d3drm.dllが見つからずプログラムを起動できない – レガシーゲームエラーの解決策
Windows 11 や Windows 10 のゲーミングPCで古いゲーム(レガシーゲーム)を起動しようとした際、「D3DRM.dll is not loaded」や「d3drm.dll が見つからないため、プログラムを開始できません」といったエラーメッセージが表示されることがあります。この記事では、この問題を素早く解決するための効果的な対処法を詳しくご紹介します。
d3drm.dll とは何か?
d3drm.dll は「Direct3D Retained Mode DLL」とも呼ばれるDLL(Dynamic Link Library)ファイルで、Microsoft DirectX ソフトウェアの一部として提供されています。通常は Windows OS の System32 フォルダー内に格納されており、グラフィックス描画を必要とするアプリケーションやゲームで利用されます。

このエラーが発生する主な原因としては、以下が考えられます。
- レガシーゲームが現在の Windows バージョンと互換性がない
- DLLファイルの欠落、破損、または損傷
- ゲームフォルダー内にDLLファイルが存在しない
- Windows レジストリの問題
- マルウェア感染
- 不具合のあるアプリケーション
ユーザーの報告によると、このエラーは旧バージョンの Microsoft Flight Simulator、Atari Sorry、Motocross Madness 2 などの古いゲームで発生しやすい傾向があります。また、Windows PC で発生しうる d3drm.dll 関連のエラーには以下のようなものがあります。
- d3drm.dll が見つかりません
- d3drm.dll の読み込みエラー
- d3drm.dll のクラッシュ
- d3drm.dll が見つかりませんでした
- d3drm.dll を特定できません
- d3drm.dll アクセス違反
- プロシージャ エントリ ポイント d3drm.dll エラー
- d3drm.dll が検出できません
- d3drm.dll を登録できません
どのパターンのエラーに遭遇した場合でも、以下で紹介する解決策が適用できます。
「d3drm.dll が見つからないためプログラムを開始できません」エラーの解決方法
この問題に直面している場合は、以下の推奨ソリューションを順不同で試し、問題が解決するかどうか確認してください。
- 最新版の Microsoft DirectX をインストールする
- ウイルス対策スキャンを実行する
- SFC および DISM スキャンを実行する
- ビデオ/グラフィックカードドライバーを更新する
- 破損した d3drm.dll ファイルを置き換える
- DLLファイルを再登録する
- DLLファイル不足エラーの汎用的な修正を行う
- システムの復元を実行する
- 互換モードでレガシーゲームを実行する
それでは、各解決策の手順を詳しく見ていきましょう。
なお、以下の対処法を試す前に、まずPCを再起動して改善するか確認してください。また、Windows Update を確認し、利用可能なアップデートがあればすべて適用してから、エラーが再発するかどうかチェックしましょう。エラーダイアログの指示にある通り、エラーを引き起こしているプログラムの再インストールを試みるのも有効です。
1. 最新版の Microsoft DirectX をインストールする
トラブルシューティングの第一歩として、Microsoft の公式サイトから最新版の DirectX をダウンロードしてインストールしてみてください。最新版の DirectX でも問題が解決しない場合は、ゲームやアプリケーションのCD/DVDに含まれている DirectX インストーラーを探してみましょう。多くの場合、ソフトウェア開発元は DirectX を必要とするゲームやプログラムのインストールディスクに DirectX のコピーを同梱しています。
2. ウイルス対策スキャンを実行する
マルウェア感染が原因である可能性を排除するため、システム全体のフルスキャンを実行しましょう。Windows Defender(Windows セキュリティ)や、信頼できるサードパーティ製のウイルス対策ソフトを使用してフルスキャンを行うことで、悪意あるソフトウェアによるDLLファイルの破損や改ざんを検出・除去できます。
3. SFC および DISM スキャンを実行する
システムファイルの破損が原因でこのエラーが発生することもあります。その場合は、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、SFC(システムファイルチェッカー)スキャンを実行してください。sfc /scannow コマンドにより、欠落または破損したシステムファイルが自動的に修復されます。これで改善しない場合は、DISM(展開イメージのサービスと管理)スキャン(DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth)を実行するか、次の解決策に進んでください。
