスピーカーの音量をそれぞれ個別に調整することも可能です。しかし、Windows 11/10では仕様上の制限があり、左右のスピーカーを異なる音量レベルに設定することができません。

そこで本記事では、Windows 11/10で左右の音量を個別に変更する方法を解説します。また、Windows Updateの適用後にBluetoothの音量調整が効かなくなった場合にも、この記事の手順が役立ちます。これは「絶対音量(Absolute Volume)」機能が一部のBluetoothデバイスと互換性を持たず、音量調整ができなくなるトラブルが起きている可能性があるためです。この問題が発生すると、タスクバーの音量スライダーを動かしても、デバイス本体の音量ボタンを押しても、音量がまったく変化しなくなります。

Windows 11/10で絶対音量を無効にする方法

通常、片方のスピーカーの音量を変更すると、もう片方のスピーカーの音量も自動的に連動して変わります。そのため、標準機能では左右の音量を別々に設定することはできません。しかし、レジストリを少し編集するだけで、この制限を解除できます。

注意:この方法ではレジストリ設定を変更します。誤った操作を行うとシステムに影響を及ぼす可能性があるため、作業前にレジストリのバックアップを作成し、慎重に進めてください。

レジストリエディターでの設定手順

  1. Win + Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  2. 空欄に regedit.exe と入力し、Enterキーを押してレジストリエディターを起動します。
  3. 次のパスへ移動します。
    HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\ControlSet001\Control\Bluetooth\Audio\AVRCP\CT
  4. 右側のペインにある DisableAbsoluteVolume というエントリを探します。何らかの理由で見つからない場合は、新しく作成できます。「CT」キーを右クリックし、「新規」>「DWORD (32ビット) 値」を選択して、名前を DisableAbsoluteVolume にしてください。
  5. 作成した値をダブルクリックし、データを 1 に設定します(既定値は0です)。
  6. パソコンを再起動します。

コマンドプロンプトで有効・無効を切り替える方法

レジストリエディターを使わなくても、コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行することで、絶対音量の有効・無効を簡単に切り替えられます。

絶対音量を無効にする場合:

reg add HKLM\SYSTEM\ControlSet001\Control\Bluetooth\Audio\AVRCP\CT /v DisableAbsoluteVolume /t REG_DWORD /d 1 /f

絶対音量を有効にする場合:

reg add HKLM\SYSTEM\ControlSet001\Control\Bluetooth\Audio\AVRCP\CT /v DisableAbsoluteVolume /t REG_DWORD /d 0 /f

コマンド実行後は、レジストリの変更を反映させるためにWindowsを再起動してください。

設定後の確認方法

再起動後、システムトレイ(タスクバー右下)のスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンド設定を開く」を選択して「デバイスの設定を管理」をクリックすると、以前と同じ操作画面が表示されます。

設定が正しく反映されていれば、片方のスピーカーの音量を変更しても、もう片方の音量は連動せず、そのまま維持されます。これにより、左右のスピーカーをそれぞれ好みの音量で使用できるようになります。

この手順が皆さんの問題解決に役立てば幸いです。

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