Windows 10で「KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE」のブルースクリーンエラーを解決する方法

Windowsでブルースクリーン(BSoD)が表示された経験がある方なら、そのストレスの大きさはよくお分かりでしょう。このエラーの原因はさまざまで、メモリの不具合、ウイルス感染、Windowsシステムファイルの破損、ハードディスクのエラーなどが挙げられます。本記事では、特に「KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE」というエラーによって引き起こされるブルースクリーンの対処法に焦点を当てて解説します。
このエラーには多くの原因が考えられます。以下では、代表的な原因ごとに解決策を順番に見ていきましょう。
システムファイルチェッカーを実行する
まず、検索ボックスに「cmd」と入力し、表示されたコマンドプロンプトを右クリックして「管理者として実行」を選択します。

次に、以下のコマンドを入力して破損したシステムファイルの修復を行います。ブルースクリーンエラーの原因がここにある場合もあります。
sfc /scannow
スキャンには数分かかることがあります。完了後、破損ファイルが検出・修復された場合は、PCを再起動して動作を確認しましょう。
ハードディスクのエラーをチェックする
「KERNEL_SECURITY_CHECK_FAILURE」が繰り返し発生する場合、ハードディスク自体にエラーが潜んでいる可能性があります。ディスクをチェックするには、「スタート」→「エクスプローラー」→「PC」と進み、対象のハードディスクを右クリックして「プロパティ」を選択します。

表示されたウィンドウで「ツール」タブを開き、「チェック」ボタンをクリックします。エラーチェックツールが自動的にディスクをスキャンし、発見したエラーを修復してくれます。

メモリ診断ツールを実行する
メモリに問題がないか確認するには、Win + Rキーで「ファイル名を指定して実行」を開き、「mdsched.exe」と入力してEnterキーを押します。

ここで「今すぐ再起動して問題を確認する」か、「次回のPC起動時に問題を確認する」のいずれかを選択できます。

診断の結果エラーが検出された場合は、メモリスティックの交換が必要です。どちらのモジュールが原因か特定するため、1枚ずつ抜き差ししながら確認するとよいでしょう。
システムの復元を試す
設定アプリを開き、「更新とセキュリティ」を選択します。左側のメニューから「回復」をクリックしてください。

「このPCを初期状態に戻す」の項目で「開始する」をクリックし、「個人用ファイルを残す」オプションを選択します。これにより、アプリや設定は削除されますが、写真やドキュメントなどの個人ファイルは保持されます。実行前に重要なデータのバックアップを取っておくと安心です。

オーバークロックソフトをアンインストールする
最近PCをオーバークロックした場合、それが原因で一部のファイルが破損し、カーネルセキュリティチェック失敗のエラーが発生している可能性があります。オーバークロックソフトを無効化またはアンインストールし、問題が解消されるかどうか試してみてください。CPUやメモリのクロック設定を標準値に戻すことも併せておすすめします。
ハードディスクとメモリを物理的に点検する
意外と見落とされがちですが、ハードディスクやメモリスティックがきちんと奥まで差し込まれ、固定されているかを確認しましょう。接触不良があると、今回のようなブルースクリーンが発生することがあります。予備のパーツをお持ちなら、現在のハードディスクやメモリと交換してみるのも有効です。ハードウェア自体が故障している可能性も十分にあります。
ウイルススキャンを実行する
つい忘れがちな対策ですが、ウイルス感染が原因であるケースも少なくありません。「まさか自分のPCが」と思っていても、実際にマルウェアが潜んでいることは珍しくありません。Windows Defenderなどのセキュリティソフトでフルスキャンを実行し、システム内に悪意のあるプログラムが隠れていないか確認しましょう。
まとめ
Windows 10における「Kernel Security Check Failure」エラーとそれに伴うブルースクリーンは、最も厄介なトラブルの一つです。しかし、ご覧のとおり対処法は複数あり、解決への道は十分にあります。すべての方法を試すには時間がかかるかもしれませんが、一つひとつ確実に実行していけば、必ず原因にたどり着けるはずです。
なお、代わりに「Bad System Config Info」エラーが表示されている場合は、こちらの専用の対処法記事をご参照ください。
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