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Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアしてRAMを解放する6つの方法

高スペックな構成でない限り、メモリ不足は誰にでも起こり得る問題です。起動しているアプリが増えるほど、メモリの使用量も増えていきます。アプリを閉じれば改善することもありますが、場合によってはメモリが占有されたままになり、古いメモリをクリアしてRAMを解放する必要が生じます。この記事では、Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアする方法をわかりやすく解説します。

Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアしてRAMを解放する6つの方法

Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアする方法

以下の方法を実践することで、メモリキャッシュをクリアし、PCのRAMを解放できます。

  1. PCを再起動する(最も確実な方法)
  2. タスクマネージャーから不要なプログラムやプロセスを終了する
  3. スタートアップ項目を減らす
  4. Windowsの視覚効果を減らす
  5. シャットダウン時にページファイルを定期的にクリアする
  6. 不足を感じたらRAMを増設する

これらの操作を行うには、管理者権限が必要です。

1. PCを再起動する(最も確実な方法)

多くの問題は再起動だけで解決します。PCを再起動すると、メモリの内容がすべて消去され、まっさらな状態で起動します。プログラムを終了したのにメモリが解放されないままになっている場合は、迷わず再起動しましょう。占有されていたメモリは確実に解放されます。

2. タスクマネージャーから不要なプログラムやプロセスを終了する

「後でまた使うかも」と思ってアプリを開いたままにしていると、数時間後にはメモリを圧迫する原因になります。タスクバーやシステムトレイ(通知領域)をこまめに確認し、使っていないプログラムを見つけたら閉じる習慣をつけましょう。

また、ウィンドウを閉じてもプログラムがバックグラウンドで動作し続けているケースもあります。その場合は、Ctrl + Shift + Escキーでタスクマネージャーを開き、メモリ使用量順に並べ替えます。大量のメモリを占有しているプログラムがあり、作業中のデータを失う心配がなければ、右クリックして「タスクの終了」を選択してください。

TIP: 「Rundll32.exe advapi32.dll,ProcessIdleTasks」というコマンドを実行すると、保留中のアイドルタスクが即座に実行されると紹介されることがありますが、実質的な効果は期待できません。このコマンドはWindowsをアイドル状態にして、通常の使用中には実行されないタスクを処理させるだけのもので、メモリのクリアやPCの高速化とは直接関係ありません。

3. スタートアップ項目を減らす

Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアしてRAMを解放する6つの方法

再起動しても効果がなく、PCの起動後に使い始めるまで時間がかかる場合は、スタートアッププログラムが原因かもしれません。ソフトウェアやアプリをインストールすると、Windowsの起動時に自動的に開始されるよう登録され、メモリを予約します。登録項目が多すぎると、常時メモリ不足の状態に陥ります。

Ctrl + Shift + Escキーでタスクマネージャーを開き、「スタートアップ」タブに切り替えます。ログイン直後に必要のないプログラムを右クリックして「無効化」を選択すれば、起動時のメモリ消費を抑えられます。

4. Windowsの視覚効果を減らす

アニメーションなどの視覚効果は常にRAMを消費します。完全になくすのは難しくても、無効化することでメモリを節約できます。最も簡単なのは無料ツール「Ultimate Windows Tweaker」を使う方法で、ワンクリックで切り替えられます。手動で設定したい場合は、以下の手順に従ってください。

Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアしてRAMを解放する6つの方法

  • Win + Xキーを押して「システム」を選択し、システム設定を開く
  • 右側のパネルにある「システムの詳細設定」をクリックする
  • システムのプロパティウィンドウの「パフォーマンス」欄にある「設定」ボタンをクリックする
  • 「パフォーマンスを優先」を選択してOKをクリックする

5. シャットダウン時にページファイルを定期的にクリアする

ページファイルは、ストレージの一部をRAMの代わりとして使用するWindowsの組み込み機能です。OSが一時的な追加領域を確保できるため、メモリが足りないときの救済策として役立ちます。

ただし、ページファイルは物理ファイルであるため、シャットダウン後もPC上に残ります。WindowsではOSに管理を任せることを推奨していますが、セキュリティやディスク容量の観点から、シャットダウンのたびにページファイルを自動的にクリアするよう設定することも可能です。

Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアしてRAMを解放する6つの方法

レジストリエディターから手動で設定することもできますが、失敗のリスクを避けるなら「Ultimate Windows Tweaker」の利用をおすすめします。数クリックで安全に設定でき、設定項目は「カスタマイズ > エクスプローラー」にあります。

TIP: 市販・フリーのメモリ最適化ツールは、実はあまり効果がありません。これらのツールの多くは、メモリ上のデータを仮想メモリ(ページファイル)へ移動させているだけで、ユーザーに「メモリが解放された」と錯覚させているにすぎません。

6. 不足を感じたらRAMを増設する

上記の方法を試しても改善しない場合は、RAMの増設を検討しましょう。近年のアプリケーションは重量化しており、快適に使うには最低16GBのRAMが推奨されます。複数のアプリを同時に実行するなら、なおさら重要です。

増設の際は、現在搭載されているモジュールと同じ規格のものを追加するか、マザーボードが対応しているメモリ規格(DRAMの種類や最大容量)を事前に確認して選びましょう。また、搭載しているRAMの動作速度がマザーボードの最大対応速度より低い場合は、メモリ全体をより高速なものに交換するのも効果的です。

なお、Windowsのチューニングに関する誤解にも注意が必要です。レジストリクリーナーやジャンクファイルクリーナーといったソフトは、パフォーマンス向上にほとんど役立ちません。一方で、SSDへの換装や高速なRAMの導入など、ハードウェア面の強化は確実な効果をもたらします。

Windows 11/10でメモリキャッシュをクリアしてRAMを解放する6つの方法
  1. Windows 10でキャッシュメモリをクリアする方法|一時ファイル・ストア・DNSキャッシュの削除手順

    デジタル時代の今日、私たちはスマートフォンやPCなどのデバイスと切り離せない関係にあり、日常生活においてガジェットなしでは生きていけないと言っても過言ではありません。しかし、スマートフォンであれWindows PCであれ、長期間使用を続けるとキャッシュメモリが蓄積され続け、デバイスのストレージ容量を無駄に圧迫していきます。そのため、PCのパフォーマンスを向上させるには、Windows 10のキャッシュを定期的にクリアし、不要なジャンクデータを除去することが、テクニカルエキスパートからも常に推奨されています。 他のデバイスと同様に、Windows 10にもさまざまな種類のキャッシュメモリが保存

  2. Windows 11でキャッシュをクリアする方法を徹底解説|初心者向け6つの手順

    キャッシュファイルは、快適なユーザー体験を実現するために欠かせないものです。たとえば、ログインのたびにパスワードを入力しなくて済むのは、キャッシュのおかげです。しかし、RAMやストレージ容量が少ないPCでは、新しいバージョンのWebページがうまく読み込めないなどの不具合が起こることもあります。 PCの動作を改善したいなら、不要になったキャッシュファイルを削除して、ストレージ容量とメモリを解放することが有効です。「Windows 11でキャッシュをクリアするにはどうすればいいのか?」という疑問をお持ちの方に向けて、本記事では実践的な方法をわかりやすく解説します。 Windows 11でのキャッシ