Windows 11/10のタスクマネージャーから無効なスタートアップ項目・存在しないプログラムのエントリを削除する方法
Windows 11/10のタスクマネージャーから無効なスタートアップ項目を削除する方法
Windows 11/10のタスクマネージャーでは、「スタートアップ」タブに表示される項目の有効化・無効化は可能ですが、不要になった古いエントリを削除する機能は用意されていません。PCを使い続けるうちに、アンインストール済みアプリの残骸がスタートアップタブに蓄積されていくことがあります。この記事では、レジストリまたはMicrosoft公式ツール「Autoruns」を使って、Windows 11/10のタスクマネージャーから無効なエントリ(死んだスタートアッププログラム)を削除する方法を詳しく解説します。

タスクマネージャーから無効なスタートアップ項目を削除する
冒頭の画像をご覧いただくと分かるように、無効なエントリ(この例ではOneDrive)を右クリックしても、指定された場所に実行ファイルが存在しないため、「ファイルの場所を開く」オプションがグレー表示になり選択できません。
こうした無効なスタートアップエントリは、レジストリを直接編集するか、「Autoruns」のような専用ツールを使うことで削除できます。以下、それぞれの方法を順番に見ていきましょう。
注意: ここで紹介する方法で削除できるのは、従来型のデスクトップアプリ(win32アプリ)のスタートアップ項目のみです。Microsoft Storeアプリ(UWPアプリ)のスタートアップエントリは、レジストリやAutorunsでは削除できません。従来型デスクトップアプリは、「スタートアップの種類」列に「レジストリ」または「フォルダー」と表示されます。これは、そのエントリがスタートアップフォルダーか、レジストリのRunキーのいずれかに由来することを意味します。
一方、Storeアプリ(画像中のSkypeやCortanaなど)の場合、「スタートアップの種類」列は空白で表示されます。これは、エントリがアプリのコンパイル時に組み込まれたマニフェストファイルに由来するためです。Storeアプリのスタートアップエントリを削除する唯一の方法は、アプリ自体をアンインストールすることです。
1. Autorunsを使って削除する
Autorunsを使用して、タスクマネージャーのスタートアップタブから無効なエントリを削除するには、以下の手順を実行します。
- Microsoft公式の「Autoruns」をダウンロードします。
- ダウンロードしたアーカイブを解凍し、管理者権限でツールを実行します。
- 「Logon」タブをクリックします。
注意: タスクマネージャーのスタートアップタブで「無効」に設定された項目は、別のレジストリ領域に保存されているため、Autorunsには表示されません。無効化されたスタートアップ項目を削除したい場合は、まずタスクマネージャーで該当項目を有効に戻してから作業を行ってください。
- 不要なスタートアップエントリを選択して削除します。ただし、Microsoft関連のエントリ、特にUserinitは絶対に削除しないでください。削除するとWindowsが正常に起動しなくなる恐れがあります。
- 削除が完了したら、次にスタートアップフォルダー内の無効なショートカットも削除しておきましょう。
スタートアップフォルダー内の無効なショートカットを削除する手順は以下の通りです。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 以下の環境変数をコピー&ペーストして、Enterキーを押します。
%ProgramData%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
- 開いたフォルダーで、不要なショートカットを選択して削除します。
続けて、以下の環境変数を「ファイル名を指定して実行」に入力し、Enterキーを押します。
%Appdata%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
- こちらのフォルダーでも、不要なショートカットを選択して削除します。
2. レジストリを使って削除する

レジストリを操作する作業となるため、事前にレジストリのバックアップを作成するか、システムの復元ポイントを作成しておくことを強くおすすめします。準備が整ったら、以下の手順に進みます。
- Windowsキー + R を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
- 「regedit」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを起動します。
- 以下のレジストリキーパスへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
- 右側のペインに表示される各値は、各プログラムによって追加された自動起動エントリです。
- 不要なエントリを右クリックし、「削除」を選択します。
同じ操作を、以下の場所にあるRunキーに対しても繰り返し実行します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StartupApproved\Run
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\StartupApproved\Run
また、64ビット版Windows上で動作する32ビットアプリの場合は、以下の場所も確認してください。
HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\WOW6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
無効なエントリの削除が完了したら、レジストリエディターを終了し、前述の手順に従ってスタートアップフォルダー内の無効なショートカットも忘れずに削除しておきましょう。
なお、スタートアップ項目をより簡単に管理できる無料のスタートアップ管理ソフトウェアもいくつか公開されていますので、併せて活用するのもおすすめです。
以上で作業完了です!
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