ランタイムエラーとは?主な原因とWindows 11/10での直し方を徹底解説
ランタイムエラー(実行時エラー)とは、プログラムの実行中や起動時に発生するエラーのことです。このエラーが発生すると、プログラムがフリーズしたり、強制終了(クラッシュ)してエラーメッセージが表示されたりすることがあります。
ランタイムエラーの原因はさまざまです。たとえば、プログラムが無限ループに陥った場合に発生することがあります。また、ユーザー側の操作ミスが原因となるケースもあります。例を挙げると、プログラムが数値の入力を必要としているのに、ユーザーがアルファベットなどの別の値を入力した場合、ランタイムエラーが表示されることがあります。
ランタイムエラーはなぜ・いつ発生するのか?
パソコンでランタイムエラーが発生する原因は数多くありますが、ここでは特に重要なものを4つ紹介します。
- メモリリーク
- プログラミングエラー
- 不完全なインストール
- レジストリの破損
1. メモリリーク
メモリリークは、Windowsパソコンにおけるランタイムエラーの最も一般的な原因です。プログラムがメモリ割り当てを正しく管理できず、使用したRAMを解放せずに消費し続けることで発生します。また、実行中のコードがメモリ上に保存されたオブジェクトにアクセスできなくなった場合にも、メモリリークは起こります。
2. プログラミングエラー
ソフトウェア開発段階でのバグも、ランタイムエラーの原因になります。通常、開発フェーズではデバッグ作業を通じてランタイムエラーを発見し、リリース前に修正します。しかし、何らかのバグが見逃されて製品に残ってしまった場合、ランタイムエラーが発生する可能性があります。
この場合の解決策は、開発元の公式サイトから更新パッチをダウンロードして適用することです。
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3. 不完全なインストール
プログラムのインストール中に、インストーラーが突然中断されることがあります。停電やシステムフリーズなど、中断の理由はさまざまです。このような不完全なインストール状態のままになると、システム上でランタイムエラーが発生する原因となります。
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4. レジストリの破損
レジストリが破損または損傷していると、プログラムが正常に動作しなくなり、ランタイムエラーが発生することがあります。レジストリが破損する原因は多数ありますが、その一つが手動によるレジストリ編集です。レジストリキーを編集する際は十分に注意し、変更を加える前に必ずレジストリのバックアップを取ることをおすすめします。
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Windows 11/10でランタイムエラーを修正する方法
ランタイムエラーには多くの種類があるため、修正方法も一律ではありません。ここでは、ほとんどのランタイムエラーに有効な汎用的な対処法を3つ紹介します。
- 最新のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールする
- DISMコマンドとSFCスキャンを実行する
- クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
1. 最新のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールする
Windows 11/10のアップデート後にランタイムエラーが発生し始めたという報告が、一部のユーザーから寄せられています。表示されるエラーメッセージは以下のようなものです。
Microsoft Visual C++ Runtime Library
Runtime Error!
Program: C:\Users\….
This application has requested the Runtime to terminate it in an unusual way.
Please contact the application's support team for more information.
このポップアップウィンドウは、パソコンの電源を入れるたびに表示され、閉じても再び現れるというものです。この種のランタイムエラーは、ソフトウェアの問題や、Visual C++ライブラリのランタイムコンポーネントが欠落していることが原因で発生します。
この場合、既存のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをアンインストールしたうえで、最新版をインストールすると改善する可能性があります。手順は以下の通りです。
- コントロールパネルを開き、「プログラムと機能」に移動します。
- 「プログラムのアンインストール」をクリックします。
- 一覧をスクロールして「Microsoft Visual C++ Redistributable」を探します。
- 右クリックして「アンインストール」を選択し、パッケージを削除します。
- Microsoft公式サイトから最新のMicrosoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをダウンロードします。
- インストール後、パソコンを再起動します。
この方法で、多くの場合は問題が解決します。
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2. DISMコマンドとSFCスキャンを実行する
システムファイルチェッカー(SFC)は破損したファイルをスキャンして修復するツールであり、DISM(展開イメージのサービスと管理ツール)は破損したWindowsシステムイメージファイルを修復するためのツールです。これらのツールを実行することで、ランタイムエラーの解決につながることがあります。
SFCを実行するには、管理者権限のコマンドプロンプトで以下のコマンドを実行します。
sfc /scannow
DISMを実行するには、管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを入力してEnterキーを押します。
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
DISMツールは、Windows Updateを利用して破損したファイルを修復します。
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3. クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
サードパーティ製のプログラムが原因となっている場合もあります。その場合は、クリーンブートを実行することでトラブルシューティングが可能です。
クリーンブートを行うことで、システム上のサードパーティ製アプリやスタートアップアプリがランタイムエラーの原因になっていないかを特定できます。
本記事が、ランタイムエラーの解決への正しい道筋を見つける助けになれば幸いです。
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