DirectX関数GetDeviceRemovedReasonがDXGIエラーで失敗する原因と対処法10選
Windows 11/10のPCでゲームを起動した瞬間やプレイ中に、突然ゲームがクラッシュし、「DirectX function GetDeviceRemovedReason failed with DXGI」というエラーメッセージが表示されるという報告が多数寄せられています。同様の問題でお困りの方は、この記事で紹介する解決策をぜひお試しください。
エラーが発生すると、以下のようなメッセージが表示されます。
DirectX Error
DirectX function "GetDeviceRemovedReason" failed with DXGI_ERROR_DEVICE_HUNG. GPU: 'NVIDIA GeForce GTX 1650'. Driver 43648. This error is usually caused by the graphics driver crashing: try installing the latest drivers.
このエラーは、システム上でグラフィックドライバーがクラッシュしたことを示しています。残念ながら、多くのゲーマーの報告によると、単にゲームを再起動しても問題が解決しないことが少なくありません。
DirectX関数GetDeviceRemovedReasonがDXGIエラーで失敗する場合の対処法
Windows 11/10のゲーミングPCでこのエラーが発生した場合は、以下の解決策を順不同で試してみてください。
- ディスプレイドライバーを再起動する
- DirectX診断ツール(DxDiag)を実行する
- ゲームのルートフォルダからDirectXをインストールする
- グラフィックドライバーを更新する
- NVIDIAグラフィックドライバーをクリーンインストールする
- GstRender設定を変更する
- 可変リフレッシュレートとハードウェアアクセラレーションによるGPUスケジューリングを無効にする
- オーバークロックを無効にする
- クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
- ゲームをアンインストールして再インストールする
それでは、それぞれの解決策の詳細を見ていきましょう。
各対処法を試す前に、まずWindows Updateで更新プログラムを確認し、利用可能なアップデートをすべて適用してから、エラーが再発するかどうかを確認してください。また、最近のWindowsアップデート以降にエラーが発生し始めた場合は、システムの復元を実行するか、該当の更新プログラムをアンインストールすることも検討しましょう。
1. ディスプレイドライバーを再起動する
最初に試したいのが、ディスプレイドライバーの再起動です。キーボードの「Win + Ctrl + Shift + B」を同時に押すだけで、画面が一瞬暗転し、ビープ音とともにドライバーが再起動します。
これで改善しない場合は、PCを再起動して確認してください。それでも解決しない場合は、次の方法に進みましょう。
2. DirectX診断ツール(DxDiag)を実行する
ゲームや動画が正常に再生されない場合は、DirectX診断ツール(DxDiag)を使うことで、問題の原因を特定できる可能性があります。
「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「dxdiag」と入力してEnterキーを押すと起動できます。表示される情報をもとに、ドライバーやDirectXの状態を確認しましょう。
3. ゲームのルートフォルダからDirectXをインストールする
多くのゲームは、専用のライブラリがインストールされていると最適に動作します。以下の手順で、ゲームフォルダ内に含まれるDirectXをインストールしてみてください。
- ゲームのインストールフォルダを開きます。デスクトップなどのショートカットを右クリックして「ファイルの場所を開く」を選択してもOKです。
- ゲームのルートフォルダ内にある「directx」フォルダを探して開きます。
- さらにその中の「redist」フォルダを開きます。
- 「DXSETUP.exe」をダブルクリックして実行します。
- 画面の指示に従ってDirectXをインストールします。
- 完了したらPCを再起動します。
再起動後も問題が解決しない場合は、Microsoftの最新版Visual C++ 再頒布可能パッケージや最新版のDirectXをインストールするか、次の方法を試してください。
4. グラフィックドライバーを更新する
グラフィックドライバーの不具合は、このエラーの主な原因の一つです。デバイスマネージャーから手動で更新するか、Windows Updateの「オプションの更新プログラム」から入手するか、GPUメーカー(NVIDIA/AMD/Intel)の公式サイトから最新版をダウンロードしてインストールしましょう。
逆に、最新ドライバーを導入してから問題が発生した場合は、ドライバーをロールバック(以前のバージョンに戻す)することも有効です。