4. ビデオ/グラフィックカードドライバーを更新する
古いまたは不具合のあるグラフィックドライバーがエラーの原因となっている可能性があります。デバイスマネージャー、または NVIDIA・AMD・Intel などのGPUメーカーの公式サイトから、お使いのグラフィックカード用の最新ドライバーを入手してインストールしてください。ドライバーの更新後、PCを再起動してゲームが正常に起動するか確認します。
5. 破損した d3drm.dll ファイルを置き換える
破損または欠落した d3drm.dll ファイルは、正常に動作している別の Windows PC からコピーして置き換えることができます。手順は以下の通りです。
- 最近アップデートされた、正常に動作する別の Windows PC にログインします。
- C:\Windows\System32\ フォルダーを開き、d3drm.dll ファイルを見つけます。
- そのファイルをUSBメモリにコピーします。
- USBメモリを問題のあるPCに接続し、同じフォルダーにファイルを貼り付けます。
あるいは、d3drm.dll ファイルをレガシーアプリケーションやゲームのインストールフォルダー内に直接配置する方法もあります。こちらの方が問題が解決しやすい場合もあります。
注意: 信頼できないウェブサイトからDLLファイルをダウンロードするのは避けてください。マルウェア感染のリスクがあります。
6. DLLファイルを再登録する
d3drm.dll および crypt32.dll ファイルを再登録することも、有効な解決策の一つです。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを順に実行してください。
regsvr32 /u d3drm.dll
regsvr32 d3drm.dll
コマンド実行後、PCを再起動してエラーが解消されたかどうか確認します。
7. DLLファイル不足エラーの汎用的な修正を行う
上記の方法で解決しない場合は、DLLファイル関連のエラー全般に対応した汎用的な修正手順を試すことをおすすめします。システムファイルの整合性チェックやランタイムライブラリの再インストールなど、ほとんどのDLLエラーに共通する対処法が役立つでしょう。
8. システムの復元を実行する
システムの復元ポイントが作成されている場合は、d3drm.dll エラーが発生する前の、システムが正常に動作していた時点までPCを戻すことができます。「コントロールパネル」→「回復」→「システムの復元を開く」から復元ポイントを選択し、復元を実行してください。復元後はインストール済みのアプリケーションや個人ファイルには影響ありませんが、復元ポイント以降にインストールしたプログラムは削除される場合がある点に注意しましょう。
9. 互換モードでレガシーゲームを実行する
Windows 10/11 上で古いゲームを実行する際にこのエラーが発生する場合、ゲームの実行ファイル(.exe)を古い Windows バージョンとの互換モードで起動するよう設定することで解決できることがあります。
- ゲームの実行ファイルを右クリックし、「プロパティ」を選択します。
- 「互換性」タブを開きます。
- 「互換モードでこのプログラムを実行する」にチェックを入れ、ドロップダウンから「Windows XP (Service Pack 3)」などの古い Windows バージョンを選択します。
- 「管理者としてこのプログラムを実行する」にもチェックを入れておくとさらに効果的です。
- 「OK」をクリックして設定を保存し、ゲームを起動します。
これらの解決策のいずれかがお役に立てば幸いです!
よくある質問(FAQ)
vcruntime140_1.dll が見つからないというエラーはどうやって直せますか?
「vcruntime140_1.dll が見つからないため、プログラムを開始できません」というエラーの場合、vcruntime140_1.dll が Windows 上での実行向けに設計されていないか、ファイル自体にエラーが含まれている可能性があります。主な解決策としては、元のインストールメディアを使ってプログラムを再インストールするか、システム管理者やソフトウェアベンダーにサポートを依頼してください。また、Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージの最新版をインストールすることでも解決できます。
CONCRT140.dll が見つからない場合はどうすればいいですか?
「CONCRT140.dll が見つからないため、コードの実行を続行できません」というエラーが表示された場合は、最新版の Microsoft Visual Studio C++(Visual C++ 再頒布可能パッケージ)をダウンロードしてインストールし、Windows 10/11 のPCを再起動してください。再ログイン後に、以前 concrt140.dll エラーでクラッシュしていたゲームやプログラムを再度起動してみてください。エラーは再発しないはずです。

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