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Windows 11/10を再インストールせずにレガシーBIOSからUEFIへ移行する方法

近年のPCやノートパソコン向けマザーボードの多くは、従来のBIOS(Basic Input Output System)に加えて、新しいファームウェア規格であるUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)の両方に対応しています。UEFIの最大のメリットは、2TBを超える大容量ハードディスクをサポートしている点です。一方で注意点もあります。UEFIではx64版のWindows OSのみが動作し、ハードディスクはGPT(GUIDパーティションテーブル)形式である必要があります。

お使いのPCがUEFIに対応しており、レガシー(BIOS)モードからUEFIモードへ切り替えたい場合は、Windowsを再インストールすることなく移行できます。この記事では、その具体的な手順を詳しく解説します。

再インストールなしでレガシーからUEFIへ変更する2つの方法

ここで紹介するのは、以下の2つの方法です。

  1. Windows標準ツールを使ってMBRをGPTに変換する
  2. 回復環境(Recovery Environment)を使ってMBRをGPTに変換する

作業前の前提条件

作業を始める前に、以下の条件を満たしていることを確認してください。

  • マザーボードがレガシーBIOSとUEFIの両方に対応していること
  • Windows 10 バージョン1703以降がMBRパーティション上で稼働していること

注意:手順を誤るとPCが起動できなくなる可能性があります。作業前に重要なデータのバックアップを取っておくことを強くおすすめします。

方法1:Windows標準ユーティリティでMBRをGPTに変換する

まず、コマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを入力します。

mbr2gpt.exe /convert /allowfullOS

処理が完了するまで待ちます。進行状況は画面上で確認できます。

変換が完了したら、次はPCのBIOS設定をUEFIモードに切り替えます。

「設定」>「更新とセキュリティ」>「回復」と進み、「今すぐ再起動」をクリックします。PCが再起動し、高度なスタートアップオプションが表示されます。

「トラブルシューティング」>「詳細オプション」を選択すると、システムの復元、スタートアップ修復、以前のバージョンへの戻し、コマンドプロンプト、システムイメージ回復、UEFIファームウェア設定などの項目が表示されます。

「UEFIファームウェア設定」を選択すると、PCのBIOS(UEFI)画面に入れます。メニューの構成はメーカー(OEM)ごとに異なります。

ブートモードの設定は通常、「Boot」>「Boot Configuration」の下にあります。これをUEFIに変更してください。

設定を保存して終了すると、PCが再起動し、UEFIモードで起動します。

方法2:回復環境を使ってMBRをGPTに変換する

Windowsセットアップを実行中に、画面にメッセージが表示されたタイミングでShift+F10キーを押すと、コマンドプロンプトを開くことができます。

コマンドプロンプトを管理者として実行し、以下のコマンドを順番に実行します。

mbr2gpt.exe /convert

処理が完了するまで待ちます。

変換が終わったら、PCのBIOS設定画面を開きます。

ブートモードは通常、「Boot」>「Boot Configuration」にあります。UEFIに設定してください。

設定を保存して終了すれば、PCはUEFIモードで再起動します。

この手順が皆さんの環境でも正常に機能することを願っています。万が一のトラブルに備えて、作業前のバックアップは忘れずに行いましょう。

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