Ctrl + Zの便利な使い方5選:知らないと損をするキーボードショートカット

パソコンを日常的に使っている方の中には、キーボードショートカットをあまり活用していないという方も多いのではないでしょうか。忙しい毎日の中で、地味な操作方法をわざわざ覚える時間はないかもしれません。しかし、たった一つ覚えるだけで作業効率が劇的に向上するショートカットがあるのです。
それがCtrl + Zです。このショートカットは、パソコン上のあらゆる操作ミスを取り消せる、まさに「完璧なキーボードショートカット」と呼ぶにふさわしい存在です。この記事では、Ctrl + Zを最大限に活用するためのさまざまな方法をご紹介します。
1. 文章や編集のミスをひと瞬で元に戻す
Ctrl + Zの最も一般的な使い方は、文章作成、動画編集、画像編集などのソフトウェアでの操作取り消しです。Word文書、メール、コーディングツール、ブラウザの入力欄など、パソコン上のほぼすべてのプログラムで、Ctrl + Zを押せば直前に入力・編集した内容を取り消せます。
PhotoshopやInDesignといったデザインソフトでも同様です。画像に手を加えすぎてしまったとき、InDesignファイルで要素を誤って配置してしまったときも、Ctrl + Zを押すだけで直前の操作をなかったことにできます。
使用するソフトウェアによって異なりますが、Ctrl + Zを繰り返し押すことで複数回の操作を連続して取り消すことも可能です。多くのアプリでは20回程度が取り消し回数の上限に設定されています。
2. 誤って削除したファイルやフォルダを復元する
これは特に実用的な使い方の一つです。Windows 10でファイル管理中に、うっかりファイルやフォルダを削除してしまった経験はありませんか?通常ならごみ箱から復元すればよいのですが、手順が面倒に感じることもありますよね。そんなときは、削除直後にCtrl + Zを押すだけで、ファイルが即座に元の場所へ戻ります。

文章の編集取り消しと同じように、複数のファイルを続けて削除してしまった場合でも、Ctrl + Zを繰り返し押せばまとめて復元できます。
3. Ctrl + Yで「取り消し」をやり直す
Ctrl + Zの話をするなら、「やり直し(Redo)」コマンドにも触れておきましょう。Ctrl + Zで取り消した操作は、Ctrl + Y(一部のアプリではCtrl + Shift + Z)で再び実行できます。
これは「取り消し操作自体を取り消す」機能だと考えると分かりやすいでしょう。Ctrl + Zを押しすぎてしまったり、よく考えたらそのファイルは本当に削除したかったと気づいたときなど、Ctrl + Yを押せば取り消し前の状態に戻せます。
実際に試してみましょう。テキストをCtrl + Zで5回に分けて消去し、その後Ctrl + Yを5回押せば、すべて元通りになります。
4. コマンドラインでファイルを作成する
Windowsのコマンドラインでは、Ctrl + Zはまったく別の役割を果たします。その一つが、copy conコマンドと組み合わせてコマンドラインから直接ファイルを作成する機能です。
試しに、コマンドラインで以下のように入力してみてください。
copy con testfile.txt [ここに作成するファイルに含めたいテキストを入力]
ファイルに入れたいテキストを入力し終えたら、Ctrl + Zを押します(コマンドライン上では^Zと表示されます)。その後Enterキーを押してください。

これで、コマンドラインで該当ディレクトリに移動すると、作成されたファイルがそこにあるのが確認できるはずです。
5. コマンドラインでプロセスを一時停止する
コマンドラインにおけるCtrl + Zのもう一つの機能は、実行中のプロセスを即座に一時停止することです。長時間かかる処理の途中で、全体が完了するのを待たずに特定の時点の状態を詳しく確認したい場合などに便利です。
この機能はSIGTSTPシグナルを送信することで実現されています。処理を再開したい場合は、再度Ctrl + Zを押してください。
以上がCtrl + Zコマンドについて知っておくべきポイントです。ワープロソフトからPhotoshop、動画編集ソフトまで、ほぼすべてのプログラムで動作することを覚えておきましょう。まだキーボードショートカットを使いこなしていない方は、まずこのCtrl + Zを入口として、ショートカットの世界へ足を踏み入れ、生産性向上を実感してみてください。
なお、ショートカットを使うには正常に動作するキーボードが不可欠です。キーボードが故障したときの対処法については、こちらのガイドをご覧ください。また、最新のWindowsアップデートの問題とその解決策についても、常に最新情報をチェックしておくことをおすすめします。
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