Windows 11/10で動画に漫画(カートゥン)効果を追加する方法|無料ソフト2選
このガイドでは、Windows 11/10パソコンで動画に漫画(カートゥン)効果を追加する方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。カートゥン効果とは、実写の動画をアニメや漫画のようなタッチに変換できるエフェクトのことです。SNSなどで話題になるコミック調の動画を見たことがある方も多いのではないでしょうか。「自分の動画もカートゥン風に加工してみたい」という方は、ぜひ本記事の手順を参考にしてください。ここでは、無料で使える2つの動画編集ソフトを使った具体的な手順をステップごとにご紹介します。
Windows 11/10で動画にカートゥン効果を追加する方法
動画にカートゥン効果を加えるには、無料の動画編集ソフトを利用するのが手軽です。多彩なビデオエフェクトを備えたフリーソフトは数多くありますが、その中でもカートゥン効果に対応しているものは限られています。本記事では、以下の2つの無料ソフトを使った方法をご紹介します。
- VideoPad Video Editorで動画にカートゥン効果を追加する
- VSDC Free Video Editorで動画をカートゥン風に加工する
それでは、それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
1. VideoPad Video Editorで動画にカートゥン効果を追加する
まずご紹介するのは、NCH Softwareが提供する無料の動画編集ソフト「VideoPad Video Editor」です。直感的な操作性ながらクオリティの高い動画を作成でき、編集後の動画はYouTubeなどのプラットフォームへ簡単に書き出し・共有できます。カートゥン効果を含む多彩なビデオエフェクトが標準搭載されているのも魅力です。
VideoPadでカートゥン効果を追加する手順
- VideoPad Video Editorをダウンロードしてインストールする
- ソフトを起動する
- カートゥン効果を適用したい動画ファイルを読み込む
- 動画をタイムラインに好きな順番でドラッグ&ドロップする
- 上部の「Effects(エフェクト)」タブを開く
- 「Video Effects(ビデオエフェクト)」を選択する
- 「Artistic(アーティスティック)」カテゴリまでスクロールする
- 「Cartoon(カートゥン)」エフェクトを選ぶ
- 「Colors(色)」「Edges(輪郭)」「Detail(ディテール)」のパラメータを調整する
- プレビューで仕上がりを確認する
- 対応する形式で動画を書き出す
続いて、各手順の詳細を説明します。
まず、NCH Softwareの公式サイトからVideoPad Video Editorをダウンロードし、Windows 11/10 PCにインストールしてください。無料版でもカートゥン効果は利用できます。インストールが完了したら、ソフトを起動しましょう。
次に、カートゥン化したい動画ファイルを読み込みます。メニューボタンから「File > Add Files(ファイル > ファイルの追加)」を選択すると、ソース動画を取り込めます。複数のクリップをつなぎ合わせて1本のカートゥン動画を作りたい場合は、動画ファイルを複数まとめて読み込むことも可能です。
読み込んだ動画は、タイムラインに再生させたい順序で1つずつドラッグ&ドロップしていきます。
続いて、画面上部の「Effects(エフェクト)」タブを開き、「Video Effects(ビデオエフェクト)」をクリックします。

ビデオエフェクトのダイアログが開き、動画に適用できるさまざまなエフェクトの一覧が表示されます。この中の「Artistic(アーティスティック)」カテゴリにある「Cartoon(カートゥン)」エフェクトをクリックして選択しましょう。

エフェクトを適用すると、Colors(色)、Edges(輪郭)、Detail(ディテール)といったパラメータを個別にカスタマイズできます。スライダーを動かしながら、カートゥン効果の強さや質感を好みの仕上がりに調整してください。プレビュー画面には結果がリアルタイムで反映されるため、確認しながら微調整できるのが便利です。

動画全体をプレビューで確認し、問題がなければ書き出しの工程へ進みます。「Export(書き出し)」タブを開き、希望の出力オプションを選択して、お好みの形式でカートゥン動画を保存しましょう。

Exportタブでは、MP4、AVI、3GP、ASF、MKV、WMV、RM、SWFなど主要な動画形式への書き出しに対応しています。さらに、GIFやAPNGアニメーションへの変換、360度動画の作成、ロスレス(劣化なし)保存、3D動画としての書き出しなど、多彩な出力機能を利用できます。
iPod、iPad、iPhone、Android、Xbox、PSPなど、特定のデバイスで再生できるポータブル動画として書き出すことも可能です。デバイス別のプリセットを選べば、最適な設定で簡単に出力できます。
また、YouTube、Flickr、Dropboxへの直接アップロード機能も搭載されています。

