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Windows 10でコンポーネントストア(WinSxS)の実際のサイズを確認し、クリーンアップする方法

Windows 10でコンポーネントストア(WinSxS)の実際のサイズを確認し、クリーンアップする方法

Cドライブの容量を圧迫しているファイルやフォルダを探したことがあるなら、「WinSxS」というフォルダ名を目にしたことがあるかもしれません。通常、WinSxSフォルダにはコンポーネントストアのファイルがすべて格納されており、Cドライブ内で6GB〜10GBほどの容量を占有します。

コンポーネントストアはWindows XPの時代から導入されており、その後のバージョンで機能面が大きく改良されてきました。一般的に、Windowsコンポーネントストアには、Windowsのカスタマイズや更新に関連するすべてのファイルが含まれています。必要に応じて、これらのファイルは、起動失敗やシステム破損からの復旧、新しいコンポーネントによるWindows Update、サーバーマネージャーへのロール追加、サイドバイサイドアセンブリを使用したプログラムの実行など、さまざまな場面で活用されます。

コンポーネントストアのファイルを適切に管理するため、Windowsは常に各ファイルを追跡・チェックし、バージョンごとにパッケージとしてグループ化しています。パッケージが古くなった場合、つまり新しいバージョンが利用可能になると、古いパッケージは削除対象としてマークされ、適切なタイミングでWindowsによって自動的に削除されます。

さらに、コンポーネントストアの実際のサイズを強制的に確認したり、クリーンアップしてCドライブの空き容量を取り戻すことも可能です。この記事では、その具体的な手順を紹介します。

Windows 10でコンポーネントストアのサイズを表示する

「WinSxSフォルダのサイズを調べるのに何が難しいのか」と思う方もいるでしょう。確かに、「C:\Windows」フォルダを開いてWinSxSフォルダを右クリックし、「プロパティ」を選択すれば、フォルダのサイズを確認できます。

Windows 10でコンポーネントストア(WinSxS)の実際のサイズを確認し、クリーンアップする方法

しかし、実はそれだけでは本当のサイズはわかりません。

コンポーネントストア内の多くのファイルは、「ハードリンク(Hard Linking)」と呼ばれる技術を使用しています。ハードリンク機能により、複数のファイルが同じデータの場所を、コピーを作成することなく参照できます。参照先のデータに変更を加えると、その変更は自動的にコンポーネントストア側にも反映されます。この仕組みのため、従来の方法でWinSxSフォルダのサイズを測定すると、同じファイルのコピーが複数存在すると誤認識され、実際よりも大きいサイズが表示されてしまうのです。

コンポーネントストアの実際のサイズを確認する方法

コンポーネントストアの実際のサイズを正確に把握するには、DISM(Deployment Image Servicing and Management)ツールを使用します。DISMを使えば、使用されているディスク領域の詳細な内訳も確認できるのが便利なポイントです。

手順

1. まず、スタートメニューで「cmd」と検索し、検索結果を右クリックして「管理者として実行」を選択します。

2. 開いたコマンドプロンプトのウィンドウで、以下のコマンドを実行します。

dism.exe /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore

3. コマンドを実行すると、Windowsがコンポーネントストアをスキャンし、ディスク領域の使用状況の内訳を表示します。ここで注目すべき項目は「コンポーネント ストアの実際のサイズ」です。筆者の環境では、実際のサイズは9.01GBでした。

Windows 10でコンポーネントストア(WinSxS)の実際のサイズを確認し、クリーンアップする方法

Windows 10でコンポーネントストアをクリーンアップする

通常、Windowsは必要に応じてコンポーネントストアを自動的にクリーンアップします。しかし、処理がタイムアウトしたり、一部のファイルが見逃されたりすることもあります。そのような場合は、不要になった古いパッケージやファイルを強制的に削除できます。さらに便利なことに、Windowsはコンポーネントストアのクリーンアップが必要かどうかも教えてくれます。

手順

1. 再度、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。

dism.exe /Online /Cleanup-Image /AnalyzeComponentStore

2. 表示された情報の中に「コンポーネント ストアのクリーンアップの推奨」という項目があります。これが「はい」になっている場合は、次の手順に進んでください。「いいえ」と表示されている場合は、Windowsがすでにクリーンアップを完了していることを意味します。

3. コンポーネントストアをクリーンアップするには、以下のコマンドを実行します。

dism.exe /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup

4. このコマンドにより、クリーンアップ処理が開始されます。コンポーネントストアの掃除にはある程度時間がかかることがあります。処理が完了したら、コマンドプロンプトのウィンドウを閉じて、PCを再起動してください。筆者の場合、このクリーンアップで約3GBの空き容量を確保できました。

Windows 10でコンポーネントストア(WinSxS)の実際のサイズを確認し、クリーンアップする方法

上記の方法でWindows 10のコンポーネントストアを確認・クリーンアップしてみた感想や体験談があれば、ぜひコメント欄で共有してください。

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