PowerShell・レジストリ・アダプターのプロパティでLMHOSTSルックアップを有効/無効にする方法
LMHOSTSは、TCP/IPプロトコル経由でシステムに接続されたドメイン名やリモートサーバーのIPマッピング情報をすべて格納しているファイルです。この記事では、PowerShell、レジストリ、アダプターのプロパティという3つの方法を使って、LMHOSTSルックアップを無効にする(または再度有効にする)手順を詳しく解説します。
LMHOSTSファイルとは?
LMHOSTS(LAN Manager Hosts)ファイルは、WINSなどの他の名前解決手段が機能しなかった場合に特に役立つ、ドメイン名解決を可能にするためのファイルです。Windows OSをインストールすると、「lmhosts.sam」という名前のサンプルファイルが自動的に作成されます。LMHOSTSについてさらに詳しく知りたい場合は、System32フォルダー内にあるこのサンプル(.sam)ファイルの中身を確認してみるとよいでしょう。
LMHOSTSルックアップファイルはどこにある?
前述のとおり、LMHOSTSはテキストファイルです。以下の場所から簡単に見つけることができます。
C:\Windows\System32\drivers\etc
このフォルダー内にLMHOSTSルックアップ関連のファイルが保存されています。
LMHOSTSルックアップを無効にする3つの方法
LMHOSTSルックアップは、次のいずれかの方法で有効または無効にできます。
- PowerShellを使用する方法
- レジストリを使用する方法
- アダプターのプロパティを使用する方法
それでは、それぞれの手順を詳しく見ていきましょう。
1. PowerShellを使う方法
まずはPowerShellでの操作から始めます。スタートメニューからPowerShellを起動し、以下のコマンドを順番に実行してください。
$DisableLMHosts_Class=Get-WmiObject -list Win32_NetworkAdapterConfiguration
$DisableLMHosts_Class.EnableWINS($false,$false)
コマンドの処理が完了するまで待機すると、LMHOSTSルックアップが無効になります。
2. レジストリを使う方法
PowerShellよりもレジストリエディターの操作に慣れている方は、こちらの方法でLMHOSTSルックアップを無効にできます。
作業を始める前に、必ずレジストリのバックアップを作成しておくことをおすすめします。バックアップは、レジストリエディターのメニューから「ファイル > エクスポート」を選択し、任意の場所にバックアップファイルを保存すれば作成できます。
バックアップを作成したら、以下の手順でLMHOSTSルックアップを停止します。
- スタートメニューからレジストリエディターを開きます。
- 次のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\NetBT\Parameters
- 「EnableLMHOSTS」をダブルクリックし、「値のデータ」を「0」に変更して「OK」をクリックします。
これで、該当するプロトコルが無効になります。
3. アダプターのプロパティを使う方法
「上記の2つの方法は少し技術的すぎる」と感じた方には、GUI操作だけで完結するアダプターのプロパティからの設定がおすすめです。ここでは、その具体的な手順を紹介します。
アダプターのプロパティを使ってLMHOSTSルックアップを無効にするには、以下の手順に従ってください。
- スタートメニューからコントロールパネルを起動します。
- 「ネットワークと共有センター > アダプターの設定の変更」をクリックします。
- 接続中のネットワークアダプターを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)」をダブルクリックします。
- 「詳細設定」ボタンをクリックします。
- 「WINS」タブを開き、「LMHOSTS の検索を有効にする」のチェックを解除して「OK」をクリックします。
この方法が、LMHOSTSルックアップを無効にする最も簡単なやり方です。再度有効化したい場合は、同じ手順でチェックを入れ直すだけなので安心です。
以上で作業は完了です!
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