Windows 10でPythonを設定する方法|初心者向けインストール&環境構築ガイド
Pythonは汎用プログラミング言語のひとつです。適切なツールとライブラリさえ揃えば、ほぼあらゆるものを作ることができる、という意味です。
Webバックエンド開発では筆者の第一選択ですが、データ分析や科学技術計算、AIはもちろん、さまざまなゲーム、モバイルアプリ、デスクトップアプリ、生産性向上ツールの開発にも幅広く活用されています。これから学ぶ言語に迷っているなら、Pythonを選んで間違いありません。「難しくて複雑」な言語の部類に入らない点も大きな魅力です。
Python初心者の方で、Windows 10にセットアップしたい場合は、以下の基本手順に従えば簡単に完了できます。
Pythonのダウンロード
公式のPythonダウンロードページにアクセスし、最新版のPythonを入手しましょう。デフォルトでは32ビット版のWindowsインストーラーがダウンロードされます。互換性の問題を避けるため、筆者は32ビット版をおすすめしますが、64ビット版も選択できます。

注意: Pythonには「Python 2」と「Python 3」の2種類があります。Python 2は旧バージョンで、かつては最も広く使われていましたが、Python 3が現在のバージョンであり、Pythonの未来です。Python 2は2020年にサポート終了(EOL)を迎え、以降はバグ修正すら提供されません。本記事ではPython 3のみを扱います。
インストーラーを使ったPythonのインストール
ダウンロードしたファイルを右クリックし、「管理者として実行」を選択します。2つのオプションが表示されたら、「Customize Installation(カスタマイズ インストール)」を選びましょう。

次の画面では、オプション機能のチェックボックスをすべてオンにして「Next(次へ)」をクリックします。

「Advanced Options(詳細オプション)」画面では、インストール先の場所を設定することが重要です。通常はCドライブ(多くの場合デフォルトの場所)に設定しておけば問題ありません。
続いて「Install(インストール)」をクリックします。インストールが完了したら、インストーラーを閉じてください。

インストールが完了すると、成功を知らせる画面が表示されます。「Close」をクリックすれば作業は終了です。ただしその前に、この画面に表示されている以下の情報にも目を通しておくとよいでしょう。
- Online Tutorial(オンラインチュートリアル): Python初心者にとって絶好の学習場所です。役立つ基礎知識を身につけられるのでおすすめです。
- Documentation(ドキュメント): 名前の通りドキュメント集です。言語リファレンス、ライブラリリファレンス、ハウツーなど、Pythonについて知っておくべき情報がまとめられています。
- What's New(新機能): 今回のリリースに含まれる新機能について確認できます。

システムのPATH変数を設定する
後からPythonのコンポーネントを追加できるよう、必要なディレクトリをPATHに登録しておく必要があります。以下の手順に従ってください。
1. コントロールパネルを開きます。
2. 「環境変数」を検索し、「システム環境変数の編集」→「新規」の順に進みます。(Pathがすでに存在する場合は、「新規」ではなく「編集」をクリックしてください。)

3. 変数値に以下を入力し、変数名には「PATH」と入力します。
C:\Python36-32;C:\Python36-32\Lib\site-packages;C:\Python36-32\Scripts

4. 「OK」をクリックし、開いているコントロールパネルのダイアログをすべて閉じます。
Pythonインタープリターの起動
続いて、コマンドプロンプトを開きます。Win + R キーを押し、「cmd」と入力してEnterを押しましょう。
コマンドプロンプトで「python」と入力してEnterを押すと、Pythonインタープリターが起動します。ここであれば、好きなPythonコードを自由に入力して試せます。
終了するときは exit() と入力してEnterを押してください。
まとめ
ご覧のとおり、Windows 10へのPythonのセットアップはとても簡単です。数分でインストールを完了し、すぐに使い始めることができます。途中で問題が発生した場合は、下のコメント欄でお気軽にお知らせください。
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