必要な項目(アカウント情報など)を入力すれば、カートゥン動画をそのままアップロードできます。
2. VSDC Free Video Editorで動画をカートゥン風に加工する
次にご紹介するのは、無料で使える高機能動画編集ソフト「VSDC Free Video Editor」です。こちらには直接的な「カートゥン」エフェクトは用意されていませんが、ポスタライズ(Posterize)エフェクトを活用することで、動画にコミカルなタッチを加えられます。以下、ポスタライズ効果を使って動画をカートゥン風にする手順を見ていきましょう。
- VSDC Free Video Editorをダウンロードしてインストールする
- ソフトを起動する
- 編集したい動画を読み込む
- 「Editor(編集)」タブを開く
- 「Video effects(ビデオエフェクト)」のドロップダウンボタンをクリックする
- 「Adjustments(調整)> Posterize(ポスタライズ)」を選択する
- オブジェクトの位置設定を行う
- ポスタライズレベルやその他のプロパティを調整する
- プレビューで仕上がりを確認する
- 動画を書き出す
以下、各ステップの詳細です。
まず、公式サイト(videosoftdev.com)からVSDC Free Video Editorをダウンロードし、PCにインストールして起動します。
次に「Import Content(コンテンツのインポート)」オプションから編集したい動画を読み込みます。読み込んだ動画はタイムラインに追加され、そこで編集作業を行えます。
続いて、上部の「Editor(編集)」タブを開き、「Video effects(ビデオエフェクト)」のドロップダウンメニューをクリックします。カテゴリ「Adjustments(調整)」の中から「Posterize(ポスタライズ)」エフェクトを選択してください。

エフェクトを追加すると、適用範囲を決める「オブジェクトの位置設定」が求められます。動画全体に効果をかけることもできますし、特定の区間だけにカートゥン効果を適用することも可能です。

エフェクトはタイムライン上に追加されます。タイムラインでエフェクトを選択すると、右側の「Properties(プロパティ)」パネルから詳細設定を編集できます。

プロパティウィンドウでは、透明度とポスタライズレベルを調整できます。動画にしっかりとした漫画風のルックを与えたい場合は、透明度を最大に、ポスタライズレベルを最小に設定するのがポイントです。
プレビュー画面でリアルタイムに仕上がりを確認できるので、必要に応じて設定を変更しましょう。
結果に満足したら、「Export Project(プロジェクトの書き出し)」タブに移動します。

ここでは、AVI、WMV、MKV、MOV、MPG、FLV、RM、SWFなど対応形式のいずれかで動画を保存できます。さらに、Android、Web、iPhone、DVD、Xboxなど、特定のデバイスやプラットフォーム向けのプリセットを選択することも可能です。
出力プロファイルを設定し、保存先フォルダを指定して「Export Project(プロジェクトの書き出し)」ボタンをクリックすれば、カートゥン動画の書き出しが始まります。
なお、VSDC Free Video Editorは動画のフォーマット変換や画面録画、音声の録音など、さまざまな用途に活用できる万能ソフトでもあります。
動画にエフェクトを追加するには?
動画にエフェクトを追加したい場合は、無料の動画編集ツールを使うのが便利です。本記事で紹介したVideoPad Video Editorは、カートゥン効果以外にも多数のエフェクトを利用できます。たとえば、白黒(モノクロ)、ぼかし(Blur)、モザイク(Censor)、ツートーン、ネガ反転、X線風、枠線、ディフューズ、グロー、魚眼レンズ、影、グリーンスクリーン、彩度、色温度、透明度、タイル、古い映画風、油絵風、雨粒、シャープ、ナイトビジョンなど、バラエティ豊かな効果を適用可能です。
VSDC Free Video Editorでも、炎、水、煙、カラーツイスト、イコライズ、セピア、明るさ、コントラスト、ガンマ、オートレベル、グレースケール、放物線、プラズマなど、多彩なビデオエフェクトを追加できます。ほかにも、目的に合った動画編集ソフトをいくつか試してみるとよいでしょう。
動画にアニメーションを追加することはできる?
はい、可能です。Windows 11/10なら、標準搭載の「写真(Photos)」アプリを使って動画にアニメーションを追加できます。新しい写真アプリには内蔵の動画エディターが付属しており、3Dアニメーションやアニメーションテキストを動画に組み込めるほか、アニメーションする3Dオブジェクトを配置することもできます。
以上、無料の動画編集ソフト「VideoPad」と「VSDC Free Video Editor」を使って、Windows 11/10の動画にカートゥン効果を追加する方法をご紹介しました。手順はシンプルなので、動画編集が初めての方でも気軽に試せます。ぜひお気に入りの動画をカートゥン風に加工して楽しんでください。
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