Windows 10のロック画面でCortanaを無効にする3つの方法(設定・レジストリ・グループポリシー)
Microsoftは、PCのロックを解除しなくてもCortanaを使えるようにしています。これにより、天気予報の確認、リマインダーの設定、カレンダー予定のチェック、交通情報の取得、音楽の再生などが、ロック画面から直接行えます。ただし、アプリの起動や機密データへのアクセスなど、セキュリティに関わる操作については、先にPCのロックを解除する必要があります。
便利な機能ではありますが、ロック画面でのCortanaを使っていない、あるいは単純に好みではないという場合は、簡単に無効化できます。この記事では、その手順を3つの方法で詳しく解説します。
方法1:設定アプリからロック画面のCortanaを無効にする
Windows 10には、設定アプリ内にCortanaの権限や動作を管理できる専用セクションがあります。ここではスイッチをひとつ切り替えるだけで、ロック画面上のCortanaを有効・無効にできます。この方法のメリットは、ユーザーごとに個別に設定できる点です。つまり、自分が変更してもシステム上の他のユーザーには影響せず、他のユーザーは引き続き自分のロック画面でCortanaを使い続けられます。
手順
1. キーボードショートカット Win + I を押して設定アプリを開きます(スタートメニューから検索して開くことも可能)。設定アプリで「Cortana」→「Cortanaとの対話」の順に移動します。
2. 右側のパネルを下にスクロールし、「ロック画面」セクションを見つけます。「デバイスがロックされている場合でもCortanaを使用する」のスイッチを「オフ」に切り替えます。

これで、自分のユーザーアカウントにおけるロック画面のCortanaが無効になりました。再度有効にしたい場合は、同じスイッチを「オン」に戻すだけです。
方法2:レジストリエディターから無効にする
システムに複数のユーザーがいて、全ユーザーに対してロック画面のCortanaを一括で無効にしたい場合は、レジストリエディターを使用します。レジストリを編集する前に、必ずバックアップを取っておきましょう。
手順
1. Win + R を押し、「regedit」と入力してEnterキーを押します。レジストリエディターが開いたら、以下のキーへ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows
2. 「Windows」キーの下に「Windows Search」という名前のキーがあるか確認します。すでに存在する場合は次の手順へ進みます。存在しない場合は、「Windows」キーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択して「Windows Search」という名前のキーを作成します。

3. 「Windows Search」キーを選択した状態で、右側のパネルを右クリックし、「新規」→「DWORD (32ビット) 値」を選択します。新しい値の名前を「AllowCortanaAboveLock」としてEnterキーで確定します。

4. 作成した値をダブルクリックし、値のデータを「0」に設定します。「OK」ボタンをクリックして変更を保存します。

以上で完了です。値のデータを「0」にすることで、システム上のすべてのユーザーについてロック画面のCortanaが無効になります。将来的に再度有効にしたい場合は、「AllowCortanaAboveLock」の値を削除するか、値のデータを「1」に変更してください。
方法3:グループポリシーエディターから無効にする
Windows 10 Proユーザーなら、グループポリシーエディターを使って、全ユーザーのロック画面でCortanaを無効にすることもできます。レジストリ編集よりも安全で手軽な方法です。
手順
1. Win + R を押し、「gpedit.msc」と入力してEnterキーを押します。グループポリシーエディターで「コンピューターの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポーネント」→「検索」の順に移動します。
2. 「ロック画面より上位でCortanaを許可する」(Allow Cortana above the lock screen)ポリシーを見つけてダブルクリックします。

3. ポリシーのプロパティウィンドウで「無効」を選択すると、ロック画面のCortanaが無効になります。

後からCortanaを再有効化したい場合は、「未構成」または「有効」を選択してください。
これらの方法でWindows 10のロック画面にあるCortanaを無効化・有効化してみた感想や体験談があれば、ぜひコメント欄で共有してください。
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