Windows 11/10でオフラインファイル用のディスク容量を設定・変更する方法
普段、オフラインファイルが使用しているディスク容量を意識することはあまりないかもしれません。ドライブの空き容量が知らないうちに減っていき、その原因がわからないこともあるでしょう。しかし、賢いWindowsユーザーであるなら、ディスク容量の管理には注意を払うべきです。実はWindows 11/10では、デフォルトでディスク容量の10%がオフラインファイルのキャッシュとして自動的に割り当てられるポリシーになっています。
オフラインファイル用のディスク容量を構成するとは
自動キャッシュは、任意のネットワーク共有フォルダに対して設定できます。ユーザーが共有上のファイルを開くと、システムはそのファイルのコピーを自動的にユーザーのコンピューターに保存します。この自動キャッシュ機能は便利な反面、場合によってはかなりのディスク容量を消費することがあります。逆に、一時的なキャッシュファイルが不要だと感じる場合は、キャッシュ用のディスク領域を確保しないよう設定することも可能です。
本記事では、レジストリエディターとローカルグループポリシーエディターの2つの方法を使って、オフラインファイルのキャッシュ容量を変更したり、完全に無効化したりする手順を詳しく解説します。
方法1:レジストリエディターで一時ファイルの自動キャッシュを無効化する
1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「Regedt32.exe」と入力してEnterキーを押し、レジストリエディターを起動します。
2. 次のレジストリキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows
3. 左側のペインで「Windows」キーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択して新しいサブキーを作成します。名前は「NetCache」にしてください。
続いて、作成した「NetCache」キーを選択した状態で右側のペインを右クリックし、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を作成します。名前は「DefCacheSize」とします。
作成したDWORD値をダブルクリックして編集画面を開きます。
4. 編集画面では、まず基数を「10進数」に切り替えます。次に、コンピューターに使用させたいディスク容量の割合(パーセント)を100倍した数値を「値のデータ」に入力します。たとえば、総ディスク容量の15.45%を使用させたい場合は「1545」と入力します。
一時オフラインファイル用のディスク容量を完全に無効化したい場合は、「0」を入力します。入力が完了したら「OK」をクリックします。
これで完了です。Windowsに対して、あなたの要件に応じた一時オフラインファイルのキャッシュ制限が適用されました。
方法2:グループポリシーでデフォルトのオフラインキャッシュを構成する
1. Windowsキー + Rを押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開き、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押し、ローカルグループポリシーエディターを起動します。
2. 次の場所へ移動します。
コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → ネットワーク → オフラインファイル
3. 右側のペインで「既定のキャッシュ ファイル」という設定を探します。デフォルトでは「未構成」の状態になっているはずです。この設定をダブルクリックすると、編集ウィンドウが開きます。
4. ウィンドウ内で「有効」を選択し、オフラインファイルの保存に使用するディスク容量の割合を指定します。
「0」を入力すれば、キャッシュを完全に無効化できます。「未構成」または「無効」(デフォルト設定)のままにした場合は、Windowsが自動的にディスクサイズの10%をキャッシュに使用します。設定後は「適用」をクリックし、続いて「OK」をクリックします。
これで、キャッシュ用のディスク容量の割合を再度構成できました。
補足:ローカルグループポリシーエディターでディスク容量を構成すると、対応するレジストリエントリがWindowsによって自動的に作成されます。その逆も同様です。どちらか一方の方法で設定すれば十分です。
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