WMICコマンドでWindows 11/10のハードディスク状態をネイティブにチェックする方法
ハードディスクはPCの中でも特に故障しやすいパーツの一つです。エラーや不良セクタがないか定期的にチェックするのはもちろん、突然のディスク障害に見舞われないためにも、日頃からの状態管理が欠かせません。最近のハードディスクには、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology)と呼ばれる自己監視技術が搭載されており、ドライブの健康状態を常時監視し、異常の兆候を検知すると警告を発する仕組みになっています。
ハードディスクの状態を確認するには、Windowsに標準搭載されているWMIC(Windows Management Instrumentation Command-line)を使うのが手軽です。WMICは、WMI(Windows Management Instrumentation)の操作を簡略化するためのコマンドラインおよびスクリプティングインターフェースで、これを使えばPCのモデル名やシリアル番号の確認など、さまざまな管理タスクを実行できます。
ハードディスクの健康状態を確認する3つの方法
ここでは、ハードディスクやSSDの状態をチェックできるツールを3つ紹介します。それぞれ特徴が異なるので、自分のストレージの種類に合わせて使い分けるのがおすすめです。
1. WMICでステータスを確認する

Windows 10/8/7でネイティブにハードディスクの健康状態を確認するには、まずコマンドプロンプトを開きます。
最初に以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
wmic
続いて、次のコマンドを入力してEnterキーを押します。
diskdrive get status
ハードディスクの状態に問題がなければ、「OK」というメッセージが表示されます。
もしSMART情報の取得に失敗した場合は、ハードディスクに何らかの問題が発生している可能性があります。その場合、返されるメッセージにもその内容が反映されます。
ステータスがOK以外だった場合は、故障しかけのHDD特有の異音に注意を払いながら、Windows標準機能や無料のサードパーティ製バックアップソフトを使って、早めにデータのバックアップを取ることをおすすめします。
2. メーカー純正ツールを活用する
現在、多くのOEMメーカーがストレージの健康状態を管理できる専用ツールを提供しています。たとえばSamsungなら「Samsung Magician」があり、これを使えば各ドライブの健康状態のほか、パフォーマンスやドライブの温度などをひと目で確認できます。

3. Windows標準のCHKDSKツールを使う
Windowsには「Check Disk(CHKDSK)」というツールが用意されており、ドライブの健康状態を診断できるだけでなく、ソフトウェアレベルで発生した軽微な問題を修復することも可能です。
管理者権限でターミナルを開き、「chkdsk /f」を実行しましょう。エラーが検出された場合は自動的に修復されます。なお、このコマンドを実行するとPCが再起動し、その後にディスクチェックが行われます。
チェックの結果、深刻な問題が見つかった場合は、ディスクの交換を検討するのがよいでしょう。寿命が近いディスクは、完全に動作しなくなる前にデータ破損を引き起こすこともあります。
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ハードドライブの健康状態は修復できる?
ハードウェアレベルの劣化は、ツールを実行しても修復できません。ただし、HDDであればデフラグを実行して記録領域を効率的に使うことで最適化できますし、SSDであればプロビジョニング(オーバープロビジョニング)を活用する方法があります。
TIP: GSmartControlを使えば、ハードドライブの健康状態を簡単にチェックできます。
ハードディスクの寿命はどのくらい?
寿命はディスクへの読み書き量に大きく依存します。HDD(機械式ハードディスク)は、適度な使用頻度であれば10年程度持つのが一般的です。一方、SSDは高速な読み書きの頻度が高く、構造上の特性もあるため、HDDに比べて寿命はやや短めです。とはいえ、SSDには可動部品がないため、機械的な故障のリスクは低いというメリットがあります。
TIP: Windows PCでハードドライブの速度をテストする方法は、こちらの記事で解説しています。
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はい、NVMeドライブははるかに高速です。マザーボードに直結しているため、アプリケーションやWindows全体のパフォーマンスも外付けストレージデバイスより大幅に優れています。さらに、ヒートシンクを搭載したNVMe製品もあり、ドライブ全体の温度を下げることでさらなるパフォーマンス向上が期待できます。

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