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Windows 10でハードディスクのクラスターサイズを変更する2つの方法

Windows 10では、ハードディスク上のファイルはクラスターサイズ(アロケーションユニットサイズとも呼ばれます)に基づいて管理されています。パーティションをフォーマットする際にクラスターサイズを指定しなかった場合、パーティションのサイズに応じてデフォルト値が自動的に選択されます。これこそが、ボリュームのクラスターサイズを変更する必要が生じる理由の一つです。本記事では、Windows 10でハードディスクのクラスターサイズを変更する方法を詳しく解説します。

ハードディスクのクラスターサイズとは

Windows NT 4.0以降のWindowsでは、NTFSの最大クラスターサイズのデフォルト値は4KBとなっています。

クラスターとは、Windows OSにおいてディスク上のファイルを保存・管理するための最小単位です。1つのクラスターには、たとえ1バイトのファイルであっても、1つのファイルしか格納できません。そのため、小さなファイルを多数保存する場合は小さなクラスターでボリュームを構成するとディスク容量の使用効率が向上します。逆に、動画などの大きなファイルを保存する場合は大きなクラスターを割り当てることで、データの読み書き速度を大幅に最適化できます。

一般的に、512Bのクラスターは旧世代の標準規格であり、現在最も広く使われているのは4KBのクラスターです。さらに64KBのクラスターは、ゲーム、3D映画、高解像度写真といった大容量ファイルの保存に適しています。ファイルサイズに応じてクラスターサイズを変更することで、より優れたパフォーマンスを引き出すことが可能です。

Windows 10でハードディスクのクラスターサイズを変更するには、大きく分けて2つの簡単な方法があります。以下、それぞれの手順を順番にご紹介します。

方法1:エクスプローラーからクラスターサイズを変更する

エクスプローラーを使ってクラスターサイズを変更する場合は、以下の手順を実行してください。

  • Windowsキー + E を押して、エクスプローラーを開きます。
  • クラスターサイズを変更したいパーティションを右クリックし、フォーマットを選択します。
  • 「アロケーションユニットサイズ(クラスターサイズ)」の項目をクリックします。
  • ドロップダウンリストから、設定したいクラスターサイズを選択します。
  • 「クイックフォーマット」にチェックを入れ、開始をクリックします。
  • フォーマットに関する警告ダイアログが表示されたら、「OK」をクリックして続行します。

フォーマットが完了すれば、クラスターサイズの変更は成功です。

方法2:DiskPartコマンドでクラスターサイズを変更する

コマンド操作が得意な方は、DiskPartコマンドを使った方法も便利です。以下の手順で実行します。

  • Windowsキー + R を押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。
  • ダイアログボックスに「cmd」と入力し、Ctrl + Shift + Enter を押して、管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
  • コマンドプロンプトのウィンドウで、以下のコマンドを入力してEnterキーを押し、DiskPartユーティリティを起動します。
diskpart

続いて、以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押していきます。

list disk
select disk #

「#」の部分には、クラスターサイズを変更したいディスクに割り当てられた番号を入力してください。

list partition
select partition #

同様に「#」の部分には、対象となるパーティションの番号を入力します。

format fs=ntfs unit=<ClusterSize>

<ClusterSize> の部分は、実際に設定したいクラスターサイズに置き換えて実行してください。

フォーマットが完了すると、クラスターサイズの変更は完了です。

まとめ

以上、Windows 10でハードディスクのクラスターサイズを変更する2つの方法をご紹介しました。保存するファイルのサイズや用途に合わせて適切なクラスターサイズを設定することで、ディスク容量の使用効率や読み書き速度を最適化できます。なお、どちらの方法でもフォーマットを実行するため、対象ドライブ内のデータはすべて消去されます。作業前には、重要なデータのバックアップを必ず取っておきましょう。

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