更新・ロールバックのどちらでも改善しない場合は、グラフィックドライバーをアンインストールしてPCを再起動してください。Windowsがハードウェアの変更を自動的に検出し、汎用ドライバーを再インストールします。これで十分に動作するケースもあります。
5. NVIDIAグラフィックドライバーをクリーンインストールする
NVIDIA製GPUを使用している場合は、既存ドライバーをデバイスマネージャー経由、またはDisplay Driver Uninstaller(DDU)ツールで完全に削除してから、クリーンインストールを行うことをおすすめします。
- NVIDIAドライバーのダウンロードページを開きます。
- 製品名やOSなどの必要情報を入力します。
- 「Search」をクリックしてドライバー一覧を表示します。
- 必要なドライバーを選択して「Download」をクリックします。
- ダウンロードしたインストーラーを実行し、画面の指示に従います。
- 「Installation options」画面で「Custom (Advanced)」を選択します。
- 「Next」をクリックし、「Perform a clean installation」にチェックを入れます。
- 「Next」をクリックしてインストールを開始します。
インストール完了後、エラーがまだ発生するかどうかを確認してください。
6. GstRender設定を変更する
Frostbiteエンジン搭載のゲーム(Battlefieldシリーズなど)では、設定ファイルを編集してDirectX 12を有効化すると改善することがあります。
- 「Win + E」キーでエクスプローラーを開きます。
- 「ドキュメント」フォルダに移動します。
- ゲームのフォルダを開きます。
- 「Settings」フォルダを開きます。
- 「PROFSAVE_profile」ファイルをメモ帳などのテキストエディターで開きます。
- 「GstRender.Dx12Enabled」を探し、値を「0」から「1」に変更します。
- ファイルを保存してゲームを再起動します。
この変更で新たな問題が発生した場合は、同じ手順で値を「0」に戻してください。
7. 可変リフレッシュレートとハードウェアアクセラレーションによるGPUスケジューリングを無効にする
Windowsの設定で、ゲーム用の可変リフレッシュレート(VRR)とハードウェアアクセラレーションによるGPUスケジューリング(HAGS)を無効にしてみてください。
「設定 > システム > ディスプレイ > グラフィックス」の順に進むと、これらのオプションを切り替えられます。変更後はPCを再起動して効果を確認しましょう。
8. オーバークロックを無効にする
CPUやGPUをオーバークロックしている場合は、クロック速度を標準に戻してみてください。使用しているOCソフトウェア(MSI Afterburnerなど)を起動し、オーバークロックを解除またはリセットするオプションを探します。変更後はPCを再起動し、問題が解決したかどうかを確認してください。
9. クリーンブート状態でトラブルシューティングを行う
バックグラウンドで動作するプログラムがゲームと干渉し、クラッシュやエラーを引き起こすことがあります。ゲーム起動前に不要な常駐アプリを終了しておきましょう。また、不要なシステムファイルやキャッシュ、サービスなどもこのエラーの原因になり得ます。「msconfig」コマンドでクリーンブート状態を作り、原因となっているプログラムやサービスを特定してください。
10. ゲームをアンインストールして再インストールする
ここまでの方法で解決しない場合は、ゲームをアンインストールし(可能であればサードパーティ製のアンインストーラーを使用)、AppDataフォルダ内のゲームデータを削除してから、PCを再起動して最新版を再インストールしてください。
AppDataフォルダの内容を削除する手順は以下の通りです。
- 「Win + R」キーで「ファイル名を指定して実行」を開きます。
- 以下の環境変数を入力してEnterキーを押します。
%appdata%
- 問題のゲームのフォルダを探します(隠しファイルの表示が必要な場合があります)。
- フォルダを右クリックして「削除」を選択し、確認メッセージに応答します。
- 完了したらエクスプローラーを閉じます。
これらの解決策のいずれかで問題が解決するはずです!
DXGIデバイスエラーを修正するには?
Windows 11/10でDXGI_ERROR_DEVICE_REMOVEDエラーを修正するには、以下の方法が有効です。
- レジストリを編集する
- ShadowPlay(NVIDIAの録画機能)をオフにする
- アンチエイリアシング機能をオフにする
- グラフィックドライバーを更新する
- グラフィックアダプターをアンインストールして再インストールする
DXGI_ERROR_DEVICE_HUNGの原因は?
DXGI_ERROR_DEVICE_HUNGは、システムのDirectX構成に関連する一般的な問題です。主な原因としては、DirectX自体の問題、誤ったゲーム設定、古いドライバー、RAMの不具合、CPUのオーバークロックなどが挙げられます。
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