Windows 10でカスタマー エクスペリエンス向上プログラム(CEIP)を無効化する4つの方法
カスタマー エクスペリエンス向上プログラム(CEIP:Customer Experience Improvement Program)は、WindowsがMicrosoftへ情報を送信するために利用している仕組みです。収集される情報には、アプリのクラッシュ情報、Windows各コンポーネントのパフォーマンス、システム構成、使用中のプログラム、ネットワーク接続の数などが含まれます。さらに、CEIPは定期的に、収集した情報のサマリーを含む小さなファイルをMicrosoftのサーバーへアップロードします。
CEIPは個人を特定できる情報を収集しないとされていますが、デフォルトで有効になっています。そのため、こうしたデータをMicrosoftに送りたくない場合は、完全に無効化することが可能です。この記事では、Windows 10でCEIPを無効にする4つの方法を紹介します。自分が使いやすいと思う方法を1つ選んで実行してください。
方法1:コントロール パネルからCEIPを無効化する
Windows側に必要な設定項目が用意されているため、最も簡単なのはコントロール パネルを使う方法です。スタート メニューで「コントロール パネル」と検索して開きましょう。

CEIPの設定はコントロール パネルの中でもかなり奥まった場所にあります。右上の検索ボックスに「カスタマー」と入力し、検索結果に表示された「カスタマー エクスペリエンス向上プログラムの設定の変更」というリンクをクリックしてください。

設定画面が開いたら、「いいえ、このプログラムには参加しません」を選択し、「変更の保存」をクリックします。最後にPCを再起動すれば、設定が確実に反映されます。
方法2:タスク スケジューラからCEIPを無効化する
別の方法として、CEIPに関連するスケジュールされたタスクを無効にして、そもそもデータ収集が実行されないようにすることもできます。スタート メニューで「タスク スケジューラ」と検索して起動しましょう。

左側のペインで「タスク スケジューラ ライブラリ → Microsoft → Windows → Application Experience」フォルダへ移動します。中央のペインに表示されたすべてのタスクを選択し、右クリックして「無効」を選びましょう。

これで完了です。後からCEIPを再度有効化したい場合は、同じ手順で右クリックメニューから「有効」を選択するだけで元に戻せます。

方法3:グループ ポリシー エディターでCEIPを無効化する
何らかの理由でコントロール パネルから設定を変更できない場合は、グループ ポリシー エディターを利用しましょう。「Win + R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を開き、gpedit.mscと入力してEnterキーを押すと、グループ ポリシー エディターが起動します。

エディター内で「コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → システム → インターネット通信の管理 → インターネット通信の設定」へ移動します。

右側のペインにある「Windows カスタマー エクスペリエンス向上プログラムをオフにする」というポリシーを見つけてダブルクリックします。

ポリシーの設定画面が開くので、「有効」を選択して「OK」をクリックし、変更を保存してください。

その後、システムを再起動するか、管理者権限のコマンド プロンプトで以下のコマンドを実行すると、変更がすぐに反映されます。
gpupdate.exe /force
設定を元に戻したい場合は、同じポリシーで「未構成」または「無効」を選択してください。
方法4:レジストリ エディターでCEIPを無効化する
Windows Home エディションを使用している場合、グループ ポリシー エディターは利用できません。そのような場合はレジストリ エディターを使いましょう。「Win + R」キーを押し、regeditと入力してEnterキーを押すと、レジストリ エディターが開きます。

レジストリ エディターで以下の場所へ移動します。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft

「Microsoft」キーを右クリックし、「新規 → キー」を選択します。

新しいキーの名前を「SQMClient」としてEnterキーを押します。

続けてもう1つキーを作成します。作成した「SQMClient」キーを右クリックし、「新規 → キー」を選びましょう。

新しいキーの名前は「Windows」とします。

必要なキーを作成したら、今作成した「Windows」キーを選択した状態で、右側のペインを右クリックし、「新規 → DWORD (32ビット) 値」を選択します。

新しいDWORD値の名前を「CEIPEnable」とします。

新規作成した場合、値のデータはデフォルトで「0」になっています。ただし、すでに「CEIPEnable」の値が存在する場合は、値のデータを修正する必要があるかもしれません。その場合は値をダブルクリックし、値のデータ欄に「0」を入力して「OK」をクリックして保存してください。

最後にPCを再起動して変更を反映させましょう。後から元に戻したいときは、値のデータを「0」から「1」に変更するだけでOKです。
これらの方法でWindows 10のカスタマー エクスペリエンス向上プログラムを無効化してみた感想や体験談があれば、ぜひコメント欄で共有してください。
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