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ShadowExplorerの使い方:システムの復元ポイントから削除したファイルを復元する方法

ShadowExplorerの使い方:システムの復元ポイントから削除したファイルを復元する方法

システムの復元は、PCにトラブルが発生した際の復旧にとても便利な機能です。しかし、それだけではありません。実は「ShadowExplorer」というツールを使えば、うっかり削除してしまったファイルや古いバージョンのファイルを復元することもできるのです。システムの復元はWindowsに標準搭載されており、起動時に自動的に新しい復元ポイントを作成するよう設定することも可能です。

残念ながら、Windowsには復元ポイントから個別のファイルを取り出す機能が用意されていないため、サードパーティ製ツールが必要になります。とはいえ、ファイルを復元したい場面では非常に役立つ存在です。なお、この方法が使えるのは、対象のファイルが含まれた復元ポイントが存在する場合のみです。ハードディスク自体が破損している場合は、復元ポイントも破損している可能性が高く、ファイルを取り出せない点に注意してください。

ShadowExplorerとは?

ShadowExplorerは、シャドウコピーとして保存されたファイルを閲覧・探索するためのツールです。シャドウコピーとは、システムの復元ポイント作成時に生成される、ユーザーのファイルを含むシステム全体のコピーのことです。WindowsのBusiness、Ultimate、Enterpriseエディションではシャドウコピー内の個別ファイルにアクセスできますが、Windows Homeをはじめとするその他のエディションではアクセスできません。

このツールは完全無料で利用できます。インストール版とポータブル版が用意されており、何もインストールせずに済むポータブル版が特におすすめです。

ShadowExplorerの使い方

まず、最新版のShadowExplorerをダウンロードしましょう。前述のとおり、ポータブル版がおすすめです。ポータブル版の場合、ダウンロードしたファイルを右クリックして「すべて展開」を選択し、「ShadowExplorerPortable」を開くだけで使用できます。

プログラムを起動すると、デフォルトで最も古いシステム復元ポイントが表示されます。インターフェースは、少し懐かしさを感じさせる旧バージョンのWindowsエクスプローラーを彷彿とさせるデザインです。

ShadowExplorerの使い方:システムの復元ポイントから削除したファイルを復元する方法

画面左上のドロップダウンメニューを使って、ドライブと復元ポイントを切り替えます。コンピューター上に存在するすべてのシャドウコピーが一覧表示されるので、目的のファイルが含まれていそうなものを選びましょう。

ShadowExplorerの使い方:システムの復元ポイントから削除したファイルを復元する方法

どの復元ポイントを選べばよいかわからない場合は、目的のファイルが見つかるまで順番に確認していくしかありません。復元ポイントが多いと多少時間がかかりますが、ファイルを諦めてしまうよりはるかにましです。

デフォルト設定では、個人ファイルのほとんどは「Users → ユーザー名」以下に保存されています。ドキュメント、ミュージック、ピクチャ、ビデオ、デスクトップなどのフォルダーもここにあります。左側のペインでこのパス、あるいは目的のファイルがあるパスへ移動してください。多くの場合、復元ポイント内でも現在のPCと同じ場所にファイルが保存されています。

ShadowExplorerの使い方:システムの復元ポイントから削除したファイルを復元する方法

ファイルツリーを辿っていき、目的のファイルやフォルダーを見つけましょう。フォルダー単位で丸ごと復元することも可能です。

目的のファイルが見つかったら、それを右クリックして「Export(エクスポート)」を選択します。

ShadowExplorerの使い方:システムの復元ポイントから削除したファイルを復元する方法

次に、エクスポート先の場所を指定します。古いバージョンのファイルを探している場合は、元の場所に直接上書き保存するのではなく、デスクトップなど別のフォルダーに復元することをおすすめします。こうすれば、現在のファイルを置き換える前に、内容が正しいかどうか確認できます。

ShadowExplorerの使い方:システムの復元ポイントから削除したファイルを復元する方法

保存先を選択したら「OK」をクリックしてファイルをエクスポートします。その後、ファイルを開いて内容が正しいか確認しておきましょう。

ShadowExplorerの注意点

残念ながら、ShadowExplorerによるファイル復元が必ずしもうまくいくとは限りません。例えば、画像を復元したら真っ白な画像になっていたり、Word文書を復元したら文字ではなく意味不明な記号が表示されたりすることがあります。完璧な解決策ではありませんが、誤って削除・変更したファイルを復元するための第一歩としては十分に機能します。

もしShadowExplorerで復元できない場合は、Linux Live CDを使ってファイルを救出する方法もあります。また、破損したドライブからデータを取り出せるリカバリーツールも多数存在するので、そちらを試してみるのもよいでしょう。

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