Windows 10アップデート後の必須チェックリスト:メジャーアップデート後に確認すべき5つの設定

Windowsは数年ごとに新しいOSをリリースする代わりに、現在では年に1〜2回のペースで大型機能アップデートを配信しています。しかし、これらのアップデートには落とし穴があります。ユーザーが自分好みにカスタマイズした設定が、Microsoft側の意図した状態へと勝手に変更されてしまうことが多いのです。そこで役立つのが「Windows 10アップデート後のチェックリスト」です。アップデートによって変更されやすい主要な設定項目を、順番に見直していきましょう。
1. ディスプレイ設定
大型機能アップデートをインストールした直後、「画面の明るさが変わった」「デスクトップアイコンのサイズが違う」と感じたことはありませんか?ディスプレイ関連の設定は異変に気づきやすいのが利点です。通常は2つの設定画面を確認するだけで解決できます。
まずは「スタート → 設定 → システム → ディスプレイ」を開きます。

ここでは主に明るさ、解像度、マルチディスプレイに関する設定を行います。サブモニターが認識されない、正しく動作しないといった場合は、アップデートによってグラフィックドライバーが変更された可能性があります。
次に確認すべきは「スタート → 設定 → 個人用設定」です。

この画面からは、壁紙(筆者の場合、Windows Updateのたびに必ず変わってしまいます)、フォントサイズ、ロック画面の設定などを変更できます。また、スタートメニューのレイアウト調整もここで行えます。Microsoftは大型アップデートの際にスタートメニューを再構成することがよくあるため、要チェックです。
2. ドライバーの不具合
チェックリストに追加したいもう一つの重要項目がドライバーです。すべてのハードウェアと周辺機器が正常に動作しているか、時間をかけて確認しましょう。最適なドライバーを導入していても、Microsoftは互換性がないと分かりきっているものまで勝手に別のドライバーへ置き換えることがあります。誤ったドライバーはシステム全体のパフォーマンス低下にもつながります。
「新しいアップデートを入れたら突然デバイスが動かなくなった」と焦る前に、まずWindows Updateがドライバーを変更していないか確認してください。「スタート → 設定 → 更新とセキュリティ → Windows Update」を開きます。
右側のペインから「更新履歴を表示する」を選択し、「ドライバーの更新プログラム」を展開します。どのドライバーがいつ更新されたのかが一覧で表示されます。

問題のあるドライバーを元に戻すには、スタートボタンを右クリックして「デバイスマネージャー」を選択します。対象のデバイスを選んで右クリックし、「プロパティ」を開きます。「ドライバー」タブから「ドライバーを戻す」を選択すればロールバックできます。また、ハードウェアメーカーの公式サイトから最新ドライバーをダウンロードするのも有効な手段です。

Microsoftが頻繁にドライバーを勝手に置き換えてしまうデバイスについては、グループポリシーエディターまたはレジストリエディター(Windows 10 Homeの場合)を使って更新をブロックすることも可能です。
3. ネットワークと更新プログラムの設定
Microsoftは常に最新のアップデートを適用させることでPCの安全性を保とうとしています。そのため、ユーザーが設定したアップデート制限は、大型機能アップデート後にリセットされてしまうことがあります。小規模なセキュリティ更新プログラムであれば影響はありませんが、念のため確認しておきましょう。
最初に確認するのは更新プログラムの設定です。「スタート → 設定 → 更新とセキュリティ → Windows Update」を開き、下にスクロールして「更新を一時停止する」オプションを探します。一時停止期間やアクティブ時間の設定が維持されているか確認してください。また、他のMicrosoft製品の更新を受け取る設定などを過去に変更している場合は、「詳細オプション」も忘れずにチェックしましょう。

従量制課金接続を設定して、準備ができるまでアップデートを防いでいる場合も、その設定を再確認してください。「設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi」を開き、右側の「既知のネットワークの管理」をクリックします。該当するネットワークを選択して「プロパティ」を開きます。

この画面では、Wi-Fiへの自動接続のオン/オフや、ネットワーク上でのPCの検出可否なども変更できます。
4. 標準アプリの復活
Microsoftはユーザー自身よりも、どんなアプリが必要かをよく知っているようです。もちろん、これは多くのテック企業に共通することですが、ほとんどのユーザーにとって不要なプリインストールアプリ(バンドルソフト)は削除したいものです。たとえば、XboxアプリをPCに入れたくないというユーザーは少なくありません。Microsoftは削除を難しくしていますが、ほぼすべての痕跡を消すことは可能です。
インストール済みアプリの一覧を確認し、消したはずのアプリが復活していないかチェックしましょう。単純に「アンインストール」ボタンで削除できない場合は、Windows 10用のバンドルソフト完全削除ガイドを参考にしてください。
5. 既定のアプリ
特定のファイルをWindows標準以外のアプリで開くように設定していた場合、大型アップデートによって既定のアプリが初期状態に戻されることがあります。事前に確認しておけば、ファイルを開くときに常に意図したアプリが使われるようになります。
「設定 → アプリ → 既定のアプリ」を開き、変更したいカテゴリをクリックして既定のアプリを設定し直しましょう。

自分専用のWindows 10アップデートチェックリストを作ろう
チェックリスト運用のコツとして、日頃から自分がカスタマイズした設定をリストアップしておくことをおすすめします。そうすれば、新しいアップデートが配信された際に、そのリストと照らし合わせながら効率よく設定を見直せます。
また、大型アップデートの前には必ずファイルのバックアップを取りましょう。ファイルが削除されることは本来ありませんが、実際に起こるケースもありますし、アップデート中のエラーでファイルが破損することもあります。あわせて、Windows Updateの最新の不具合情報とその対処法についてもチェックしておくと安心です。
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