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Windows 11/10でWake-on-LAN(WoL)を有効・無効にする方法

Wake-on-LAN(WoL)は、低電力状態にあるコンピューターをネットワーク経由で遠隔起動するためのプロトコルです。ネットワークアダプターがイーサネットパケットやWOLイベントを検出すると、Wake-On-LAN機能がWindowsコンピューターを低電力状態から復帰させます。なお、Windows 11/10では、マイクロソフトがWOLイベントに対するコンピューターの既定の応答動作を変更しています。

Windows 11/10におけるWake-on-LANの動作

まず前提として、Windowsのスリープ状態にはいくつかの種類があります。Windows 7では、シャットダウンするとシステムはS5状態に移行し、すべてのデバイスは最も低い電力状態であるD3状態になります。このため、Windows 7ではS5状態からのWake-On-LANは公式にはサポートされていませんでした。

一方、Windows 11/10/8では、シャットダウン時の動作が異なり、システムはS4のハイブリッドシャットダウン(休止状態)に移行し、デバイスはD3状態になります。Windows 11/10では、S3(スリープ)およびS4(休止)の状態からのWake-On-LANがサポートされています。各スリープ状態の詳細については、Microsoftの公式ドキュメント「System Sleep States」も参考になります。

Windows 11/10でWake-on-LANを有効化・無効化する手順

Windows 11/10でWake-on-LAN(WoL)を有効・無効にする方法

デフォルトでは、Windows 11/10でWake-on-LANは有効になっています。設定を確認または変更したい場合は、デバイスマネージャーを使用します。「Win + X」メニューを開き、「デバイスマネージャー」を選択してください。

  1. 一覧から「ネットワークアダプター」を展開し、使用中のネットワークデバイスを探します。
  2. 該当するアダプターを右クリックして「プロパティ」を選択します。
  3. 「詳細設定」タブを開き、「プロパティ」ボックスの一覧から「Wake on Magic Packet」を探します。
  4. ドロップダウンメニューで「有効」または「無効」を選択し、「OK」をクリックして完了です。

ヒント:Wake-on-LANが正しく動作しない場合は、ネットワークドライバーの更新や、BIOS/UEFI側でWoL機能が有効になっているかどうかも併せて確認しましょう。

リモートでPCを起動できる無料ソフトウェア

1. WakeOnLAN

WakeOnLANはオープンソースのツールで、リモートのWindowsマシンを簡単に起動・シャットダウンできます。主な機能は以下のとおりです。

  • 電源が切れているリモートコンピューターの起動(WakeUp)
  • リモートコンピューターのシャットダウン
  • 選択したリモートコンピューターへPingを送信し、ステータスを表示
  • 登録済みの全コンピューターを一括で緊急シャットダウン
  • リモートデスクトップ経由でリモートサーバーへ接続
  • WOLパケットのリッスン(受信待機)

公式サイトから無料でダウンロードできます。

2. WakeMeOnLan

NirSoft製のWakeMeOnLanは、リモートコンピューターにWake-on-LAN(WOL)パケットを送信することで、1台または複数台のコンピューターを簡単に遠隔起動できるユーティリティです。対象のコンピューターがオンラインの間にネットワークをスキャンしてMACアドレスを収集し、その一覧をファイルとして保存しておけば、後からいつでもまとめて起動指示を出せます。

補足:SurfaceデバイスでもWake On LAN(WOL)はサポートされています。

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