Windows 11/10でコマンドプロンプトを無効化・有効化する方法|グループポリシーとレジストリの設定手順
Windows 11/10では、特定のユーザーにコマンドプロンプト(Cmd.exe)を使わせたくないケースがあります。そのような場合、ローカルグループポリシーの設定変更、またはレジストリの編集によって、コマンドプロンプトへのアクセスを無効化できます。この設定を適用すると、ユーザーは対話型のコマンドプロンプトやCMD.exeを起動できなくなります。本記事では、Windows 11/10/8/7における無効化と再有効化の手順をわかりやすく解説します。
Windows 11/10でコマンドプロンプトを無効にする方法
コマンドプロンプトを無効化するには、「グループポリシー」を使う方法と「レジストリ」を使う方法の2通りがあります。それぞれの手順を見ていきましょう。
方法1:グループポリシー(GPO)を使用する

「ファイル名を指定して実行」(Win + R)を開き、gpedit.mscと入力してEnterキーを押し、ローカルグループポリシーエディターを起動します。次のパスへ移動してください。
ユーザーの構成 > 管理用テンプレート > システム
右側のペインに「コマンド プロンプトへのアクセスを禁止する」というポリシーが表示されます。これをダブルクリックし、「有効」を選択して「適用」「OK」をクリックします。
このポリシー設定により、ユーザーは対話型のコマンドプロンプト(Cmd.exe)を実行できなくなります。あわせて、バッチファイル(.cmd および .bat)をコンピューター上で実行できるかどうかも制御されます。ポリシーを有効にした状態でユーザーがコマンドウィンドウを開こうとすると、設定によって操作が禁止されている旨のメッセージが表示されます。「無効」または「未構成」の場合は、従来どおりCmd.exeやバッチファイルを実行できます。
なお、同じ設定画面内の「コマンド スクリプト処理も無効にする」オプションを選択すれば、バッチファイル(.bat/.cmd)の実行もまとめてブロックできます。
お使いのWindowsエディションにグループポリシーエディターが搭載されていない場合(Homeエディションなど)は、次のレジストリ操作を行ってください。
方法2:レジストリを使用する
regeditを実行してレジストリエディターを開き、次のキーへ移動します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Policies\Microsoft\Windows\System
「Windows」キーや「System」キーが存在しない場合は、新規に作成する必要があります。
右側のペインで「DisableCMD」というDWORD値を作成(または既存の値をダブルクリック)し、目的に応じて次の値を設定します。
- 1 … コマンドプロンプトのみを無効化
- 2 … コマンドプロンプトに加え、バッチファイル(.bat/.cmd)の実行も無効化
- 0 … 有効(既定の状態に戻す)
設定後、ユーザーがCMDを開こうとすると、次のメッセージが表示されるようになります。
「コマンド プロンプトは管理者によって無効にされています。」
これで、コマンドプロンプトへのアクセスは完全にブロックされます。
Windows 11/10でコマンドプロンプトを再度有効にする方法
何らかの理由で元に戻したい(コマンドプロンプトを有効化したい)場合は、逆の操作を行います。グループポリシーの場合は、「コマンド プロンプトへのアクセスを禁止する」を「未構成」または「無効」に変更してください。レジストリの場合は、「DisableCMD」のDWORD値を削除するか、値を「0」に変更します。
また、無料ツール「FixWin」を利用すれば、無効化されたコマンドプロンプトをワンクリックで復元することも可能です。
レジストリエディター自体へのアクセスを禁止したい場合は、関連記事もぜひ参考にしてください。

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