Windows 10のPowerShellでファイルをダウンロードする方法【コマンド例付き】
Windows 10に搭載されているWindows PowerShellは、コマンドプロンプトをはるかに上回る機能を持つ強力なツールです。OSに対してより高度な操作と制御を提供できるため、近い将来コマンドプロンプトに取って代わるとも言われています。Microsoftが開発したPowerShellは、タスクの自動化や構成管理を目的としたツールで、.NET Frameworkをベースに、コマンドラインインターフェースとスクリプト言語を備えています。
PowerShellでファイルをダウンロードする手順
ここでは、シンプルなコマンドを使って、Windows PowerShellからインターネット上のファイルをダウンロードする方法を解説します。以下の手順に沿って進めてください。
1. PowerShellを管理者権限で起動します。キーボードのWindowsキーを押して「powershell」と入力し、検索結果の「Windows PowerShell(デスクトップアプリ)」を右クリックして「管理者として実行」を選択します。表示されたUAC(ユーザーアカウント制御)のダイアログでは「はい」をクリックします。
2. 次に、PowerShellでダウンロードしたいファイルのリンク(URL)をコピーします。下の画像を参考にしてください。

3. 以下のコマンドをコピーして、メモ帳などに貼り付けます。
$client = new-object System.Net.WebClient
$client.DownloadFile("ダウンロードURL","保存先パス\ファイル名.拡張子")
4. 上記コマンドの「ダウンロードURL」の部分を、手順2でコピーしたリンクに置き換えます。「保存先パス\ファイル名.拡張子」には、ファイルの保存先フォルダーのパスと、任意のファイル名および拡張子を入力します。
ダブルクォーテーション(")は絶対に削除しないでください。編集後のコマンド例は以下のとおりです。
$client = new-object System.Net.WebClient
$client.DownloadFile("https://thewindowsclub.thewindowsclub.netdna-cdn.com/wp-content/upload/2016/Windows-Explorer-Process-Task-Manager-600x405.png","C:\Users\Digdarshan\Pictures\TWC\Task-Manager.png")
5. 編集したコマンド全体をコピーし、PowerShellのウィンドウに貼り付けてEnterキーを押します。これでファイルのダウンロードが開始されます。

6. 以上で完了です。指定した保存先フォルダーを開けば、ダウンロードしたファイルが保存されていることを確認できます。

なお、ダウンロード対象のファイルによっては、サーバーのログイン情報などの認証情報(資格情報)の入力が必要な場合があります。そのような場合は、以下のコマンドを使えば認証込みで一括ダウンロードできます。
$client = new-object System.Net.WebClient
$client.Credentials = Get-Credential
$client.DownloadFile("https://thewindowsclub.thewindowsclub.netdna-cdn.com/wp-content/upload/2016/Windows-Explorer-Process-Task-Manager-600x405.png","C:\Users\Digdarshan\Pictures\TWC\Task-Manager.png")
このコマンドを実行すると認証情報の入力ダイアログが表示されるので、ユーザー名とパスワードを入力して続行してください。
ファイルのダウンロード時にお困りの点がある場合は、下のコメント欄でお気軽にお知らせください。

-
PowerShellでドライバーを一括エクスポートする方法【Windows 10】
PowerShellをご存じでしょうか?PowerShellは、Windowsのシステム管理のために設計されたコマンドラインシェルおよびスクリプト言語です。Windows 10には最新バージョンであるPowerShell 5.0が標準搭載されており、ハードディスクのパーティション分割やシステムイメージの作成など、非常に便利な操作を実行できる強力なツールです。 この記事では、PowerShellの具体的な活用例として、「システムにインストールされているすべてのドライバーを外部のUSBメモリやDVDなどにエクスポート(書き出し)する方法」をご紹介します。この方法を使えば、システム上の全ドライバーを
-
Windows 10のPowerShellでファイルを圧縮・解凍する方法【コマンド実例付き】
ZIP機能を使うと、ファイルとその関連設定を1つのファイルにまとめて、容量を小さく圧縮できます。こうして作成したZIPファイルは、メールやその他のファイル共有サービスを通じて、簡単に他の人へ送信できるのが大きなメリットです。 ZIP圧縮といえば、WinRARや7-Zipといった専用ソフトを使うのが一般的ですが、実はWindowsに標準搭載されているPowerShellでも、追加ソフトなしでファイルの圧縮・解凍が可能です。この記事では、その具体的な手順をわかりやすく解説します。 関連記事:WindowsとMacでファイルを圧縮する方法 PowerShellでファイルをZIP圧縮する方法 まずは、