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【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

パソコンの動作が重い、CPUやディスク使用率が異常に高い——そんなとき、多くの人はまずタスクマネージャーを開いて原因を探ります。そこで「Windows Audio Device Graph Isolation」というプロセスのCPU使用率が跳ね上がっていたり、常に高い値を維持していたりすることに気づいたら、この記事が役立つはずです。名前だけでは何のことかわかりにくいですが、実は多くのユーザーが経験し、解決してきたよくあるトラブルなのです。

原因さえ特定できれば、CPUやディスク使用率は通常のレベルに戻ります。以下では、その具体的な対処法を順番に解説していきます。

Windows Audio Device Graph Isolationとは?

一見すると謎めいた名前ですよね。名前から推測できるのは、パソコンのサウンドに関係しているということくらい。それ以外の詳細は、ぱっと見では判断がつきません。

実はこのプロセスは、主に開発者向けの仕組みです。パソコンのサウンドと連携したり、追加のエフェクトを加えたりできるドライバーを作る際、システム全体の音声出力に影響を与えるため、Windowsのオーディオサービスと通信する必要があります。

そのためにMicrosoftは、オーディオサービスの一部を独立したプロセスとして分離しました。これが「Windows Audio Device Graph Isolation」です。コアプロセスから切り離されているおかげで、仮にサードパーティ製のオーディオドライバーがクラッシュしても、OS全体が巻き込まれることはありません。また、DRM(デジタル著作権管理)対応のためのツールも提供しています。

問題の解決方法

このプロセスの役割がわかったところで、異常が起きたときの具体的な対処法を見ていきましょう。

サウンド効果(拡張機能)を無効にする

Windows Audio Device Graph Isolationは、PC上のサウンド拡張機能(エフェクト)の処理を担うために用意されたプロセスです。そのため、サウンド拡張機能を無効化すれば、問題が解決する可能性があります。そもそもエフェクトを使う予定がない方には特におすすめの方法です。なお、これは音声出力そのものを止めるわけではなく、「反響」などの装飾的な効果をオフにするだけなので安心してください。

手順は以下の通りです。まず、タスクトレイのスピーカーアイコンを右クリックし、「サウンド」を選択します。

【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

「再生」タブを開くと、PCで利用可能なサウンド出力デバイスの一覧が表示されます。ここから既定のデバイスを見つけましょう。「既定のデバイス」と表示されており、音を再生すると右側の緑色のバーが動くのが目印です。

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そのデバイスを右クリックして「プロパティ」を選ぶか、クリックして選択した状態で下部の「プロパティ」ボタンを押します。

【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

表示されたウィンドウで「拡張」タブを開きます。適用可能なサウンド効果の一覧が出ますが、今回はこれらをオフにするのが目的です。上部にある「すべての音の効果を無効にします」にチェックを入れ、「OK」で全ウィンドウを閉じます。

【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

これでWindowsに対して「追加のサウンド効果は不要」と伝えたことになり、プロセスへの負荷が軽減されるはずです。

もし「拡張」タブが見当たらない場合は、Realtekなど既定のサウンドデバイスのドライバーを更新する必要があるかもしれません。

オーディオドライバーを再インストールする

上記の方法で改善しない場合は、問題の原因がサウンド効果そのものではなく、それを処理するオーディオドライバーにある可能性があります。

まず、最新版のオーディオドライバーをダウンロードしましょう。PCメーカーの公式サイトから入手するか、マザーボードの型番を調べて、対応するオーディオドライバーを検索してください。

ダウンロード後は、そのままインストールして(付属の手順に従ってください)問題が解決するか確認するか、古いドライバーの残留データが干渉しないよう「クリーンインストール」を行うかのどちらかを選べます。

クリーンインストールする場合は、デバイスマネージャーで「サウンド、ビデオ、およびゲームコントローラー」を展開し、オーディオドライバーを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。

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表示されるダイアログで「このデバイスのドライバーソフトウェアを削除します」にチェックを入れ、「OK」をクリックします。

【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

続いてPCを再起動しましょう。通常、Windowsが自動的にオーディオドライバーをインストールしてくれますが、確実に最適なドライバーを入れたい場合は、先ほどダウンロードしたドライバーを手動でインストールしても構いません。

これで問題が解決しても、しばらくしてまた同じ症状が出る場合は、Windows Updateによってドライバーが書き換えられた可能性があります。その場合は、もう一度同じ手順でお好みのドライバーをインストールしてください。

ウイルス感染を疑ってみる

どちらの方法でも解決しない場合は、ウイルスが「Windows Audio Device Graph Isolation」に偽装して悪事を働いている可能性も考えられます。本物かどうかを確認するには、タスクマネージャーで該当プロセスを右クリックし、「ファイルの場所を開く」を選択します。

【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

フォルダーが開いたら、ファイルパスを確認してください。「System32」フォルダー内であれば、正規のプロセスである可能性が高いです。

【Windows】Audio Device Graph IsolationのCPU使用率が高い原因と対処法

それ以外の場所にある場合や、まだウイルスが疑われる場合は、信頼できるセキュリティソフトで直ちにフルスキャンを実行しましょう。

まとめ

「Windows Audio Device Graph Isolation」という難解な名前のせいで、トラブルシュートの糸口すら見つけにくいプロセスですが、仕組みと役割がわかれば、対処法は意外とシンプルです。今回紹介した手順を実践すれば、CPUやディスク使用率の異常も解消できるはずです。

うまくいったでしょうか? ぜひコメント欄で体験談を聞かせてください。


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